Jimi Hendrix - Cry Of Love
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60年代末期を光のように駆け抜けて行ったスーパーヒーロー、ジミ・ヘンドリックス。久々に聴きたいなと思ってラックをあれこれ探していると訳の分からないタイトルの多いこと多いこと。はて、何だっけ?と思っていると古くからあるロイヤルアルバートホールのライブアルバムだったりして、果たして今はこの音源は聴けるのだろうかとアマゾンをチェックすると…、何てコトだ、全然知らないアルバム、っつうかライブ盤が山のように出ていて、自分の知っていた時代のアルバムジャケなんて全然見かけなくて、ほとんどが新しくリリースされているものばかりじゃないか。いや、音的にはかなりリリースされているんで良いのだが、というか以前よりも絶対的に整理されてまとめてリリースされているからわかりやすいし、ライブ一本丸ごと、リハーサル付きで聴けますみたいなので素晴らしいのだが、ここまで時代によって市場で手に入るCDが変わる人もそうそういないだろう。昔は、「Hendrix in the West」や「Crash Landing」などと怪しげなのがあって、中でも「The Last Experience」で~、とかそういうのだったからさ。それも今は完全版が出てるのか…。

んなことを思いながら結構好きだったなぁ~って思い出したので「The Cry of Love」を聴く。これもアマゾン探してみると、ないんだ…。そうか、今は「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン」というアルバム…ジミがリリースしたがっていたアルバムの曲順にして整理して出されたんだったっけ。ここまでは持ってるな(笑)。でも、やっぱり「The Cry of Love」の方が印象深くて馴染んでる。最初の「Freedom」からファンキーで切れ味の良いギターが鳴っていて、ソウルフルにアメリカ人に戻っていったジミヘンの取り組み…。そして哀しげな「Drifting」は新たな境地を切り開いたバラードっつう雰囲気で、ギタリストジミヘンからシンガーになっている側面の強いアルバムなのかもしれないな。しかし「Ezy Rider」が始まると唸るようなファズギターとワウペダルが炸裂してきたので、いやいやそんなことないかと反省。しかし、ヘヴィーだ…。そしてソウルフルなんだよな、この辺。
ジミヘン好きに云わせるとやっぱり中後期にハマっていくらしい。だからこの辺の作品は奥が深いらしいけど、あんまり何度も聴いてなかったから、今改めて聴き直しててその気持ちが分かってきた。コレ、面白いかも。独特のグルーブ感を打ち出していて、そこにスペイシーなギターを被せている。その分アルバム的には些か単調になってしまっている感じもするけどしっかりと響いているからいいのか、これでも。う~ん、しっとりと聞かせる曲も多いなぁ、このアルバム、やっぱり。「Angel」はやっぱり素晴らしい。ロッドも歌ってたけど、これはいいねぇ…。そして「In From The Storm」っつうグルーブ感たっぷりのロックナンバーが好きで、往年のジミヘンっていうワイルドさがあるからだと思うけど、期待を裏切らない曲だったのでこのアルバムの中では光ってる。
やっぱ基本的にブルースの音色とフレーズだから自然体で音を出すとそういうのが多くなるのだろうと思う、この人は。それでも黒人の血が騒いでソウルなものに挑戦し始めて、しかもそれが独特のグルーブ感だから面白くなってきて、歌もいいメロディのが出来てきてっていう…。正に上り調子の頃だったんだなぁ。編集された「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン」でも良いけど、時代的なものなのかな、「The Cry of Love」、やっぱ良いアルバムだ。


んなことを思いながら結構好きだったなぁ~って思い出したので「The Cry of Love」を聴く。これもアマゾン探してみると、ないんだ…。そうか、今は「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン」というアルバム…ジミがリリースしたがっていたアルバムの曲順にして整理して出されたんだったっけ。ここまでは持ってるな(笑)。でも、やっぱり「The Cry of Love」の方が印象深くて馴染んでる。最初の「Freedom」からファンキーで切れ味の良いギターが鳴っていて、ソウルフルにアメリカ人に戻っていったジミヘンの取り組み…。そして哀しげな「Drifting」は新たな境地を切り開いたバラードっつう雰囲気で、ギタリストジミヘンからシンガーになっている側面の強いアルバムなのかもしれないな。しかし「Ezy Rider」が始まると唸るようなファズギターとワウペダルが炸裂してきたので、いやいやそんなことないかと反省。しかし、ヘヴィーだ…。そしてソウルフルなんだよな、この辺。
ジミヘン好きに云わせるとやっぱり中後期にハマっていくらしい。だからこの辺の作品は奥が深いらしいけど、あんまり何度も聴いてなかったから、今改めて聴き直しててその気持ちが分かってきた。コレ、面白いかも。独特のグルーブ感を打ち出していて、そこにスペイシーなギターを被せている。その分アルバム的には些か単調になってしまっている感じもするけどしっかりと響いているからいいのか、これでも。う~ん、しっとりと聞かせる曲も多いなぁ、このアルバム、やっぱり。「Angel」はやっぱり素晴らしい。ロッドも歌ってたけど、これはいいねぇ…。そして「In From The Storm」っつうグルーブ感たっぷりのロックナンバーが好きで、往年のジミヘンっていうワイルドさがあるからだと思うけど、期待を裏切らない曲だったのでこのアルバムの中では光ってる。
やっぱ基本的にブルースの音色とフレーズだから自然体で音を出すとそういうのが多くなるのだろうと思う、この人は。それでも黒人の血が騒いでソウルなものに挑戦し始めて、しかもそれが独特のグルーブ感だから面白くなってきて、歌もいいメロディのが出来てきてっていう…。正に上り調子の頃だったんだなぁ。編集された「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン」でも良いけど、時代的なものなのかな、「The Cry of Love」、やっぱ良いアルバムだ。
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