1981年のこのアルバム「El Rayo-X」がソロ最初のアルバムで翌年のセカンドアルバム「Win This Record」と共に人気の高い一枚。うん、で、この人の音楽志向ってのが面白いジャンルというのかミクスチャーというのかアメリカンな完全に垢抜けてカラッとした音、更に何というのか脳天気っつうかレゲエ的なロック的な土着的なボンゴ的な民族音楽的な明るさが全面を占めていて当然ギタリストとしての部分もあるんだけど、それよりも作品の鮮やかさっつうのが打ち出されている。だからソロアーティストとしてのアルバムとしてきちんと評価されているし、一ギタリストのわがままアルバムじゃないってのがよろしい。
ジャーニーの結成ってのはサンタナのトコロにいたメンバー二人、グレッグ・ローリーとニール・ショーンが主軸となったバンドっつうのはまぁまぁ知られていることだろうし、一方でサンタナも最近ではこれまた凄いグラミー賞を取ってしまうくらいのアルバム「Supernatural」で復帰してきて、まだまだ元気なことを証明してみせたものだ。ところが彼の来歴というのもなかなか古いモノがあり、1969年のアルバムデビューからスタートしているのだ。有名なヒット曲に「 Black Magic Woman」があるんだけど、これは「Abraxas」というセカンドアルバムに収録。元々はフリートウッド・マックの曲なんだけど、圧倒的にサンタナの方が有名だよね。
…と言うことで、決めたのが「ズート・アリュアーズ」。自分の持ってるライコ盤だと「ズート・アローズ」ってタイトルになってるんだけど、アマゾンでは「ズート・アリュアーズ」になってるな。まぁいいや。リアルタイムでこの時代…1976年リリースだから、その頃を通ってきている人はこのアルバムがそのちょっと前に行われた初来日公演のライブの模様が一部収録されているってことで話題になったらしいので結構重宝したアルバムなんじゃないかな。自分的には当然通ってないので後で聞いた話になるんだけどね。それが二曲目に入ってる「ブラック・ナプキンズ」と言うのはもう有名な話。当然ライブとかなんとかっていうのを気にしなくてもいいんだけど、初っ端からザッパの哲学的な、そして独特のトーンが響き渡るギタープレイがグイグイと鳴っているという惹き付けられるナンバー。この人のギタープレイはホントに頭脳が宿っているかのような音色とフレーズなので聴く度にハッとする。そしてその他の曲は当時マザーズを解散したばかりだったのでザッパはテリー・ボジオとほとんど二人だけでこのアルバムを作ってしまったっつう曰く付きの代物。でもそんなことは説明されるまで気付かないはずだ。ま、ザッパのアルバムだからそういうもんではあるけどさ。相変わらずの下ネタ満載、皮肉というより悪口満載の素敵な歌詞が面白いのでザッパのアルバム全てに云えることだけどもちろん日本語訳の付いた日本盤を手に入れることをオススメするし、そうじゃなきゃ理解できない部分が多すぎる。この人の場合はね。いやぁ、笑えるなぁ、相変わらず。5曲目の「Find Her Finer」での下ネタ満載のだらだらした曲に続いて6曲目にはいきなり滅茶苦茶かっこいいバンドアンサンブルにしか聞こえないザッパの超絶ギタープレイとベースの掛け合いに加えてボジオのドラムというスリリングなインストナンバーが飛び出してきて耳を引く、そしてその競演が終わるとこれまたヒッピーネタの「Wonderful Wino」が始まるっつう、さすがザッパさん、面白過ぎ。
>zepさん 変態マニア!?う〜ん、ここでは割とまっとうなのを取り上げてるのでまだまだ大丈夫です(笑)。今日本盤CDって出てないの?どうなんでしょ?自分も揃える時はライコの日本盤って決めて揃えてましたね、やっぱ。感激だったのは12枚組のライブボックスですね。ブックレットも含めて感動的でした。「Boot The Beats」とかも結構驚いたし…。15万で60枚組ですか…、ザッパファンなら買うでしょうが新音源ないとキツイですかねぇ。
まずは曲目:原題 1. I Just Want to Touch You 2. Crystal Ball 3. Where Does the World Go to Hide 4. Silly Boy 5. Alone 6. That's Not Right 7. Take It Home 8. Hoi Poloi 9. Life Goes On 10. Feel Too Good 11. Always Late 12. All Smiles 13. Everybody Else Is Wrong
[] by オダ
80年代前半にこれだけロックしてるアルバムが売れるなんて思いもしなかったのですが、そこはさすがボスというか。 「Born In the U.S.A.」 のフレーズの繰り返しのところは、今でも聴いててアドレナリンが出ます。
[アメリカの、光と影、か。] by 千里
「なんか暑苦しくてむさ苦しくて、苦手だなぁ」と敬遠しつつも、どこかで耳にするとついサビを歌ってしまっていた曲なのですが、歌詞にこんなに重くて深い意味があったの、初めて知りました。メロディーに似合ったお気楽な歌だとばかり思っていたのにまるで反対、これではアツくてムサいのも道理ですね。「知らない」って怖いなぁ。
[遅レスすんませんっ!] by フレ
>リュウさん 政治家発言ね…、一箇所だけ使うなら力強い歌詞だからねぇ。歌詞は普段気にしないけどこういうのは気にしてみると面白いよね。
ギタリストと云えば、ホントにギター一本で未だに生き延びているっつうのは失礼なんだけど、バンドっていうよりも独自のギタリストイズムでアメリカを制覇はしてないけどみんな知ってるよな、っていう珍しい人がいる。リック・デリンジャーですな。単体だと記事にならないのでジョニー・ウィンターの名盤「Live Johnny Winter And」で冒頭からジョニー・ウィンターとギターを弾きまくっているところから始めよう♪
