Google&Amazon



 iTunes Store(Japan)
Zep DVD Shop
ロック映画名選
David Bowie映画名選
ヨーロッパ映画名選

Powered By FC2

Powered By FC2ブログ

アクセス解析

S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
08« 2008/09 »10

プロフィール

フレ

Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

ブログ検索

ショートカット

最新記事

カテゴリー

最新コメント

最近のトラックバック

過去ログ

リンク

RSSフィード

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

QRコード

QRコード

W.A.S.P - W.A.S.P 

 80年代にケバさを誇るバンドの双璧と言えばトゥイステッド・シスターかワスプか(笑)と話題になるハズなのだが…、いや、方向性が違うから話題にもならないのかもしれないけど(笑)。このバンドも、と言うかボーカルのブラッキー・ローレスの来歴って結構不思議で、ニューヨーク・ドールズの末期にギタリストとして参加していたとか…、ホントか?とも思うがワスプ自体は確か77年頃に結成していたらしいので、まぁ、年齢的にもおかしくないのかなぁなんて思ったりする。

魔人伝 Last Command (Dig)

 1984年リリースのファーストアルバム「魔人伝」。まぁ、とにかく驚いたのは股間に付けた丸ノコという姿とBCリッチのワーロックという如何にもなギターの形と毒々しい衣装とルックスとヤバそうな目つきだな(笑)。あ、あと女性がやたらと色っぽいのもらしくて良かったが。一応LAメタルに分類されるのかな?音だけ聴いていればそうだろうし出身を考えてもそうなのかもしれないが、あまり一緒にされたくないバンドもあるだろうから分けておこう(笑)。

 アルバムの内容的には最初からオドロオドロしい部分はあるもののサウンドはやっぱり爽快なLAメタル 、っつうかポップでキャッチーなハードロックで、取っ付きやすい。これもまたシングルヒットした「悪魔の化身」とか「ラブ・マシーン」なんてのが顕著で、確かに早いしヘヴィメタなんだけどしっかりサビがあって展開しているからね、聴きやすいんだよ。しかしビデオの方はもの凄く悪魔的なメイクと髪形とルックスと目つきでかなりヤバそうに見えるから騙された(笑)。

 シーンに与えた影響は結構大きくてあちこちのバンドがトリビュートしてるらしいけど、逆にワスプがザ・フーの「The Real Me」をやってたりする方が興味深い。そんな曲やるのも珍しいし、彼等がそんなのやるってのにも驚いたしね。しかしこれがまた聴いてみると異常にかっこよいので見直した。声と演奏がハマってるんだもん。

 …ってなことで、キワモノ扱いされているバンドだけど、改めて聴き直してみると意外と富んだ音楽性に気付いたりして、なかなか楽しめた。YouTubeのおかげでもあるけどね♪



ついでに「The Real Me」もどう?

Twisted Sister - Stay Hungry 

 80年代のMTV全盛期になるとポップス系統はもちろんのことながらルックスでインパクトを放つヘヴィメタバンドなんてのもお茶の間に顔を出すことが出来るようになって、本人達が意識するしないに関わらずひたすら垂れ流しでビデオが流れていたものだ。そうなると音楽が云々よりも見た目のインパクトでどれだけ記憶してもらえるか、みたいな感じも多かったんだろうなぁ、と。自分的にはそういうのに乗せられたって気もするが(笑)。

Stay Hungry Still Hungry

 1984年リリースのケバケババンド、トゥイステッド・シスターの三枚目のアルバム「Stay Hungry」、そして世界中でバカ売れしたシングルがいくつか入っている代表作。まぁ、ジャケットからしてセンス悪いし、気色悪いし、普通にかっこいいものを求めている場合は絶対に手にしないだろうし、女の子からも全く無視されるジャケットのハズなんだが、MTVで流れていたビデオ「We're Not Gonna Take It」や「I Wanna Rock」なんてのはそんなケバさがあったにも関わらず結構面白いビデオで、その辺がアメリカンなジョークの方がウケたというのか、まぁ、女の子のファンがいたかどうか定かではないが。当時の友達の女の子は見ただけで気持ちワル〜って言ってオシマイにされたような…。

