Midnattsol - Where Twilight Dwells
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なんとなくアマゾンで新たなるものを検索してみる。そういえばフォーエヴァー・スレイブ新作出てたなぁ…と思いながら、フムフム…なんて見てたり…。するとアマゾンって「あなたへのオススメは」みたいなので似たようなのがズラズラ~って紹介されてくるんだよ。あれって、結構バカにならなくて、類似品をよく見つけてくるんだよ。よく出来たプログラムというか検索ワードの埋め込みっつうか、作るの大変だろうなぁ~とか、最初の登録時の条件って細かくて色々項目があるんだろうなぁとか全然余計なことを考えてしまうんだが。そんな中で、あ、このジャケット結構好みかも♪なんて思ったのがMidnattsolっつうバンドの新作。
…だったけど新作はセカンドアルバム「Nordlys」で、その前に当然ファーストアルバムあるよな、と思いジャケット見ると、どこかで見たことあるような…、ん?Theatre of Tragedy~Leave's Eyeのリブの実妹が歌う…、うん?どこかで見たような…、あ、思い出した…どこかのブログで紹介されててコメントしたような気がする…即ち持っているんじゃないか?とふと思い出して探してみました。んで、新作出たにもかかわらずファースト「Where Twilight Dwells」を再度聴き直しているという始末。いやぁ、まとめて似たようなモンを立て続けに聴いていたのでほとんど識別できてなかったんだよ、多分。いや、それではいかんけど。
んなことで2005年リリースのファーストアルバム「Where Twilight Dwells」。容姿については言わずもがな、ベースの女性が美しく…とかボーカルのカルメン嬢がこれもまた妖しくってな情報はともかく、ジャケットの北欧さ加減も当然よろしいという話ではあるが、やっぱり肝心の音が重要でしょう。まぁ、その前にノルウェーのバンドってことで期待は大きくなるしジャケも美しいし幻想的だし、バンド名は「真夜中の太陽」って意味でかなりオシャレなセンスだと思うし、かなり好みなんだよ、こういうの。
アルバムの冒頭から聴くと、う~ん、メロウキャンドル♪ 素晴らしいじゃないか~と感動。しかもいわゆるゴシックメタルに分類されるんだろうけど、耽美さってのは結構少なくて、もちっと純粋にメタルっつうのかフォークテイストたっぷりというのか北欧のトラディショナルなメロディーラインを忠実になぞっているという感じが強くて面白い複合技が特徴的で、新たなる発見が多い。歌声はお姉さんそっくりでやっぱり艶っぽいところが男心をくすぐることは間違いない。別に熱唱するワケでもないからメロウキャンドル的に聞こえるが、音そのものは暗くないメタル色が強くて重くもないし、意外と疾走感たっぷりにツーバスが鳴っているけど邪魔にならない。その辺は北欧のメロディが根底に流れているから自然と聴けるラインなのだろう。面白いのはメタルの中にフォークソングが思い切り被さっているような曲もあって、もの凄く不思議。こんな合体技が通じるモンなのか、と驚くようなアイディアで、それだけで結構衝撃的ですらある。メタルって言ったら語弊があるのかもしれないね、これ。ヴァイキング的思想が強いというのか音楽創作面ではかなりしっかりしているのでもっともっと成長していくだろう。
そう考えるとセカンドアルバム「Nordlys」も楽しみ。いずれ聴いてみて詳細はまたその内に…。この辺の音ってどれもこれも似たようなモンでお腹一杯だったけど、ふと突然聴くとやっぱりこういうのが好きな自分がいる事を思い出す。
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