Irish Drinking Songs

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All The Best Irish Drinking Songs: 20 Great Favorites Irish Beer Drinking Favorites

 大人になるとイヤ~なことがある時ってアルコールに逃げれるという策があって、飲み過ぎなければそれは割と功を奏することもあり、また次の日にしょうがないから頑張るか、みたいなことがしょっちゅう(笑)。そんなアルコールの日々には日本だと居酒屋ってのがメジャーなところなんだけど、それは国によって異なる。まぁ、欧米ではパブなんてのが一般的なのかな、とも思うが特にそれはパブリッシュという言葉から生まれた酒場でして、コトの発端がどこなのかは知らないけれど音楽と密接なパブってのはやっぱりヨーロッパ圏に顕著で、英国やアイルランドというところが有名ではないかな。他の諸国のパブ状況がどうってのはよく知らないので書けないけど、もちろんいろいろあるんだろうなぁ、と。何でまたそんな話かと言うと、ブルース聴いてて、アルコールの話になって、ならばパブで流れる音楽、しかも生演奏で、ってのはやっぱりアイルランドの「Drinking Songs」だろう、と。いや、単なる民族音楽に近いんだけど、そこかしこで勝手に演奏が始まるというから面白そう。色々と安いCDもあるので参考に「All The Best Irish Drinking Songs: 20 Great Favorites」「Irish Pub Songs: 22 Good Time Favorites from the Emerald Isle」「Irish Beer Drinking Favorites」「50 Favorite Irish Pub Songs」などなど…。

 自分でもいくつかCDを持っていて、別に目的があって入手したワケでもないけど、何となく面白そうだなぁ~と。ジグやリールを中心とした脳天気な、正にパブで飲んでる時に聴くにはぴったりの音。日本の居酒屋ならさしずめ浪曲ってとこだろうか(笑)。アイルランドのバンドがこういった音楽を基盤に持ちながらロックやポップスを奏でるのはごく自然なことだと思うし、一方ではこういう音ではなくもっと伝統的なケルト旋律への追求っていう方向性もあるんだけど、この両者は方言こそ違うが音階や旋律ってのはかなり近いと思うんだよね。有名なのはシン・リジィの「Whiskey In the Jar」だよね。この手の編集盤には大体入っているくらいの有名定番曲だけどあんな風にロックになるワケだし。もっとも他にも思い切りロックになるじゃないか、って曲も山のようにある。

 アコーディオンにフィドル、全音階の旋律によるメロディと大合唱コーラス中心の明るいリズム。ほぼ世界の反対側に位置する日本でこんなもの聴いてるってのも彼等は想像しないだろうけど、是非一度本場に行ってみたいねぇ。いいなぁ~、こうやって騒げる人達は。気質だろうな。静かに飲んでいたい、って人は別の場所へ行けってことだろうし、そういう文化なんだろう。かと言って好んでそういうトコロに行ける人間かと自問自答するとなかなか難しいが(笑)。

 しかしこういうの聴いてると凄く気分が明るくなってくるから面白い。騙されたと思ってチャレンジしてみると結構ハマるかも(笑)。

 アイルランド、割と望郷の地です。

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フレ
Posted byフレ

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