 しかし、しかし、だ、それが今になってまた世間に出ているのだ。しかもセルフカバーアルバム「Still Hungry」なんていうのまでリリースしているという気の入れ方。プロモビデオをYouTubeで見たが、う〜ん…、アメリカ人。いや、まぁ、それは良いんだが、あのケバさを復活させるってのはよほどのことだよなぁと。凄い。ちなみにこのバンド、結成は1973年頃っつうから結構下積みは長い=デビュー時には結構な歳だった、ってことか。

 で、音。思い切りヘヴィロックな部分もあるけどシングルヒットでわかるようにメロディ自体は凄くポップスだったり…、よく出来てるっていう感じだけど今聴いても別に古くは感じないな。しっかりしてるんだろうね。アルバムの他の曲なんかは割とヘヴィな音なんかも多くて見かけだけじゃない実力も聴かせてくれる、と思う。

 …とは云え、ルックスのインパクト以外にやっぱり特徴がないと言えばないので以降一気に失速してしまうバンドではあるが、下積み長くてメジャーになったらすぐ解散ってのもねぇ…。バンドは難しい。でも今でも語り継がれるアルバムを残せたっていうのは凄いことでしょ。80年代米国B級的ロックも、まぁ、いろいろある。

Kiss - Dynasty 

 70年代を代表するロックバンドとして名を馳せているキッスもディスコブームには魅力があったらしい。当時もちろんロックファンの間では相当の知名度があったことは想像に難くないが、はて一般大衆を相手にした場合はどうだったんだろうか?やっぱり名前は知られていたとしてもキテレツなメイクが話題になるくらいか、というレベルだったんだろうなぁと思う。そこへディスコブームのサウンドを流用して一気に一般市場へのブレイク!を狙ったと予測するが、その狙いは見事に成功したワケで、さすが商売人ジーン・シモンズと思われる(笑)。

Dynasty Unmasked

 1979年リリースの邦題「地獄からの脱出」。ストーンズやロッドがシングルヒットを飛ばしてアルバムをリリースしたのが1978年だったのでキッスはシングルはともかくアルバム丸ごとを売るには少々遅かったという感じもするが、それでも売れまくったらしい。でもこのアルバム面白いか?アメリカの音だから時代が反映されていれば売れてしまうだろうし、流行モノとして捉えればそういうモンだろうから悪くないけどさ、アルバム的には全然魅力を感じない。どこかチグハグで付け焼き刃的というのか…、ロックらしさが消えてキッスらしさも消えて…、多分バンドの中でも試行錯誤した状態の時期だったんじゃないかな。それが「Loving you Baby」のヒットのおかげで何となく持っていたっていうか。

 そうか、このアルバムでドラムのピーター・クリスが脱退するんだ。しかもこのアルバムの内、4曲目の「Dirty Livin'」くらいしかドラム叩いてないんだね。なのでこの曲だけは妙にバンドらしい音で、キッスらしい音でもあるんだが、不思議だなぁと思ってたらそういうことだったのか。この辺までキッスは追いかけていなかったのでよく知らなかった(笑)。2曲目にはエースが歌っているらしきストーンズの「2000 man」のカバーだけど、ん〜〜、あんまり冴えない。全体的にキッスらしさというかポップな側面はキッスらしいんだけど何かなぁ〜、ハードなキッスファンからしたらどうなんだろ?友人Aは全く聴かないらしいが(笑)。

