1971年7月3日、アメリカの産んだ偉大なるカリスマ、そしてトカゲの王がフランスで謎の死を遂げる。60年代から走りまくってきた奔放さから離れて自身が追い求めていた詩人としての道を貫くために人生を変えようとしていた矢先だった。ジャニスもジミヘンもジム・モリソンもブライアンも皆ドラッグで逝った。歴史的には美化されているがやはりその才能を考えるともったいないものだと思う。ま、それでこそロックなんだろうけどね。だから一般人ではなかった、ってことだ。そのジム・モリソンは圧倒的に他のロックシンガーとは異なり「詩人」だった。言葉にこだわった人で、生前からステージでもスタジオでも詩の朗読を行っていて、朗読集みたいなものを創りたがっていた人だったと知ったのはドアーズを知ってかなりしてからだと思う。もちろん聞いて衝撃を受ける作品がいっぱいあったからなんだけど、その中で「An American Prayer」というアルバムがある。これがまた面白いのでここで紹介。
「Roadhouse Blues」は当時未発表のライブ音源からと言われていて、今は出てるのかどうかしらないけど、多分60年代のライブなんじゃないかな。やっぱり生々しいライブはかっこよいね。ここが多分このアルバムのピークで、モノ哀しいシーンへと突入する。アルバム全体に起伏を付けて流しているのも彼等の音楽的センスなのかなぁ。ロビー・クリーガーのギターの音も切なくてよろしいんです。そし自分的にこのアルバムの中で一番美しいなぁ〜と思うのが「A Feast of Friends」のバックのメロディ。ジム・モリソンの朗読の暗さを引き立たせるかのようなメロディでさ。多分クラシックのパクリなんだけど(笑)。いやぁ、この部分が凄く好きだなぁ。最後のジム・モリソンのアカペラの歌メロに繋げて奏でられる「Bird of Prey」ももの凄く良いけどね。
これ、いいですよね!
初めは退屈だなあなんて思っていたのですが、はまると抜け出せない世界です。ジム・モリソンという芸術家の本当の顔を垣間見ることができますよね。
彼を、色物的な見方でしか見ていない人がいたとしたら(例の事件などのイメージで)認識を改めてほしいですね(^^)!
>波野井露楠さん
そうそう、最初はつまんねぇなぁ〜と思ってたんだけどね、聴いているとだんだんその世界が素晴らしく聞こえてくるもんね。やっぱり芸術家です、この人。
事件?ん?あぁ、いや、だからこそ面白いんですよ、彼は。映画を見て欲しいっすねぇ〜。
はじめまして!
昨日は私のブログにTB、ありがとうございました。
しかし、えらく幅広くお聴きなんですねえ。
これからゆっくり読ませていただきます。
今後もよろしくお願いします。
なにをかくそうドアーズの入門はこのアルバムでした。
派手なところはないけど、なんだか好きですね。
ただ、最後はちょっと盛り上げ過ぎ?
ま、仕方ないかもしれないですけどね。
>La Moscaさん
いやぁ〜、単なる趣味っす♪
これからも遊びに来て下さい。
>おいみずさん
ここから入るってのはなかなかヘンですなぁ(笑)。ある意味ジム・モリソンの本質から入っているとも云えますが…。最後の盛り上げ方、結構好きなんですよね、ベタで(笑)。