Albert Collins - Live 92-93
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同じギターでこうもスタイルが違うかと言うくらいに対極に位置している思い切り黒人ブルース…でもモダンブルースやデルタブルースではないからまだ近い領域かもしれない(笑)。テレキャスターを右肩に掛けて7フレット目にカポして超ワイルドに指で弾きまくるデカい黒人、アルバート・コリンズ。この人が亡くなったのも実に惜しいよなぁ…、そのちょっと前くらいに日本に来ていたんだよね。見たかったなぁ~。

そんなことで思い切りヘヴィーっつうか人間臭さ丸出しのライブアルバム、しかも晩年のライブ集大成とも言える「Live '92/'93」という作品だ。リリースは1995年なので当然没後のリリースだが、このジャケットが実に良いと思いません?こういう渋いセンスはアメリカならではで、まぁ、ロック系で言えばブルース・スプリングスティーンなんかと同じ男臭さっていう世界なんだろうけど、良いじゃないか、かっこよいし、そのかっこよさの中にはどこか男の香りがある、ってもんだ…、とは男の勝手な意識か?ま、なんでもいいんだけどさ(笑)。
うん、あちこちのライブ録音素材から引っ張ってきたものらしいので、曲順とかは別にこだわりないんだろうけどこの人もこれくらいになると色々なライブアルバムがあったりする。ほとんどいつも似たような曲が並ぶのが常で、このアルバムも大体似たようなものが並んでいる。曲そのものにはそれほど注意を払って聴いてはいないけど、初っ端「Iceman」はテーマみたいなもんで、もう始めからバキバキのテレキャスサウンドでいきなりハートに刺さるサウンドがガンガン来る。その後はすぐにソフト&メロウなアドリブ重視の11分弱にも渡る曲で、こういう曲での音使いってホントに本能的に巧いよなぁ…。ハードにバキバキってしながらメロウにやんわりと、ブルースメン曰く「ギターはオンナを抱くように可愛がるのさ」ってなことを見事に音で聴いていてもよくわかるくらい多様な触れ方をしていてそういう意味では非常にいやらしい…、でも凄く温かみがある心地良さ。その温かさが良いんだよね、ブルースってのは。特にこの人は普段のギターがシャープで尖ってるから余計にそう思う。
ブギありシャッフルあり、そしてこの人のバンドの特徴でもあるけどホーンセクションはもちろんながらA.C.リードのサックスが結構メインに据えられていて、パーティバンド的なものでもあるけど、毎度のことながらお遊びが面白い。サイドギターの人、名前調べてないけど結構良い味でギター弾いてて、アルバート・コリンズと似たようなフレーズを結構キメてくれるし、面白い。しかし…、「Frosty」なんて毎度の曲ながらもやっぱり弾きまくっててクラクラするわ(笑)。
キャリアは古くてデビューも古かったんだけど一端ブランクがあって、主に目立ち始めたのは80年前後くらいからという遅咲きブルースメンだけど、当然ホンモノのスジはしっかりある人でロックにも多大なる影響を与えているしロックに影響も受けている人で、バディ・ガイなんかとも双璧を張るかもしれん。まぁ、この手のギターはフレディ・キングあたりからなんだろうけどね。でもアルバート・コリンズ、かっちょよいっ!


そんなことで思い切りヘヴィーっつうか人間臭さ丸出しのライブアルバム、しかも晩年のライブ集大成とも言える「Live '92/'93」という作品だ。リリースは1995年なので当然没後のリリースだが、このジャケットが実に良いと思いません?こういう渋いセンスはアメリカならではで、まぁ、ロック系で言えばブルース・スプリングスティーンなんかと同じ男臭さっていう世界なんだろうけど、良いじゃないか、かっこよいし、そのかっこよさの中にはどこか男の香りがある、ってもんだ…、とは男の勝手な意識か?ま、なんでもいいんだけどさ(笑)。
うん、あちこちのライブ録音素材から引っ張ってきたものらしいので、曲順とかは別にこだわりないんだろうけどこの人もこれくらいになると色々なライブアルバムがあったりする。ほとんどいつも似たような曲が並ぶのが常で、このアルバムも大体似たようなものが並んでいる。曲そのものにはそれほど注意を払って聴いてはいないけど、初っ端「Iceman」はテーマみたいなもんで、もう始めからバキバキのテレキャスサウンドでいきなりハートに刺さるサウンドがガンガン来る。その後はすぐにソフト&メロウなアドリブ重視の11分弱にも渡る曲で、こういう曲での音使いってホントに本能的に巧いよなぁ…。ハードにバキバキってしながらメロウにやんわりと、ブルースメン曰く「ギターはオンナを抱くように可愛がるのさ」ってなことを見事に音で聴いていてもよくわかるくらい多様な触れ方をしていてそういう意味では非常にいやらしい…、でも凄く温かみがある心地良さ。その温かさが良いんだよね、ブルースってのは。特にこの人は普段のギターがシャープで尖ってるから余計にそう思う。
ブギありシャッフルあり、そしてこの人のバンドの特徴でもあるけどホーンセクションはもちろんながらA.C.リードのサックスが結構メインに据えられていて、パーティバンド的なものでもあるけど、毎度のことながらお遊びが面白い。サイドギターの人、名前調べてないけど結構良い味でギター弾いてて、アルバート・コリンズと似たようなフレーズを結構キメてくれるし、面白い。しかし…、「Frosty」なんて毎度の曲ながらもやっぱり弾きまくっててクラクラするわ(笑)。
キャリアは古くてデビューも古かったんだけど一端ブランクがあって、主に目立ち始めたのは80年前後くらいからという遅咲きブルースメンだけど、当然ホンモノのスジはしっかりある人でロックにも多大なる影響を与えているしロックに影響も受けている人で、バディ・ガイなんかとも双璧を張るかもしれん。まぁ、この手のギターはフレディ・キングあたりからなんだろうけどね。でもアルバート・コリンズ、かっちょよいっ!
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