 ストーンズやロッドが上手く渡ったようにキッスは渡りきれなかったアルバムで、ディスコブームだけに囚われてしまったって感じ。バンドとしてそういうスタイルに挑戦するのはゆとりと自信がなければできないことだけど、ちょっと失敗かな、と。まぁ、それでも何度も再発されてるし売れてるし悪くはないんだろう、きっと。自分的にはキッスはやっぱりこの前の作品あたりまでかねぇ…。

 ま、今でもCMで使われるくらいのヒットソングを持っているんだから良いのかな。

Queensryche - Take Cover 

 最近はトリビュートと称してプロのミュージシャンによるカバーアルバムっつうのもひとつの作品として数えられることも多くなってきたようで、オジーによるカバーアルバム「アンダー・カヴァー」とか取り上げたことあるんだけど、増えてきてるよ、な?いや、それなりに面白いから良いんだけどさ。パティ・スミスの「トゥエルヴ」とかもあるし…。うん、そんなのでそれほど気にしているバンドっていうワケでもないけどテクニカル面や革新的な音を出してきたバンドという認識のあるクイーンズライクが、カバーアルバムを出したので、ちと聴いてみた。元々カバー曲が色々とやっていて、ライブではフロイドを丸ごとやっていたりするので別に今更って気はするんだけどね。

テイク・カヴァー


テイク・カヴァー
1. Welcome To The Machine (Pink Floyd)
2. Heaven On Their Minds (Jejus Christ Superstar)
3. Almost Cut My Hair (Crosby Stills Nash & Young)
4. For What It's Worth (Buffalo Springfield)
5. For The Love Of Money (O'Jays)
6. Innuendo (Queen)
7. Neon Knights (Black Sabbath)
8. Synchronicity II (The Police)
9. Red Rain (Peter Gabriel)
10. Odissea (Carlo Marrale & Cheope)
11. Bullet The Blue Sky (Live) (U2)

 やっぱ曲目とオリジナルアーティストを書いておいた方が良いだろうから(笑)。面白いんだけど全体的に云えるのは深みの無さ、かな…。いや、手厳しいかもしれないけど、多分楽器的に凝ってなくって自分達のバンド編成でできるカバーバージョンだからだと思う。凝ったオーヴァーダビングとかしてないみたいだし、アレンジも凄く練ったって感じじゃないからそのままバンドでカバーしてる印象のままなので。だから深みというか、染み出てくるものがないのが残念かな。

 ただし一曲づつ聴いていくとかなり面白い。最初のフロイドなんて結構な雰囲気出ているし、好きなんだなぁ〜ってのがわかるもんね。バッファロー・スプリングフィールドのこれは色々な人がカバーしてるけど、結構忠実…とは云え、自分達らしい面は多少出していて聴き慣れている耳からすると「ん?」ってのはあるが(笑)。んで、期待して聴いたのがクィーンの「Innuendo」。いやぁ…、これが一番深みがなくってそういう聴き方からすると物足りないけど、凄くよくカバーしていて、ギター二本でここまでやれるんだなぁ〜と。しかもスティーヴ・ハウが弾いていたスパニッシュギターの部分もナイスな弾き方で…。やっぱオエーケストレーション入れて欲しかったなぁ〜。で、サバスの名曲「Neon Knights」はお手の物ってトコか。それと来日間近のポリスも結構そのままで、このバンドって何でも上手くできるんだ、っていうか、上手い。最後のU2のカバーはライブなだけあって、雰囲気バッチリ。このテンションでどれも出来ていれば凄いんだけどねぇ。

 マニア向けのアルバムってことになるんだろうけど、こないだ「オペレーション:マインドクライムII」をリリースして一区切り付けたってのはあるだろうから、こういう力の抜いたアルバムリリースなんだろうね。

Avenged Sevenfold - Avenged Sevenfold 

 ブログ仲間のHiroshi-Kさんは何かと新しい音に敏感で古いモノも知っているし新しいモノも鋭いアンテナで聴き入れているので何かと情報を貰っているのだが(笑)、その徒然なる論評ってサイトでもちょっと前に紹介されていて、気になったので入手してなるほどなぁ〜と聴いているバンドがこのアヴェンジド・セブンフォールドっつうバンドです。

