小野リサ - Esperanca

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 暑いなぁ~と思ってCD棚をあれこあれこれ…、バリバリのロックにするか何も考えないで聴ける音楽にするか…、そういう時は多分元々暑い国の音楽を聴けば良いハズだ…ってなことで探す。意外なところで意外なものを発見してしまったのでそれで良いかと。

エスペランサ Ono Lisa best 1989-1996

 小野リサさんの1994年リリースの「エスペランサ」っつうCDです。

 そうそうボサノヴァっていう選択肢あるよなぁ…、と。モノホンのボサノヴァ探しても良いけど、いいじゃんね、小野リサさん。今や3児の母だっけっかな。それでも相変わらず音楽活動しているようで。このアルバム自体が売れたのか何作目なのかとかは全然知らないんだけど、中古CD屋で多分心地良いのを求めて見つけて買ったんだと思う。そういうCDとかレコードはいっぱいあるから、多分そういう理由。ま、それは良くって、中味だよね。

 「落ち着く」「ほのぼの」

 そんな印象でして、気怠い午後に聴くには大変よろしい。こういうのって真似して出来るサウンドなのかねぇ。日本人でロックやってもやっぱり日本のロックになるように、ボサノヴァだってやっぱり日本人のボサノヴァなんじゃないかと思うけど、結構そうでもなくって本場以上に本場しているボサノヴァで、だからこそ世界でも売れている人なんだろうけど、そういうセンスって重要。なかなかできないことだから…、それともロック以外のジャンルでは割と簡単なんだろうか?いやぁ、そんなこと…あるか。ま、この人の場合ブラジル生まれだからその分ネイティヴなんだろうけど…。

 ちなみにこのアルバム、アントニオ・カルロス・ジョヴィンが参加しているので相当雰囲気は出ているんだよね。でも小野リサさんのベスト盤とか他の作品でもやっぱり同じように南国の雰囲気漂うので、やはり技術論かな。しかしもう20年近く同じ音ばかりやってると思うんだけど、どうなんだろ?やっぱりボサノヴァの世界はボサノヴァの世界で深さがあって同じ事ではない音を追求しているんだろうか?多分そうじゃなかったら飽きるもん。まぁ、そういう細かいところはわかんないけど、ひたすら心地良く聴いていられたので良いです。

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フレ
Posted byフレ

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