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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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New York Dolls - One Day It Will Please Us To Remember Even This 

モリッシー・プレゼンツ・ザ・リターン・オブ・ザ・ニューヨーク・ドールズ オール・ドールド・アップ
 ロックンロールなんてのは狂気の沙汰だぜっ!ってのをショウとして最初に体現していたバンドのひとつであるニューヨーク・ドールズ。ちょっと前に元ファンクラブ会長を務めていた元ザ・スミスモリッシーがメルトダウンフェスティバルを開催するに当たっての目玉バンドとしてニューヨーク・ドールズの再結成を要請したことが始まりだった。…とは云えオリジナルメンバーの大半を失っていたドールズの再結成なんてのは誰がアテにするのだろう?そんな疑念もあって、ドールズのフロントマン、デヴィッド・ヨハンセンは再結成話に悲観的だったらしい。「正気じゃないね」って呟いていたらしいからなぁ。

 ところが、だ。そのライブをこなした後、自信が着いたのか、ツアーを行うことにした矢先にオリジナルメンバーのベーシスト、アーサー・ケインが他界。時を計ったようなタイミングでの訃報にバンドはぐらつくものの、元ハノイロックスのサミ・ヤッファをベーシストに迎えて再度復活。これでオリジナルメンバーはギターのシルヴェイン・シルヴェインとヨハンセンのみとなった…。しかし、ベースのサミ・ヤッファだって既に伝説と化しているハノイロックスの、正にドールズ直系バンドのベーシストだったワケで、ぴったりの人選だし、本人も憧れのドールズでベースが弾けるだなんて思いもしなかっただろう。それで2004年には日本公演も実現して、にわかフィーバーを醸し出した再結成ドールズ。ついでにその頃だとハノイロックスも再生誕していて、正にバッドボーイズロック復活!の兆しだった。

 そして驚くことに、そのままの勢いが持続していて今年初っ端からスタジオレコーディングするとのウワサは聞いていたものの、まさか本当に新作がリリースされるとは…。そして、出来上がった作品が「 One Day It Will Please Us To Remember Even This」というアルバムだ。話題としてはイギー・ポップのゲスト参加などだが、正直云ってどうでもよろし。このアルバムを初っ端からデカイ音でガンガン聴くべし♪ すげぇロックンロールが詰まってるからさ。オープニングからサミ・ヤッファのドライブするベースラインってのがかっこいい。そしてどの曲聴いてもキャッチーて毒々しいロックンロールのオンパレード、ギターの音も確かにドールズの歪み具合とフレーズは健在で、ジョニー・サンダースでなくてもしっかりとその血は脈々と受け継がれているのだ。そしてちょっと声に張りがなくなったけど毒々しさは相変わらずのヨハンセンの歌声も渋みを帯びて正にロックンロールパーティそのもの。涙チョチョ切れるバラードっぽいのも安っぽいロックバンドらしくていいね、こういうの。今の時代こういうロックバンドがいないんだよ、みんな凝ったこと考えすぎだしやりすぎ。ロックはこれでいいんだよ、そう思わせるほどのパワーに満ち溢れた作品で、決してニューヨークドールズの名に恥じない相変わらずの三枚目のオリジナルアルバムと云える快作♪

Hanoi Rocks - Two Steps From The Move 



 NYドールズ直系のロックンロールバンドと言えばハノイ・ロックスしかないでしょっ!何故かフィンランドから同じ香りを持つバンドが80年代になって登場。更にケバくグラマラスで毒を持ったロックンロールバンドで日本でも凄く人気があったハズ。まぁ、マイケル・モンローのルックスの派手さがダントツに印象に残るワケだが、8ビートギャグでの盛り上げ方もあったからなぁ(笑)。

 それはともかく、イギー・ポップやNYドールズに輪を掛けたような演奏の下手さに驚く(笑)。ファーストから「ミステリー・シティ」に至るまでの作品は激しさや曲のかっこよさはあるもののとにかくバラバラで聴くのが大変(笑)。でも、かっこいいんだよ、ホント。「Maribu Beach Nightmare」なんて誰でも知ってるだろうしさ。ライブ盤「All Those Wasted Years」なんて凄い飛ばし方で、それこそアリス・クーパーやイギー・ポップのカバー曲やってるんだけど、これが凄いんだな。映像見てても凄いパワーだし、ロックバンドって感じ。珍しいのはサックスが登場する点だろうね。マイケル・モンローがあれでサックス吹けるってのが驚くんだけど、結構ロックにサックスはハマるんだな。