アヴェンジド・セヴンフォールド オール・エクセス

 2007年11月リリースの彼等の5枚目のアルバム「アヴェンジド・セヴンフォールド」。もっともインディーズ時代のリリースもあるのでキャリア自体は長そうなのだが、カリフォルニア州出身の若手…?バンド。音的にはなかなかメロディアスな歌メロを持ったハードロック、というかヘヴィメタに近いバンドか。そこに攻撃性を持たせているので精神的な激しさが感じられるところから一昔前のガンズとかモトリーとかっていう類に例えられることが多いみたい。聴いてみるとわかるんだけど、なるほど、これぞロックのスピリットっていうのは持っているのでかなりアグレッシヴな姿勢がよくわかる。

 うん、ギターの音がね、ヘヴィーなんだけど結構マイルドで耳障りではないのが気に入った。歌もハイトーンじゃなくってダミ声的に歌っているっていう、別に上手いとかじゃないけどメロディがしっかりしているからかな、聴きやすい。そういう意味では古いセンスを持ってるバンドなのかもしれないな。ただし当然ながらカリフォルニア出身のバンドなので巧さとかはあるにしても深さはない(笑)。エヴァネッセンス的なところもあると思うのは個人的偏見か…、いや、深みの問題ね。

 しかしそんなのを本人達も感じているのか今回のアルバムの最後の二曲では全くそれまでとは異なった曲を入れていて…、まぁ、なんつうのか、メランコリックなスカのようなハードな音で、これじゃギターはつまらんし、皆が期待しているような展開ではないぞ?みたいな。単なる遊びとして、これからもハードで進んでってほしいなぁ。

 いやぁ、スカッとする音で、良いよ、これ。アタマ振りながら楽しめるしさ。ギターソロとかがもっと流暢にあったらもっと昔風のバンドに聞こえたんだけどなぁ。調べてないけど多分ツインギターだと思うので、美しく奏でるワザを覚えれば結構最強かも。まだまだこれからも楽しみなバンドでオススメできるね。



Van Halen - 2007 Live 

 巷ではポリスの再結成が非常に話題になっていて、そして来年の二月には日本にもやってくるということでチケット争奪戦が始まったのか始まるのか…、多分凄いことになっているだろうから取れないだろうなと思っているんだけど、2007年にもなると80年代のバンドが結構再結成という話も多くて時代を感じるねぇ。

The Best of Both Worlds LIVE RARITIES

 そんな最中、ヴァン・ヘイレンが何とデイヴ・リー・ロスをボーカルに従えてツアーを行うというニュースを聞いたモノだ。果たしてどんな様相なのか、ベースはエディの息子であるウルフガングが受け持っているってことで、なかなか興味深いなぁと思ってはいたのだが先日いくつかのライブ映像を見る機会があり、ちょろっと見てみた♪

 「うわぁ〜」

 始めはデイヴのカラダの硬さにちょっとショックを受けた(笑)。いやぁ、さすがに開脚ジャンプってワケにはいかないだろうからそれはしょうがないんだけどね。カラダは鍛えられまくっているのでルックス的には髪型以外は悪くない。しかしこの三人が同じステージでまた並んでいるっつうのが凄いよなぁ。結局デイヴの在籍したヴァン・ヘイレンって5年くらいのもんで、以降の歴史の方が全然長かったんだよね。でも、まぁ、やっぱりファン的にはデイヴ好きが多いと思う。そしてベースの息子。いやぁ、学園祭じゃないんだからさ、もうちょっとプロらしくしろよと思うようなまだまだ子供のお遊びみたいにステージに参加している。親父の苦労とは正反対に無邪気にステージやっているみたいに見えてしまうなぁ。元々ギター弾きなんだろうね、このベースの弾き方はさ。まぁ、いいけど。

