The Pirates - Shakin' At The Beeb 1976-78
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突如、オススメされたCDがあった。割とあちこちの音楽ジャンルに首を突っ込んでいて、大体のモノは触ったりしているのであまり全く知らないっつうのもないんだけど、まぁ、もちろんそんなのはごく一部だけのコトでして、実際は知らない、触れたことのないジャンルというかバンドが多いに決まっている。他の人のブログ見ていてもこんなのあるんだ、とかそんなのあるのか、へぇ~、みたいなのばかりで自身の浅はかさを知る毎日なんだけどね。そんな中でもニアリーに触れていないジャンルってのがパブロック。Dr.FeelgoodやWilko Johnsonの世界ね。昔からなんかダメで今でもまともに聴いてない(笑)。そこへこのバンドのCDが来たワケだ。

「Shakin' at the Beeb: The Complete BBC Sessions 1976-1978」。へぇ~、70年代後半にBBCに出ていたなんてのは知らなかった。ジョニー・キッド&ザ・パイレーツってのはもちろん60年代英国ロックを漁っていれば出てくる名前だし、何と言ってもジミー・ペイジにしてもピート・タウンジェンドにしてもジョニー・キッドには影響を受けているしさ、正確にはジョニー・キッドではなくって多分ミック・グリーンなんだろうけど、来歴的には60年代初頭にロカビリーをやっていた人達でビートルズ以前の英国のロックンロール界ではかなりのインパクトを放っていた様子。ある日ギターの弦が切れて目に当たり海賊の眼帯をしてライブをやったところ大受けで、それ以来海賊とドクロマークを象徴にしていたらメジャーデビューへこぎ着けたという話。
そんなジョニー・キッドなんだけど、バンド衰退してきた66年に交通事故であっけなく他界。しかし英国王道ロックを担う連中があちこちでジョニー・キッド&ザ・パイレーツの影響を匂わせており、ザ・フーの「Shakin' All Over」の強烈なカバーを筆頭に再燃の兆しも見られていたし、バンドの価値も高まっていった。そして極めつけは英国パブロックの旗手となったウィルコ・ジョンソンが敬愛してやまないギタリストとして挙げたのがミック・グリーンなワケで、ザ・パイレーツの一夜限りの再結成にこぎ着け、反応が上々ってことでザ・パイレーツの再結成となったようだ。その頃にBBCへ出演して昔からのレパートリーを中心にひたすらR&Rしまくった情景が収められているCDだったワケですな。
…とまぁ、調べていくとなるほど、ふむふむ、なんだけど、ここまで調べるのもやっぱり音聴いてすごくかっこよかったから、だね。シャープでソリッドでザクザクのギターの音と一方ではサーフィンロック的に太い音がビョーンと鳴っているっつうのもかっこよくって、パブロックの親玉とか何とかよくわからんけど、R&Rとしてかっちょよい。ブライアン・セッツァーを思い出す感じなんだけど、もちろんザ・パイレーツの方がシンプルでパワーが凄い。どこかで聴いたような曲ばかりってのもあるけど、もちろん「Milk Cow Blues」とかロックブルースのスタンダードもいっぱいあって楽しめたなぁ…。やっぱりロックってのはこういうシンプルに迫力があるのが一番かっこよいんだと再認識。「Gibson Martin Fender」なんて良いタイトルじゃんね♪
P.S.
サネさん、今回も感謝!

「Shakin' at the Beeb: The Complete BBC Sessions 1976-1978」。へぇ~、70年代後半にBBCに出ていたなんてのは知らなかった。ジョニー・キッド&ザ・パイレーツってのはもちろん60年代英国ロックを漁っていれば出てくる名前だし、何と言ってもジミー・ペイジにしてもピート・タウンジェンドにしてもジョニー・キッドには影響を受けているしさ、正確にはジョニー・キッドではなくって多分ミック・グリーンなんだろうけど、来歴的には60年代初頭にロカビリーをやっていた人達でビートルズ以前の英国のロックンロール界ではかなりのインパクトを放っていた様子。ある日ギターの弦が切れて目に当たり海賊の眼帯をしてライブをやったところ大受けで、それ以来海賊とドクロマークを象徴にしていたらメジャーデビューへこぎ着けたという話。
そんなジョニー・キッドなんだけど、バンド衰退してきた66年に交通事故であっけなく他界。しかし英国王道ロックを担う連中があちこちでジョニー・キッド&ザ・パイレーツの影響を匂わせており、ザ・フーの「Shakin' All Over」の強烈なカバーを筆頭に再燃の兆しも見られていたし、バンドの価値も高まっていった。そして極めつけは英国パブロックの旗手となったウィルコ・ジョンソンが敬愛してやまないギタリストとして挙げたのがミック・グリーンなワケで、ザ・パイレーツの一夜限りの再結成にこぎ着け、反応が上々ってことでザ・パイレーツの再結成となったようだ。その頃にBBCへ出演して昔からのレパートリーを中心にひたすらR&Rしまくった情景が収められているCDだったワケですな。
…とまぁ、調べていくとなるほど、ふむふむ、なんだけど、ここまで調べるのもやっぱり音聴いてすごくかっこよかったから、だね。シャープでソリッドでザクザクのギターの音と一方ではサーフィンロック的に太い音がビョーンと鳴っているっつうのもかっこよくって、パブロックの親玉とか何とかよくわからんけど、R&Rとしてかっちょよい。ブライアン・セッツァーを思い出す感じなんだけど、もちろんザ・パイレーツの方がシンプルでパワーが凄い。どこかで聴いたような曲ばかりってのもあるけど、もちろん「Milk Cow Blues」とかロックブルースのスタンダードもいっぱいあって楽しめたなぁ…。やっぱりロックってのはこういうシンプルに迫力があるのが一番かっこよいんだと再認識。「Gibson Martin Fender」なんて良いタイトルじゃんね♪
P.S.
サネさん、今回も感謝!
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