Albert Collins - Live From Austin Texas

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 最近イヤなことが多くてなかなかに気分がブルーなのだが、そんな一日一ヶ月を無為に過ごしながらやっぱりひたすらロックだ~と息巻いて生きている自分。やっぱり音楽への感性が強い人間ってのはどこか繊細だし環境に左右される部分もあるなぁと無理矢理に自分を慰めながら己の世界に突入~。単なる現実逃避とも言うのだが、まぁ、暗くなってもしょうがないのでスカッ!としたい…が、あまりにも脳天気っつうのもどうかと。そして激しくっていうのもちょっと…と言うことで、ゴキゲンなハードなブルースでいいんじゃないか、ってなことでお気に入りのアルバート・コリンズ。

Live From Austin Texas (Ac3 Dol) Live at Montreux 1992 (Dol Dts)

 リアルな世界でもロック好きってのはあちこちで広がっていくワケで、先日も新たなるメンツと飲みに行ったのだがそこでの自分のお薦めとして取り上げたのがフレディ・キングとアルバート・コリンズでした。いや、その方がツェッペリン大好きっつうので、んならばきっとこの辺のモノホンブルースも気に入るんじゃないかと言うことでお薦めしました。案の定ハマってくれたらしいので、次回が楽しみなのだが(笑)。

 そんなことで、別にどれでもいいんだけどGWにはたまたま別のライブDVDを見ていて、やっぱり凄い~って思っていたので、何でも最近リリースされたらしい88年のオースティンのライブDVDあたりを挙げときますか。多分どのライブを見ても聴いても似たような曲とプレイでガシガシ攻め立ててくれるので、そんなに変わり映えはしないと思うんだけど、実に良い~音です。正に「マスター・オブ・テレキャスター」と呼ばれるに相応しい人で…、ん?これがテレキャスの音か?って言われると実に疑問なのだが、どう見ても普通のテレキャスでこんなに真のある太い音を出してくれてくれてるんだから不思議。しかも5カポか7カポという変態的なカポの位置で、そして多分身長は2メートル近くあるんじゃないだろうか?ものすごく背も高いしカラダがでかいし、何よりも指と手のでかさもハンパじゃなくって、圧倒的な威圧感です。

 そして脇を固めるのは相変わらずのメンバー+A.C.リードのサックスがこれまた脳天気なブギにはハマっていてねぇ。ブルース界広しと言えどもサックス奏者がバンドメンバーにいるのはこの人くらいなもんでしょ。聴いていてなんら違和感ないから面白いけどね。ライブ中にアルバート・コリンズのギターの音って結構変化していって、サックスが入ってくると自分のいつもの太い音からちょっとサックスに近いようなトーンの音になるんだよ。まぁ、普通のテレキャスっぽい音なんだろうけど。

 80年代に出てきた大器晩成型のアルバート・コリンズ、90年代にはゲイリー・ムーアとのセッションが有名で、その他にももちろんベックやクラプトン、BBキングやアルバート・キング、バディ・ガイからロイ・ブキャナン、レイ・ヴォーンあたりまで幅広くセッションしてる。You Tubeで検索するとそんなのがいくつもヒットするので相当楽しめるけど、まとめて編集したDVDでもリリースされれば更にお得なんだけどな(笑)。

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フレ
Posted byフレ

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