 で、エディ。

 「すげぇ〜、変わらねぇ〜」

 久々にこういうギターを見たのでまじまじと見入ってしまって、改めてエディのギターのセンスとテクニックに脱帽。かっこいいわぁ〜。ギターってこんなに色々な音が出るもんなのか、んでこんなに色々な弾き方あるのかって感じで、しかもどれもこれもさらりと笑いながら簡単に弾いてるしさ。いやぁ、やっぱり凄い。

 演奏されているのはもちろんデイヴ時代のアルバムからで息子が選曲したらしい。まぁ、あんな父ちゃん持ってたらファンにもなるだろうしなぁ。

Aerosmith - Aerosmith 

 アメリカのバンドでも一聴しただけではそれとわからないバンドも多くなってきた。昔はなんとなくわかったものだが、最近のバンドでは特にそれが顕著ではあるかな。しかし25年も昔の1973年にボストンから出てきたバンドは一聴しただけでは英国のバンドかと思うような曲が多かった。ところが今ではアメリカンハードロックの超大御所バンドに君臨している。この変貌ってのはなかなか凄いモノがあるなぁ、と。逆に英国出身のバンドでも滅茶苦茶アメリカナイズされてしまったホワイトスネイクっつうのもあったので、あまりこだわることはないのかもしれないけど、それでもやっぱり英国風味がどれだけ吸収されているのかってのはセンスの良さに通じるところがあるので気になるものなのだ。

野獣生誕(エアロスミスI)(紙ジャケット仕様) 飛べ!エアロスミス(紙ジャケット仕様)
Aerosmith - Young Lust - The Aerosmith Anthology The Aerosmith Anthology

 ん?バンド名書いてなかったか(笑)。まぁ、いいでしょ。エアロスミスだよ。1973年にデビューしたんだけどこれもまた全然売れなくってねぇ…、そういうハングリー精神っつうのがあったからかっこよいロックバンドだったんだろう。ご存じギターのジョー・ペリーが英国ロック大好きで、ジミヘンの隣に墓を買ったオトコだし、ヤードバーズ大好きでジミー・ペイジと「The Train Kept A Rollin'」をジャムっちゃうとかさ、この人の純粋なロック好きギター小僧っつうのがエアロスミスの根元だ。多分。で、テクニックがないからもう一人のブラッド・ウィットフォードというこじんまりとしたギタリストを配して音楽的にサポートさせているってトコか(笑)。いや、別にケナしてるのではなく、そういう志向性を持ったバンド形態なんだなということだ。それがばっちり良い方に向かっているんだから、今でも続いているワケだしね。ちなみにスティーヴン・タイラーは元々ドラマーだったのでリズム感ばっちりの歌い方ってのも納得でしょ。

 で、このファーストアルバム「野獣生誕」なんだが、もちろんこの頃にこんな駆け出しバンドに金を出してがっちりとスタジオ録音しろということもなく、どちらかと言うとデモテイク的な音でしか録音させてもらえなかったらしいが、そのチープさがかえってバンドの本質をさらけ出したのか、かなり良い雰囲気に仕上がっていると思う。曲の良さも引き立ってるし、それこそ英国ロックバンドか?と思うようなセンスが出ていてね、好きだね、これ。レコードの針を落として一発目からえらくしょぼい音で流れてくるギターのコードがかっこよい。曲的に凄いとかはないけどやる気だけは漲っている、みたいなのがあってさ、全然ハードロックっていうのではなくってどっちかっつうとストーンズ的なルーズなロックンロールという感じ。次の「Somebody」だってそういうガレージ的なロックだしさ。「Dream On」もこのファーストアルバムに入ってるんだけど当時はシングルにもならなくて売れなかった。でもよく出来てるし、悲愴感が凄く切実に出ていてそのテンションが聴く人を惹き付けるんだと思う。最初のイントロだって初めて聴いたときは鍵盤だと思ってたけど、よくよく聴いてるとギターで弾いていることに気づくワケでさ、粗野なバンドじゃなくってしっかりと音を作ってるバンドなんだ〜って思ったモンね。すると「One Way Street」の軽快なシャッフルがスタートする…、こういうの聴くとアメリカだなぁと思うけど、新鮮なロックだった。やっぱかっこいいわ。