そんな経緯の途中にソロ作品でえらい傑作を生み出してしまったのが「All American Boy」っつう何とも人を喰ったアルバムジャケが有名な作品で、まぁ、なんつっても先のライブ盤でも大盛り上がりを見せる「 Rockn' Roll Hoochie Coo」が初っ端に収録されているワケで、この人この一曲で一生喰っていきますみたいな感じになっちゃったけど、アルバム全体もかなりポップなロックで才能あるかもしれないって思わせる作品に仕上がってる。この世界はある種独特だな。
[] by SAMARQAND
Shock Treatmentって廃盤なんですか。昔は普通に出回っておりましたが、フランケンシュタインのCDを渋谷で発見したときは無茶苦茶嬉しかったですが。リック・デリンジャーはちょっと前まではシンディーローパーのバックバンドをやっていましたね。童顔なのでとっつぁん坊やみたいになっておりました。
[] by 波野井露楠
エドガー・ウィンター・グループは、ジャケット見て、「おお!カッコいい」と、即購入。勝手に、ハードな音を想像してたのですが、「あれ?」みたいだったのを覚えています。 でも、徐々に、好きになったアルバムです。
[懐かしい・・・] by Shinyan
子供ばんどだってさ・・・ この間、誰かのライブのBASSが湯川トーベンだった、誰だったかな??? ま、良いか・・・・ 『一曲で一生喰っていきますみたいな感じ』ってのがなんだか演歌風で笑っちゃった・・・
[>ども♪] by フレ
>SAMARQANDさん 廃盤らしいですね。アマゾンで気の狂う値段付いてました(笑)。シンディ・ローパーのバックですか…、シンディもギタリストはいつも良いトコ付いてきますねぇ。節操なしのデリンジャーさん、頑張ってもらいたいです♪
単独では未だに日本でライブをやったことがない人なんだよね。90年代にダム・ヤンキースの一員として来日公演はやったみたいだけど、やっぱソロで豪快なライブを見せてもらいたい人の一人。そんなワケで、未だ見ぬ英雄、そしてアメリカ国内では絶大なカリスマ性を誇っていると云われるゴンゾーの傑作と云えば、やはり「Double Live Gonzo!」なんじゃないかな。
「We're an American Band」、そう自称して実際にアメリカンハードロックの火を灯し続けたバンド、グランド・ファンク。とにかく誇張された宣伝文句が多く、それはアメリカでも日本でも彼等のために打ち出された戦略のひとつで、それが故に今でも神話が残っているのだろう。そもそもアメリカンハードロックと書いている時点でその神話が残っている証拠だよな(笑)。
で、もちろん全部聴いてないけど、やっぱり1971年豪雨の後楽園球場での来日公演という強烈なインパクトがあったため、やっぱりライブ盤だったら凄いんだろうなぁ、と期待して1975年リリースの「Caught In The Act」という2枚組ライブアルバムを入手して聴いたのが最初。
「凄ぇ…。」
うん、ハードロックバンドって思ってたけど今聴き直してみると結構南部っぽいところもあったり名前の通り、しっかりとファンク調のリズム感覚を持っていたり、もちろん英国的な感覚もどこかに持ち合わせている感じで単純にアメリカンロックバンドっていうのではなかった(笑)。ま、そりゃそうだろうけどさ。この時点で今と同じアメリカンロックだったら怖いもんな。でさ、やっぱねぇ、ベタだけど「 Heartbreaker」のネチっこさが好きでねぇ(笑)。もちろん「 We're An American Band」も定番曲として良いんだけどさ。そうそう、それでこのライブって「 The Locomotion」ももちろんやってて気持ち良いんだけど、それよりもライブの最後に演奏されている「 Gimmie Shelter」が良くって。ストーンズのとはちょっと違うんだけど、結構暗っぽく熱くプレイされていてかなり良い。全体的に熱いライブをそのまま録音できている正にグランドファンクのライブはこうなんだ、って云っている感じのライブ盤なんじゃないかな。もちろん豪雨の後楽園を体験した人達には敵わないんだが、こうして疑似体験出来るライブ盤ってのはやっぱロックの真骨頂。
そういえば、76年の最後のスタジオアルバム「Good Singin', Good Playin'」ってザッパがプロデュースしてるんだね。その前はトッド・ラングレンもやってたりしてその筋には結構恵まれた環境だったんだろう。うん、その辺知らなかったのでまたちょっと興味が出てきたな。
Caught In the Act Greatest Hits Capitol Collectors Series
[] by evergreen
えびなりに反り繰り返ってギター弾くマークが好きでした!(いなばうあー)
[] by giantmacs
肉体派ロックバンド...GFRの事はそう呼んでいました。ハードロック野郎というコピーもよく似合っていると思います。 私もこのアルバムが一番好きです。なんといっても、気合が入っていて、体力勝負のライブ(ビデオで見れば納得できるはず)は、もう脱帽ものです。音楽をコピーするのは結構簡単だったりするけど、あの動きまで真似るのは、おそらく無理でしょう。 特に子供の頃から「I wanna be a rock&roll drumer!」と言っていたドン・ブリュワーは頭でスネアを叩くし、唄も歌うし、叫びまくるしで、底抜けのパワー。マークも上半身裸で走り回って腰振ってます。メルは動かないもののとんでもない大音量でファンキーなベースを弾いててこれが実にいいですね〜。唯一途中参加のクレイグがまぁ、まともでしょうか。 とにかく、最も好きなアメリカンバンドです。
[わ〜お、さんくす!] by フレ
>zepさん うん、アメリカンバカ(笑)、それをやり続ける根性こそアメリカン♪ かな〜りソウルフルなんですよね、実際。肉体派バンド、ピッタリっす。