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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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Roxy Music - Roxy Music 


 この流れからしたら聴かざるを得ないなぁってことでやっぱり予想通りのロキシー・ミュージックです。アルバム単位ではもちろんファーストから順に聴いてきたし、やっぱりグラムロックという名のもとに売り出されたバンドなので昔から何回も挑戦したんだけど全然受け付けなかったんだよね。まあ、大人になれば聴けるんだろう、って思ってたので実に久しぶりの挑戦になりました。バンドのメンバーだって、イーノからエディ・ジョブスンフィル・マンザネラって揃ってればプログレ好きからしたら結構なメンツで、ちょっと楽しめそうなもんだし。

 ところが、だ。何枚かアルバムを聴いて更にベスト盤まで聴いてもやっぱりダメだったのだ。受け付けない(笑)。何でだろう?ロックじゃないんだよなぁ、とふと思う。後期なんて聴いてるとデュランデュランと変わらないし…(逆なんだけどさ)。イーノがいた頃のロキシーはまだまだ前衛的で、ヘンなイギリスのサウンドだったんだけど、グラムロックという言葉から入ってるから「なんか違う」って感じだし、抜けてからのいわゆるヨーロッパのデカダンなバンドとしての時代となるとスパイスもないのでロックには聞こえないんだよなぁ。まあ、人には色々なロック感があるだろうからこれがロックだって人もいるんだろうけど、ちょっと違う。これが本音。だったらブログ書くなよ〜って思うんだけど、せっかく気合いを入れて聴いたにもかかわらずやっぱりダメだったってことは今後一生ダメなんだろうと思う。もしかしたらそういうのって他にもあるんだけど、一生ダメなのかもしれないなぁ。

 初期二作はイーノ時代の傑作で、ある種新進なサウンドだったのでやっぱり価値はある。そしてジャケットが話題になった「Country Life」、更にミック・ジャガーの奥方となるジェリー・ホールを起用した美しき「Siren」と素晴らしい栄光記録には違いないし、やっぱりヨーロッパらしさを打ち出したデカダンで怪しげなサウンドは唯一無二。更に「Avalon」では最早音楽界最高の音質のレコードとまで表された優れたレコードを発表していて、これを最高傑作に挙げる人もいる。うん、これくらいは知識的に知ってるし、聴いたんだけどね。ま、しょうがない、えらくクールなブログになってしまったがこういうのもあるわな。それがロキシーの良さなのかもしれん。

T.Rex - Great Hits 


 グラムロックの雄と言えばやはりT.Rexになるのが一般的なんだろうなぁ。グラムロック=グラマラスロック、簡単に言うとお化粧して軽いロックを演じるスタイル。う〜ん、でも言葉の割にはあんまりそれらしいバンドは多くないので一時期のブームだったとしか考えられないんだよな。で、そこで留まらずに次々と手を変え品を変えて乗り越えていったのがデヴィッド・ボウイで、そこに依存してしまいそれでも毅然としたロックスターのまま(?)、英雄となったマーク・ボランの違い。その他グラムロックブームに出てきたSweetやSlade、Cockney Rebelなんかは即撃沈しているし…。あ、もう一つ頭の良いバンドがロキシー・ミュージックね。これもデビュー後のとっかかりとしてはグラムロックというステップを踏んだものの、元々がしっかりした音楽集団だったので、戦略勝ちでしっかりとイギリスを代表するバンドに成長。ブライアン・フェリーなんておっしゃれ〜って感じで今でもバリバリ。イーノやフィル・マンザネラ、アンディ・マッケイなんかはああいうミュージシャンなのでしっかりと残ってるしね。