 ここまでがアナログ時代のA面。ジャケットはねぇ、あんまり面白味がないんだけどアメリカのバンドって平気でジャケット変わったりいじられたりするから怖いよ。このファーストアルバムも確か文字の位置とかロゴとか「featuring "Dream On"」なんてのが書いてあったり…当然オリジナル盤にはないワケでさ、そういう細かい変化が凄くあるんだよ。写真の大きさ変えたりってのもあるか。エアロは特に多いような気がする。ま、そういうこだわり方をする人が多くないからいいんだろうけど、英国のロックバンドだったりしたらそういうの全部集めなきゃって人出てくるだろうな(笑)。

 そしてB面。一発目から滅茶苦茶かっこよい「Mama Kin」だ。これぞガレージロックってな雰囲気でザクザクとコードを斬るジョーのギターサウンドが凄い。ロックだよな、こいつは。そしてアルバム中最も地味な印象でもある「Write Me」…、イントロとかリズムはエアロっぽいんだがなんでだろ?自分的にマイナーなだけか?まぁ、いいや。この後の三枚目当たりに収録されていてもおかしくない曲だけど最初からこういう曲の構想はあったんだなぁ。いいね、これも(笑)。次の「Movin' Out」なんてのはモロにヤードバーズ的っていうか、それでいてエアロ風になってる。凄いセンス良いかも…、じゃなきゃアメリカのナンバーワンになれないよな。グルーヴ感がしっかりと出ているロックンロールだ。そしてストーンズのアルバムと合わせてなのか最後には「Walkin' The Dog」を持ってくるという…、絶対に狙ってるな、これは。この流れは確かラットまで引っ張られるんじゃなかったっけ?

 もうねぇ、モロにブリティッシュブルースロックバンドが好きっていうのが出ていて、でもそこにアメリカ的な要素が入ってくるから面白いというか逆輸入の独特のサウンドになってる。それがエアロスミスの魅力だろうな。今みたいに狙って作ってるもんじゃないから余計にこのチープでシンプルな一発録音みたいなガレージサウンドのファーストアルバムは輝いている。凄く久々に聴いたけどやっぱかっこいいじゃん、って。っつうか凄くかっこよい。いいなぁ、こういうサウンド。裸一貫でロックする、ってトコかな。

The Joe Perry Project - Let The Music Do The Talking 

Let the Music Do the Talking BEST OF JOE PERRY PROJECT: MUSIC STILL DOES TALKINI've Got the Rock'n'Rolls Again

 同じようなことで全然評価されないというか確かにそれほど面白くはないのであまり価値観を見出されないギタリストのソロアルバムではエアロスミスの花形ギタリストであるジョー・ペリーにも当てはまるのではないだろうか?エアロスミスのアルバム「ナイト・イン・ザ・ラッツ」を最後にドラッグまみれとなったスティーヴン・タイラーに我慢できなくなったジョー・ペリーはエアロスミスを捨てた。その後何するかと思いきや、思い切り情熱的で熱いロックンロールアルバムをソロプロジェクトとして作ることになったのだ。「Let the Music Do the Talking」。ジャケットの意味はあまりよくわからないのだが、まぁタイトル通りの意味合いなんだろうな、と勝手に解釈。アメリカのバンドのジャケットにはあまり意味を見出さないというクセが付いているのだが(笑)。いや、それにしても往年のバンドエアロスミスから飛び出てまでやりたかったことってのはどんなんだろ?っていう興味が強かったな。手に入れたときはもう再結成エアロスミスにジョー・ペリーが戻ってきていた頃だから後追いになるんだけど、それでも興味深かった。