 で、アメリカ進出するんだけど、この時のプロデューサーにボブ・エズリンを迎えたワケだが、相当やり合いがあったらしいね。今までの自己流と音楽として売るための徹底さがエゴのぶつかり合いになったみたい。ま、そりゃ、どっちの言い分もわかるんだけど、結果論としてはボブ・エズリンのプロフェッショナル感の勝ち。そして名作「Two Steps From The Move」が生まれたワケだ。CCRのカバー曲「Up Around The Bend」から幕を明けるこの作品はロックンロール満載の、そしてレコーディングでの演奏はもちろん上手く仕上げているので聴きやすい。その分毒気が若干消えたけど、ジャケットでカバー(笑)。ここにハノイ有りって感じにしっかりとアピールできたんじゃないかな。「High School」とかいいしなぁ。あ〜、それ以降どれもいいなぁ、クサいけど「Million Miles Away」のサックスとかさぁ、いいんだよね。で、アメリカ行って当時新進バンドだったモトリー・クルーと不良青年同士で仲良くなっちゃって、結局ラリったままヴィンス・ニールと一緒に車に乗ったドラムのラズルが事故死。以上、みたいな感じ。まぁ、ロックンロールらしい話なんだけどさ。

 それから20年後、まさかのハノイ復活。アンディ・マッコイとマイケル・モンローの二人だけで再生誕なんだけど、その時のアルバム「Twelve Shots on the Rocks 」が気合い満点で最高にかっこいいんだよ!その勢いでワールドツアーして日本にも来たので行きました〜。驚いた。滅茶苦茶カッコいい!って当分ハノイ漬けの日々だったなぁ。そうそう3月には過去のカタログも含めて全部リマスター盤紙ジャケCDがリリースされるらしい。そういう売り方するバンドでもないと思うけど、まあファン層が広がるならいいのかな。そういえばNYドールズの再結成には元ハノイ・ロックスのベーシストサム・ヤッファが参加していたな。ロックンローラーだなぁ。ちなみに彼はジョーン・ジェットのバックにも参加している。アンディ&マイケルのハノイは相変わらずかっちょいいぜ!

New York Dolls - New York Dolls 

New York Dolls Too Much Too Soon Rock 'n Roll

 ロックンロールの定義:毒がある、かっこいい、ヒネてる、ストレート、ノリがいい、近寄りがたい、などなど…。すなわちニューヨーク・ドールズそのもの。

 随分と色々なロックンロールバンドを聴いたけどニューヨーク・ドールズほどロックンロールという定義が見事に当てはまるバンドはいない。くどくど語る必要はないんだろうけど、ロックンロールはブルースから派生したものだし、そこから発展したロックは多ジャンルの何かと融合したもの…例えばプログレはクラッシックやジャズを持ち込んだものだし、ポリスクラッシュのようにレゲエやスカを持ち込みこともある。またはモータウンやソウルを持ち込むものもある。いわゆるロックの世界。しかし純粋なロックンロールはコレだ、っていうバンドはほとんど存在していないと思うんだよね。プレスリーだってカントリーだしね。

 ところがニューヨーク・ドールズのサウンドは完璧に純粋なロックンロールなのだ。ラモーンズ当たりも近いところにいるんだろうけどちょっと趣が違うので、やっぱドールズ。こないだ再結成して来日公演もやったみたいなんだけど、ヨハンセンの意気込みだけでできたようなものだし…、余談だけど確かザ・スミスのモリッシーが再結成を実現させたらしい←ニューヨーク・ドールズのファンクラブ会長だったとか?よーわからんヤツ(笑)。

 この余興は随分と一部で盛り上がったみたいなんだけど、やっぱり当然ながら1973年リリースの早すぎたパンクアルバムと言われたファースト「New York Dolls」が良い。純粋なロックンロールのオンパレード。何の香りもしない、純粋なロックンロール。ギターを始めるならここから始めればロックンロールって何かがよくわかる。ボーカルを始めるならここから始めるとロックンロールの歌ってのがわかる。まぁ、上手い下手ってのはそこからの努力だが、スピリットとしては絶対だね。どの曲を切り取ってもとにかくロックンロール。ギターはもちろんレスポールJrを掻き鳴らすジョニー・サンダーズのフレーズが特徴的でとにかくエッジが立った耳を引きつける音でしかも軽快だから疾走感が凄い。ヨハンセンの歌はミック・ジャガーと比較されることが多いんだけど、ま、そういう歌い方かな。アメリカ人だからもっと堂々としてるって感じだね。それでいて二人のギターの絡み方というかアレンジがきちんとしていてあんまり語られないけどツインギターの魅力もしっかりと持っているんだな。

 ケバいメイクと底の厚いブーツ、純粋なロックンロールサウンド、ジョニー・サンダースの逆毛の立った髪型、どれもこれも衝撃的でかっこいいという形容詞以外に浮かばないバンド。セカンドアルバム「Too Much Too Soon」のジャケットではライブの1シーンが切り取られていて、滅茶苦茶かっこいいんだけどね、どんなライブを繰り広げていたんだろう、凄く気になるね。ライブ盤なんかじゃダメなんだよね、映像がないとさ。でもナマで見たら一発で昇天だろうなぁ。

こんな日本語のサイト見つけたので参考にしてみるといいかも。
NewYorkDolls

Sex. Drug & Rock'n Roll!

P.S.
貴重な情報ありがとうございます>似顔絵ロックさん♪
All Dolled Up
貴重な70年代の映像みたいです〜





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