 で、話はソレまくってしまったんですが、マーク・ボラン率いるT,Rexですが、個人的にはスティーブ・トゥックと組んでいた頃のティラノザウルス・レックスの方もアシッドなフォークバンドで好きなんですけどね…、近いうちにこの頃の音源を網羅したボックスセットがリリースされるみたいなので、結構楽しみ♪ グラムロックスターとしてのマーク・ボランよりもブリティッシュロック(フォーク)然としたこの時期は偏見なしに聴いてみるとイギリスもの好きな人は良いかもね。でもやっぱり満足しきれなかったマーク・ボランが新たにミッキー・フィンと組んだのがT.Rex。1971年には名盤と言われる「Electric Warrior」、1972年には更なる名盤と言われる「The Slider」をリリースと正にグラムロック黎明期を支えた人。スパンコールの衣装に黒いレスポールカスタムでカーリーヘアーのあの姿は誰でも一度は見たことあるでしょう。その他にもシングルヒットを連発していて、結局一番良く聴いたのは「Great Hits」だったりする。あまりにも軽快なブギー、パッと聴いた感じでは非常にキャッチーなポップソングを奏でたマーク・ボラン節は確かに一瞬だけ光り輝いたのかもしれない。それでも30年経過してまだまだ支持され続けているってのはやっぱりかっこいいからなんだろうな。もう聴かなくなってから久しいけど、久々に手を出すとシンプルに良い、って思って聴いていることがある。オリジナルアルバム単位で聴かないのは「20th Century Boy」が聴きたいから。

 1977年9月16日奥さんの運転する車で事故死。奥さんはピンピンしていたけどマークだけ死亡。よかったのかもしれない。その一週間前くらいにはボウイと久々の共演。それがラストステージ。そして今でも日本では9月16日になると秋間経夫氏が追悼イベントを開催しているようだ。

Silverhead - 16 and Savage 


 イギリスにおけるニューヨーク・ドールズ的バンドとしての印象を持っているバンドとして個人的な見方かもしれないんだけどシルバーヘッドってのがある。後追いだからそういう印象なのかな・・・どんな本とかを見てもそんな風に書かれてはいないんで、多分そうだろう(笑)。でもさ、出てきた年代的にも近いし、ケバさも持ってて華もある(・・・って勝手に思ってるんだろうか)、そして何よりもエッジの立ったピュアなロックンロールってのが良い。もちろんイギリスなので、それなりの暗さっつうかどんよりとした湿っぽさははあるんだけど、かっこよい。なんってったって、マイケル・デ・バレスっていうフランス貴族様の落ちこぼれってのがロックンロールをやってるってのが良い。メロディメーカーのメンバー募集には「エロティックでリラックスしたミュージシャンを求む。」て書かれてたのも有名な話。

 デビューは1972年、一般的にはグラムロックの一端を担うバンドとして紹介されることが多いんだけど、そんなにチャチじゃないと思うんだよなぁ。いや、グラムロックも好きなので別にバカにするわけではないんだけど、何かさ、スウィートとかスレイド(これもいいなぁ)とかとはちょっと違うしね、毒があるのよ。ロックに於いて、この毒ってのがあるとないとでは大違いで、何がって言われても困るので語れないんだけど(笑)。ファーストアルバムから音楽的な方向性はしっかりと打ち出されていて・・・っても大したものではないんだけど、やっぱりジャケットからしてインパクトのあったセカンドアルバム「16 and Savage」がいいんだ。邦題「凶暴の美学」。ちなみにファーストは「恐るべきシルヴァーヘッド」。うん、よく言い表している。それから1973年のロンドンで行われたライブを収録した「Live At The Rainbow」なんていう日本とドイツだけでしかリリースされなかったライブ盤もあるなぁ。最近ではキャプテンレコードからロンドン、アレクサンドラパレスのライブと伝説の日本公演を収めた全くブートレッグと大差ないライブ盤がリリースされていて、マイケル・デ・バレスがライナーを書いているっていうのもあって、コレはなかなか知らないと知らないCDだよね。ドールズなんかもそういうのいっぱいあるみたいだけど、シルバーヘッドでもあるんだな。映像は全く見たことないのであるのかどうかも知らないんだけど、見てみたい。それよりも短い活動期間の中で日本公演が実現しているってのも凄くって、見た人が羨ましい。当時このライブを見に行く人って結構ニッチだったんだろうか?決してメジャーではなかったと思うけどなぁ。Iron Rosaryブログで名古屋公演について書かれているんだけど、そうなのかぁ〜、裸かぁ〜、やっぱなぁ、写真見るだけでも凄いもんなぁ、羨ましい〜。いや、裸が、ではなく、ライブが、です(笑)。