 エアロスミスの「Done with Mirrors」の初っ端で既にスティーヴン・タイラーの声で思い切りオリジナルエアロスミスが当たり前のようにアルバム一発目で「Let the Music Do the Talking」を演奏しているんだから、しかもそれがもの凄くエアロスミスらしいナンバーでハマってるので全く完璧って曲だったんだもん。なのに、だ、実はジョー・ペリー・プロジェクトで実は先に作ってやってたんです、みたいなのがこのアルバムだったっていう逆の聴き方だったんだよね。んで、へぇ〜ってな感じよ。

 うん、ダサいアルバム(笑)。ジョー・ペリーはかっこよい、が、バンドにはなってないしなんかダサい音でさ、せっかくのソロアルバムなんだから気合い入れて良いミュージシャン集めりゃいいのに、ダサい。だがしかし、曲は凄くかっこよいのが粒揃いでねぇ…、もちろん演奏がダサいから曲も死んでるんだけど、骨格としてはやっぱりジョー・ペリーはロックンロール好きな人なんだなぁと。どれもこれもエアロの面子でやったら結構良いぜ、っていう骨組みは持ってる曲が多い。だから勿体ないんだけど、まぁ、それも味か。そんなので結局短期間の間に三枚もアルバムを出しているんだな、このソロプロジェクト。作曲意欲はエアロスミスにいようがいなかろうが旺盛だったってことで、結構真面目なミュージシャンな人だったんだな。

 …が、まぁ、アルバム三枚買う必要があるかと言われると特にそこまでは…と言ってしまうくらい(笑)。ま、ベスト盤が出てるからそれでいいんじゃない?ってなもんだ。

Queensryche - Operation : Mindcrime 

 時代が70年代ならばコンセプトアルバムというものもあり得ただろうし、それが受け入れられる市場というものもあったと思うが、80年代になってそんなコンセプトアルバムというものはまず出てこなかったような気がする。もちろんアルバムとしてのコンセプトっつう意味ではたくさんのアルバムがモチーフなりコンセプトなりっつうのがあったと思うけど、ストーリー性を持たせてアルバムを作るっつうのはなかなかなかったんじゃないかな。ちなみにピンク・フロイドの「ザ・ウォール」は1980年リリースだから、まぁ、なくはないけど。そんな時代変化の中で、何とも驚くことにヘヴィメタルというジャンルが深みを持ち始めてプログレッシヴロックとの融合を果たした。その代表格がDream TheaterであったりQueensrycheだったりするのだが、そのQueensrycheが1988年にリリースした「Operation: Mindcrime」と言う作品が何とも映画仕立てのコンセプトアルバムということだ。

Operation: Mindcrime オペレーション:マインドクライムII オペレーション:マインドクライムI&II - コンプリート・ライヴ
Queensr?che - Operation: Mindcrime Operation: Mindcrime
Queensr?che - Operation: Live Crime Operation: Live Crime

 ストーリー的には正にアメリカの抱える問題点というか社会的問題を反映したもののようで、麻薬組織にいいように使われる少年が恋をして云々というものらしい。最近そのパート2である「オペレーション:マインドクライムII」をリリースして話題となり、更に両方をまとめてライブで演奏している模様を収録したDVDもリリースしたらしく、かなり話題となっているみたい。うん、自分的にはこの作品とかこういうバンド群を聴き始めたのはつい最近なので…、いや、デビューした当時からバンド名ややってることも知ってたし、ちょこっとは聴いたことあったんだけど全然ピンと来なくてほったらかしだったんだな。まぁ、そんなもんだろ。んで、最近アレコレ聴いている中で聴き始めたバンドで、その最高傑作がこの「Operation: Mindcrime」だっつうことでやっと手を出してみました。

