The Cherry Bombz - Live From London
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そういえばDVDが出てるのを知ってオーダー出して時間のない中軽くサラリと見て、なかなかよかったのでまた見ようと思ってすっかり棚の奥に埋もれてしまっていた映像を発掘。ハノイ・ロックスってのはドラマーのラズルがモトリー・クルーのヴィンス・ニールと共に酔っぱらいながら車で走って激突事故死してしまってからというもの全くパッとしないまま解散してしまったのは有名な話。もちろん今ではアンディ・マッコイとマイケル・モンローの二人により再生誕を果たしているんだけどさ。いや、それでも1985年頃っつうのはハノイ・ロックスがアメリカ上陸を目論んで破竹の勢いに乗っていた時期で、その時の悲劇だったワケで、全く不運なバンドだったんだけど、一応その時もドラマーにはテリー・チャイムズ=元クラッシュとして有名な、そうそうクラッシュのUSフェスティバルはこの人叩いているし、デビューアルバムもこの人叩いてます。ベースはサム・ヤッファが抜けてしまったので別の人間だったんだけど、この辺でハノイ・ロックスが崩壊。
そしてマイケル・モンローはハノイ・ロックスを封印してしまうんだけど、そもそもロックンローラーな、しかもフィンランドなんつう国から世界に出てきていた仲間達なので、おいそれと違うバンドにすぐ移るとか、誰かと組むとかっていうような環境でもなかったのか、単に面倒だったのか(笑)。1986年にはチェリー・ボムというこれまた素晴らしいロックンロールバンドが出来上がるのだった。

「Live From London」。主役はもちろんアンディ・マッコイで、飛行機に乗ってたまたま隣同士になったのがボーカルのアニタ嬢で、一緒にやろうか、ということになったらしいが、単に盛り上がってラブラブになっただけだろう(笑)。いや、それでもとにかくチェリー・ボムという素晴らしいバンドでアンディ・マッコイの才能が開花していたんだから良いのだが…。案の定職にあぶれていたハノイの同僚をひたすら仲間に入れる。ギターはもちろんナスティ、ドラムにはテリー・チャイムズ、ベースは元シャム69、ローズ・オブ・ニュー・チャーチのデイヴという布陣なので勝手知ったるものだろう。そして楽曲はすべてアンディ・マッコイが書き下ろしているが、やはりこの頃って彼の音楽的才能のピークなのかな、素晴らしくポップでキャッチーなロックンロールが満載で、しかもライブが派手で映えるのが良いね。それはアンディ・マッコイはもちろんながらナスティも同じくステージ映えするしさ。
初っ端からコーラスが凄く楽しくなってくる「House Of Ecstasy」「100Degrees」のオンパレードで嬉しくなってくるね。やっぱりこれもかっちょよいバンドで、ライブの映像が残っていて感謝だね。いくつかハノイ時代のナンバーもあるけど、アンディの曲はやっぱりどれもこれも最高のセンス。アニタ嬢の歌はさすがに途中からダレてきて飽きるんだけどさ。
しかしこんなかっこよいバンドだったのにやっぱりオンナとオトコという関係が入っていると長続きしないのか、翌年にはアニタ嬢が行方不明になってしまい、そのまま解散。一説にはビリー・アイドルに走ったとかいう話だが…。これでボーカルを誰か加えて続けていればなぁ、とも思うけど、まぁ、マイケル・モンローじゃなけりゃダメってのもあっただろうし、難しいところだったんだろうな。できることなら、再生誕した今の時代にチェリー・ボムの楽曲群とアンディ・マッコイのソロアルバムの曲すべてをマイケル・モンローの歌で録音しなおしてくれないだろうか。そしたら過去の不満が一気に解消できるハノイ・ロックス伝説が出来上がるんだけどな(笑)。
House of Ecstasy PV:
そしてマイケル・モンローはハノイ・ロックスを封印してしまうんだけど、そもそもロックンローラーな、しかもフィンランドなんつう国から世界に出てきていた仲間達なので、おいそれと違うバンドにすぐ移るとか、誰かと組むとかっていうような環境でもなかったのか、単に面倒だったのか(笑)。1986年にはチェリー・ボムというこれまた素晴らしいロックンロールバンドが出来上がるのだった。


「Live From London」。主役はもちろんアンディ・マッコイで、飛行機に乗ってたまたま隣同士になったのがボーカルのアニタ嬢で、一緒にやろうか、ということになったらしいが、単に盛り上がってラブラブになっただけだろう(笑)。いや、それでもとにかくチェリー・ボムという素晴らしいバンドでアンディ・マッコイの才能が開花していたんだから良いのだが…。案の定職にあぶれていたハノイの同僚をひたすら仲間に入れる。ギターはもちろんナスティ、ドラムにはテリー・チャイムズ、ベースは元シャム69、ローズ・オブ・ニュー・チャーチのデイヴという布陣なので勝手知ったるものだろう。そして楽曲はすべてアンディ・マッコイが書き下ろしているが、やはりこの頃って彼の音楽的才能のピークなのかな、素晴らしくポップでキャッチーなロックンロールが満載で、しかもライブが派手で映えるのが良いね。それはアンディ・マッコイはもちろんながらナスティも同じくステージ映えするしさ。
初っ端からコーラスが凄く楽しくなってくる「House Of Ecstasy」「100Degrees」のオンパレードで嬉しくなってくるね。やっぱりこれもかっちょよいバンドで、ライブの映像が残っていて感謝だね。いくつかハノイ時代のナンバーもあるけど、アンディの曲はやっぱりどれもこれも最高のセンス。アニタ嬢の歌はさすがに途中からダレてきて飽きるんだけどさ。
しかしこんなかっこよいバンドだったのにやっぱりオンナとオトコという関係が入っていると長続きしないのか、翌年にはアニタ嬢が行方不明になってしまい、そのまま解散。一説にはビリー・アイドルに走ったとかいう話だが…。これでボーカルを誰か加えて続けていればなぁ、とも思うけど、まぁ、マイケル・モンローじゃなけりゃダメってのもあっただろうし、難しいところだったんだろうな。できることなら、再生誕した今の時代にチェリー・ボムの楽曲群とアンディ・マッコイのソロアルバムの曲すべてをマイケル・モンローの歌で録音しなおしてくれないだろうか。そしたら過去の不満が一気に解消できるハノイ・ロックス伝説が出来上がるんだけどな(笑)。
House of Ecstasy PV:
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