サンハウス - 一番列車ブルース
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70年代ロックのバンドなんかは割と発掘音源なんかもどんどん出てきて、今それらのバンドのディスコグラフィーをちゃんと作ろうとすると結構大変なことになってきててさ、オリジナルアルバムがあって、ベット発掘音源的なラジオ音源、ライブ音源、未発表集などなどと時代考証を交えて追いかけていかないとワケ分からない状態になることが多い。まぁ、嬉しいっちゃぁ嬉しいけどマニアックに押さえていかないといけないので普通に入っていくのは大変。
日本のバンド群に目を向けるともちろん権利上の問題やそもそもそこまでしてどれくらい売れるんだろうか、なんていう商業上の問題もあってなかなか出てこなかったけど、ここのところいくつか出てきているのはやっぱ嬉しいことだよね。最初にインパクトがあったのがルースターズの30枚組くらいのCD/DVDのセットもの。すべての音源とライブ映像が入っていて、もちろん未発表曲や映像なんてのも入っているという代物で5万円くらいしてたけど売れたんじゃないかな。確かフジロックで大江慎也が復活するってことで話題にもなっていた頃かな。以降は目立つのもあったんだろうけど、どっちかっつうと紙ジャケで再発とかいうのが先にあって、っていう感じだからまだまだこれからあるかも知れない。

そしてサンハウス。90年後期くらいにCD三枚とVHSというBoxsetが出て、それで一応かなりのスタジオ盤が収録されて、更に1976年頃のライブが入っているってことでもちろんゲットしたんだけど、ファンは欲張りだ。しばらくすると更に色々なものを欲しがるんだから(笑)。サンハウスとしては今じゃCDでほとんど見かけることのない「Highway61 Vol1」「ハイウェイ61 Vol.2」なんていう未発表曲集なんてのがあったり「Live 1972」なんていう実際には1974年頃のライブが入っている海賊盤紛いのCDがあったりして、意外と全部揃えるのが大変だったりする…。
そんなところについ先日、驚きのCDが2枚立て続けにリリースされて、寝た子を起こすくらいのフィーバーぶり…(ってほどではないが…)。「一番列車ブルース」と「House Stomp」というライブ盤…、うん、というか当時のぱわあはうすというライブハウスでオープンリールでマイク二本で録音していたもの、即ちほとんど客席録音盤と変わらないんだけど、それが正式にリリースされてね、これがまた1974年の春、即ちサンハウスがメンバーを入れ替える直前と直後のライブを収めてあるわけさ。すごいブルースバンドでさ、その後にリリースされる楽曲群なんかもあるんだけど全然バージョンが違っていたり、まだまだ鮎川さんのギターも不安定だったりして面白い。それでも一音聴くと鮎川さんのトーンだ、ってわかるけどね。うん、滅茶苦茶ナマナマしい音で入っていて、黎明期の日本のロックのナマの姿を記録したCDで通販とか赤黒の店くらいでしか手に入らないけど、聴く価値あるよね、こういうのは。それこそそのうち無くなっちゃうものだろうし、記録として、というか今後もある程度の期間をおいて継続的にリリースしてくれれば凄く楽しめるんだよなぁ、こういうのは。
8月には確か1983年の再結成ライブ「CRAZY DIAMONDS」が2枚組リマスター盤となって再発されるってことなので、こいつも楽しみ。何気にサンハウスはず~っと追っかけてるバンドなんだけど、未だに全部揃わないという不思議なバンド。ライフワークに近いな(笑)。
日本のバンド群に目を向けるともちろん権利上の問題やそもそもそこまでしてどれくらい売れるんだろうか、なんていう商業上の問題もあってなかなか出てこなかったけど、ここのところいくつか出てきているのはやっぱ嬉しいことだよね。最初にインパクトがあったのがルースターズの30枚組くらいのCD/DVDのセットもの。すべての音源とライブ映像が入っていて、もちろん未発表曲や映像なんてのも入っているという代物で5万円くらいしてたけど売れたんじゃないかな。確かフジロックで大江慎也が復活するってことで話題にもなっていた頃かな。以降は目立つのもあったんだろうけど、どっちかっつうと紙ジャケで再発とかいうのが先にあって、っていう感じだからまだまだこれからあるかも知れない。


そしてサンハウス。90年後期くらいにCD三枚とVHSというBoxsetが出て、それで一応かなりのスタジオ盤が収録されて、更に1976年頃のライブが入っているってことでもちろんゲットしたんだけど、ファンは欲張りだ。しばらくすると更に色々なものを欲しがるんだから(笑)。サンハウスとしては今じゃCDでほとんど見かけることのない「Highway61 Vol1」「ハイウェイ61 Vol.2」なんていう未発表曲集なんてのがあったり「Live 1972」なんていう実際には1974年頃のライブが入っている海賊盤紛いのCDがあったりして、意外と全部揃えるのが大変だったりする…。
そんなところについ先日、驚きのCDが2枚立て続けにリリースされて、寝た子を起こすくらいのフィーバーぶり…(ってほどではないが…)。「一番列車ブルース」と「House Stomp」というライブ盤…、うん、というか当時のぱわあはうすというライブハウスでオープンリールでマイク二本で録音していたもの、即ちほとんど客席録音盤と変わらないんだけど、それが正式にリリースされてね、これがまた1974年の春、即ちサンハウスがメンバーを入れ替える直前と直後のライブを収めてあるわけさ。すごいブルースバンドでさ、その後にリリースされる楽曲群なんかもあるんだけど全然バージョンが違っていたり、まだまだ鮎川さんのギターも不安定だったりして面白い。それでも一音聴くと鮎川さんのトーンだ、ってわかるけどね。うん、滅茶苦茶ナマナマしい音で入っていて、黎明期の日本のロックのナマの姿を記録したCDで通販とか赤黒の店くらいでしか手に入らないけど、聴く価値あるよね、こういうのは。それこそそのうち無くなっちゃうものだろうし、記録として、というか今後もある程度の期間をおいて継続的にリリースしてくれれば凄く楽しめるんだよなぁ、こういうのは。
8月には確か1983年の再結成ライブ「CRAZY DIAMONDS」が2枚組リマスター盤となって再発されるってことなので、こいつも楽しみ。何気にサンハウスはず~っと追っかけてるバンドなんだけど、未だに全部揃わないという不思議なバンド。ライフワークに近いな(笑)。
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