The Yardbirds - For Your Love
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そもそも三大ギタリストってのはどこから来た?なんて話ももう説明不要なのだろうが、もしかしたらクラプトン以外のギタリストって知名度低かったりする??なんてことがネット上で書かれていたのを発見したのでちょっと驚いたが…、確かにそうかもなぁとふと思った。まぁ、ジミー・ペイジはこないだツェッペリン再結成ネタで全世界を沸かせたからクラプトンに負ける知名度ではないと思いたいが…。ベックは…、う~ん、確かにマニアックかもしれん。ま、それでも40年以上前に出来上がった伝説は今でも語り継がれるべきものであってほしい。

その三大ギタリストが在籍したバンドとして有名な、そしてツェッペリンの前身とも云われるバンド、ヤードバーズ。ま、後者の話はジミー・ペイジがライブで初期ツェッペリン的なことを既に実験していたことで語られるのだが、絶盤となっている「Live! Yardbirds」を聞けばその意味はわかるだろう。その辺の話は長くなるのでまた今度…。
さてさて1965年リリースのクラプトンがヤードバーズを辞めるきっかけになった曲「For Your Love」を含む、そしてジェフ・ベックが参加した曲が多数収録されたアルバム「For Your Love」、っつうかシングルの寄せ集めなんだけど、アメリカ編集盤アルバムとして有名になってしまっているのでひとつの作品として取り上げてみよう。60年代のバンドのオリジナルアルバムってホント探し出すの大変。アメリカ盤と英国盤で全然違うからさ。モノ・ステレオだけではなくってバージョンも違うし収録曲も違うしジャケもアルバムも全部違ってさ。んで、これはアメリカの編集盤、だけどうまくってね、聞きやすくってよく出来ているのでベック時代のヤードバーズ作品としては割と認められていると思う作品。
最初の「For Your Love」はこの後クラプトンが辿る道を知っていると確かにバンドを辞めるハズだ、と思えるんだけど、結構実験的で単なるポップスでもないけどな、と今なら思える。ヤードバーズらしい、っつうかヘン。それはともかくベックのギターは全編で結構エグい音で弾かれているので、まだまだロックしていたベックが面白い。曲もさ、リフで出来ているのが多くて歌モノっていうんじゃなくって、やっぱりギター中心のバンドだよ。ギターソロにしても思い切り目立つし。「Got to Hurry」なんてインストものがあったりさ。まぁ、ほとんどの曲が何かのパクリなのでそういう意味では疑問だけど、英国のこの頃ってのは皆そんなモンだし、中でもこれだけの迫力を持ったバンドってThe Whoくらいしかなかったんじゃないかな。ストーンズもビートルズも大人しいもんさ、コレに比べれば。「I Ain't Done Wrong」での切れ味の良いギターサウンドとハープなんて凄いもんね。やっぱヤードバーズってのは単なるビートバンドじゃないぜよ。三大ギタリストだけが話題になるけど、実はかなりバンド的に激しくて面白いんだよね。もちろんギタリストが派手だからだろうけどさ。
自分の持ってるのは随分昔のレコードだったけど、その後4枚組CDで持ってて、そこまで。今は調べてみると紙ジャケはおろか、凄い曲数のボーナストラックが付いているみたいで…。またそのうちヤードバーズの持ってるものと持ってない曲とか整理しないとワケわかんなくなるなぁ。バージョン違いがやたらと出ているみたいで、結構持っていると思ってたんだけど…。うん、そういうのもまた楽し。


その三大ギタリストが在籍したバンドとして有名な、そしてツェッペリンの前身とも云われるバンド、ヤードバーズ。ま、後者の話はジミー・ペイジがライブで初期ツェッペリン的なことを既に実験していたことで語られるのだが、絶盤となっている「Live! Yardbirds」を聞けばその意味はわかるだろう。その辺の話は長くなるのでまた今度…。
さてさて1965年リリースのクラプトンがヤードバーズを辞めるきっかけになった曲「For Your Love」を含む、そしてジェフ・ベックが参加した曲が多数収録されたアルバム「For Your Love」、っつうかシングルの寄せ集めなんだけど、アメリカ編集盤アルバムとして有名になってしまっているのでひとつの作品として取り上げてみよう。60年代のバンドのオリジナルアルバムってホント探し出すの大変。アメリカ盤と英国盤で全然違うからさ。モノ・ステレオだけではなくってバージョンも違うし収録曲も違うしジャケもアルバムも全部違ってさ。んで、これはアメリカの編集盤、だけどうまくってね、聞きやすくってよく出来ているのでベック時代のヤードバーズ作品としては割と認められていると思う作品。
最初の「For Your Love」はこの後クラプトンが辿る道を知っていると確かにバンドを辞めるハズだ、と思えるんだけど、結構実験的で単なるポップスでもないけどな、と今なら思える。ヤードバーズらしい、っつうかヘン。それはともかくベックのギターは全編で結構エグい音で弾かれているので、まだまだロックしていたベックが面白い。曲もさ、リフで出来ているのが多くて歌モノっていうんじゃなくって、やっぱりギター中心のバンドだよ。ギターソロにしても思い切り目立つし。「Got to Hurry」なんてインストものがあったりさ。まぁ、ほとんどの曲が何かのパクリなのでそういう意味では疑問だけど、英国のこの頃ってのは皆そんなモンだし、中でもこれだけの迫力を持ったバンドってThe Whoくらいしかなかったんじゃないかな。ストーンズもビートルズも大人しいもんさ、コレに比べれば。「I Ain't Done Wrong」での切れ味の良いギターサウンドとハープなんて凄いもんね。やっぱヤードバーズってのは単なるビートバンドじゃないぜよ。三大ギタリストだけが話題になるけど、実はかなりバンド的に激しくて面白いんだよね。もちろんギタリストが派手だからだろうけどさ。
自分の持ってるのは随分昔のレコードだったけど、その後4枚組CDで持ってて、そこまで。今は調べてみると紙ジャケはおろか、凄い曲数のボーナストラックが付いているみたいで…。またそのうちヤードバーズの持ってるものと持ってない曲とか整理しないとワケわかんなくなるなぁ。バージョン違いがやたらと出ているみたいで、結構持っていると思ってたんだけど…。うん、そういうのもまた楽し。
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