 う〜ん、ヘヴィメタっつうことを意識する必要もないくらいによく出来てる…。こういうハードな音でもコンセプトアルバムとしてきちんと訴えることができるんだなぁと。もうちょっと小曲とか話を展開させるための曲とかってのがあるかと思ったけど見事にグイグイと突っ走る疾走感溢れる曲ばかりでアルバムを継ぎ目なく成り立たせている。効果音とかはもちろんあるんだけど、それがまた映画みたいに入れられていてバンドの曲としてっていうのではないから面白いのかも。しかしこのパワーっつうか勢いっつうか執念っつうのは凄いモノがあるな。緊張感があるから飽きずに一気に聴けるし、一曲一曲もしっかりと作られているし、メタルとしてもかなり質の高い作品だし、適度なポップ感もかなりイケてる。当時からハマった人が多い理由がよくわかるし、今でもこのバンドの代表作になってるのも納得。

 ところどころの女性コーラスを使うところとかはやっぱピンク・フロイド的影響かなぁとか思うけど、そういうのも全てあってこそのロックだからさ、上手く作ってるってね。ライブでもこのまま再現してるんだろうな…。

Dream Theater - Images and Words 

 テクニカルプログレッシヴメタルバンドの代名詞とも呼ばれることの多いドリームシアター、だが決してそれだけをひけらかすワケではなくしっかりとした音楽性の上にそれが成り立っているとでも言えば良いのか、ニッチなファンを大量に引き寄せているのだな。往年のプログレファンでも納得できるレベルのテクと音楽性は新しいファンはもちろんのことながらイエス大好きファンなどにも訴えかけたようだ。自分的にはねぇ、イエスって好きじゃないからあんまりそういう表現されるとそれだけで聴こうって思わなくなってしまうんで、逆の宣伝効果だったりするんだよね。まぁ、90年代に入ってから活躍してきたバンドってのはその時点であまり聴かなくなっていたってのはあるんだけどさ。でもこのバンドは名前はよく目にした。もちろんプログレファンにも受け入れられている音としてよく紹介されていたからね。

Images and Words Metropolis Part 2: Scenes from a Memory
Dream Theater - When Dream and Day Unite When Dream and Day Unite

 そんな中でもやはり気になるきっかけがあったりするワケで、丁度いいからちょっと手を出してみようと思ったのが割と最近。まぁ、クイーンズライクと同じだよね、って気分で気軽に入手して聴いてみたのが「Images and Words」っつうヤツ。いや、一番良いって話も聞いていたのでどうなのかなぁ〜って思って、これにした。それ以外はまだ全然聴いてない。パッと聴いた印象…、ギター弾き過ぎ(笑)。まぁ、冗談だけどさ、凄いな、これは。確かにバンドの力量がハンパじゃなく上手いっつうのがあるけどその分音的にもまとまりがあって、展開も激しい…、変拍子もキメ的にバシバシ入ってくるし、しかもコーラスワークもあったりしてかなり完璧…、いいじゃん、かなり(笑)。曲全体を包む叙情性をもうすこしメロトロンみたいなのでくるんであげると最高かも、なんて余計なこと考えたけどね。いやぁ、凄い。

 90年代に入ってからのロックシーンなんてヘタクソばっかが多くて音もかなり適当なのばっかって感じだったし、一方では黒人ラップが主流になってきて音楽からは遠ざかってしまったヒットチャートの世界だったのでその時期にこれだけテクニックを持った集団が出てくるってのはいいことだったんだろうな。古いモノばかり聴いてると新しい刺激欲しくなるけど、その時に適当なバンドがないと幻滅するもんね。そこにこのバンドだったら正しくハマっていく人多かっただろうな。久々に相当ヒットのバンドだ…っつうか今更言うな? うん、そうだろうな。いいじゃん、まだデビュー15年くらいで気付いたんだから(笑)。
BACK | HOME | NEXT