Roger Daltrey - Can't Wait to See the Movie
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あまりボーカリストとして名を挙げた人ではないけど実はソロ活動でもかなり秀逸な作品を残しまくっているロジャー・ダルトリー。ご存じザ・フーのボーカリストでザ・フーの印象があまりにも強くて、そして他のメンバーの個性が強すぎてあくまでもバンドの一員という位置付けに留まっている、これは他のメンバーも同じジレンマだったりすると、ツエッペリンのメンバーなんかも同じような印象があるんだけど、バンドが凄すぎるんだよね。だからソロ作品がきちんと評価されにくい、かく言う自分もやっぱソロ作か~っていう感じで聴くもんね。

1987年リリースの「Can't Wait to See the Movie (今宵、シネマで)」、今のところ実はソロ作品としては最新作に留まっているんじゃないか?以降はベスト盤ばかり出しているし、もちろん90年代以降からはザ・フーの活動が盛んになったっつうのもあって、もともとソロ作をどうしても出したいというミュージシャン欲に駆られた人じゃないのでマイペースなんだろうけど、それでもザ・フー関係では一番ソロ作品が出ていると思う。それは単に彼自身は曲をあまり作るワケじゃないから、ってことだ(笑)。まぁ、ボーカリストなんだな、要するに。しかし、だ、ここでロジャー・ダルトリーと絡む英国ロックのメンバーってのがかなり面白くて、ここでも取り上げていたベーブ・ルースのアラン・シャックロックやラス・バラッド、それにクレム・クリムソンなんてのが絡んできていたのだ。
この作品「Can't Wait to See the Movie (今宵、シネマで)」ではクレム・クリムソンがギター弾いてるのとデヴィッド・フォスターとラス・バラッドが鍵盤参加ってのがメジャーどころかな。もうロジャーはこの時点でまったく曲も歌詞も書いていない。単なるシンガーに徹しているんだけど、その分作品としての質は凄く高いモノに仕上がっていて、もっときちんとソロ活動をやってたら売れたんじゃないかと思うけど、コレも全く売れず仕舞とか。まぁ、しょうがないだろ(笑)。
作風としてはもちろんちょっとアダルトな雰囲気のロック作品で、ガンガンのハードロックとかはなくて、かと云ってポップスでもない…、その間かな。歌声はどう聞いてもロックだけど、アレンジとかは妙に軽いポップよりの音とかそんなん。でも楽曲レベルは高いから、それとロジャーの魅力で飽きさせないってのはある。ジャケットはオシャレだし、この頃は多分映画俳優として確立し始めた頃で、そんなのがタイトルにも出ているし。
いや、久しぶりに聴いたけど…、昔は単なるソロアルバムのポップ化したロジャーって思ってたんだよね。今聴いたら意外としっかりできていて悪くないじゃないか、と思ったりした。また全部聴き直そうかな。とりあえず一番好きな「Under a Raging Moon」から、だな。


1987年リリースの「Can't Wait to See the Movie (今宵、シネマで)」、今のところ実はソロ作品としては最新作に留まっているんじゃないか?以降はベスト盤ばかり出しているし、もちろん90年代以降からはザ・フーの活動が盛んになったっつうのもあって、もともとソロ作をどうしても出したいというミュージシャン欲に駆られた人じゃないのでマイペースなんだろうけど、それでもザ・フー関係では一番ソロ作品が出ていると思う。それは単に彼自身は曲をあまり作るワケじゃないから、ってことだ(笑)。まぁ、ボーカリストなんだな、要するに。しかし、だ、ここでロジャー・ダルトリーと絡む英国ロックのメンバーってのがかなり面白くて、ここでも取り上げていたベーブ・ルースのアラン・シャックロックやラス・バラッド、それにクレム・クリムソンなんてのが絡んできていたのだ。
この作品「Can't Wait to See the Movie (今宵、シネマで)」ではクレム・クリムソンがギター弾いてるのとデヴィッド・フォスターとラス・バラッドが鍵盤参加ってのがメジャーどころかな。もうロジャーはこの時点でまったく曲も歌詞も書いていない。単なるシンガーに徹しているんだけど、その分作品としての質は凄く高いモノに仕上がっていて、もっときちんとソロ活動をやってたら売れたんじゃないかと思うけど、コレも全く売れず仕舞とか。まぁ、しょうがないだろ(笑)。
作風としてはもちろんちょっとアダルトな雰囲気のロック作品で、ガンガンのハードロックとかはなくて、かと云ってポップスでもない…、その間かな。歌声はどう聞いてもロックだけど、アレンジとかは妙に軽いポップよりの音とかそんなん。でも楽曲レベルは高いから、それとロジャーの魅力で飽きさせないってのはある。ジャケットはオシャレだし、この頃は多分映画俳優として確立し始めた頃で、そんなのがタイトルにも出ているし。
いや、久しぶりに聴いたけど…、昔は単なるソロアルバムのポップ化したロジャーって思ってたんだよね。今聴いたら意外としっかりできていて悪くないじゃないか、と思ったりした。また全部聴き直そうかな。とりあえず一番好きな「Under a Raging Moon」から、だな。
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