 で、そのセカンドアルバム「16 and Savage」の中身を語る前に、自分がコレを手に入れたのが多分1980年代後半くらいで、中古盤屋を散々探し回って2年くらいかかってやっと見つけたのが日本盤でさ、しかも定価(笑)。プレミアじゃなかっただけ良かったけど、それでしっかりとブックレットも付いていて、凄くかっこいいなぁって思いながらそわそわしてターンテーブルに載せた記憶があって、しっかりと覚えてる。こういう瞬間ってレコード時代にはよくあったな。まあ年齢ってのもあるんだろうけど、ジャケット見ながらライナー見ながら聴くっていうの、いいよね。最近そういう聴き方してないからだろうけど。初っ端から「Hello New York」のチープなイントロが流れてねっちい歌声が絡んでくる最高のロックンロールで、飛ばすだけじゃなくってギターなんかも結構ねっちい音でカッティングが絶妙に入っている、まあ、マーク・ボランみたいなというかグラマラス、本当にグラマラスな雰囲気でじっくりと聴き込めるんだよね。これだけでもうノックアウト。最後の「16 and Savage」までドタバタしながらもわぁ〜って一気に聴いてしまうもん。「Only You」なんてしっくりとくるバラードもあれば「Heavy Hammer」なんて重〜いのもあって、そしてタイトル曲「16 and Savage」はもの悲しい名曲だし、グルーブ感がたまらんのよ。

 この頃のロックってボウイやT-Rex全盛期で、シルバーヘッドみたいなのも出てきてニューヨークではドールズで・・・、良い時代ですね。もちろんZeppelinもバリバリでストーンズも最高の時期だし、熱い時代だ。このバンドもそんなに埋もれなくてももうちょっと浮上して良かったと思うけどな。パープルレーベルだったワケだし。ま、いいか。かっこいいし、出会えたのもラッキーさ♪

Mott The Hoople - Greatest hits 


 モット・ザ・フープル。ステージでの評判は「Violence」と書き立てられていたものの、なかなかレコーディングアルバムにその様相を記録することができずに泣かず飛ばずの状況が続いていたが、デヴィッド・ボウイとの出会いによって大きくバンドの運命が変わった珍しいパターンのため、なかなかバンドの実体が掴み難いのが正直なところ。実際に書いていながら自分も上手く把握していないので大きなことは言えないのだが(笑)。

 まあ、それでもバドカンからの流れで気になったので聴いてしまったのは手っ取り早い「ベスト盤」と「全ての若き野郎どもに」ですね。中期モットのロックンロールがたっぷり入っているので大体こいつで済ましてしまうといういい加減なリスナーではあるんですが…。よくグラムロックの一員として云われているけど決してそんなことなくって、もっと骨っぽいシンプルなロックンロールなバンドで聴いていると忘れてたけどバドカンで結構ここらへんのリフやら曲やらが持ち込まれているんですね。ミック・ラルフスの意地ってトコでしょうか。で、やっぱりライブ盤が聴きたくなって見つけたのがちょっと前にリリースされた1972年のフィラデルフィアで行われたライブアルバム。彼らの出世作「All The Young Dudes」からは何とボウイ本人がゲストで参加した珍しい瞬間をアルバムとして記録したもので、両方のファンとしては嬉しいリリースだったし、モットのライブとしてもやっぱり脂の乗った時期なのでライブバンドという面を実感できるね。映像は見たことがほとんどないんだけど、見てみたいな。
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