Taste - Live At Isle of Wight




ワイト島フェスティバルそのものの評判は音楽以外のトコロで芳しくないものというイメージがつきまとっているようですが、ここで登場したアーティストは以降のロック史に残るべきバンドも多く、なかなか侮れない。そんな中のひとつにこのフェスティバルへの出演をきっかけにステップアップしていったアイルランドの英雄ギタリスト、ロリー・ギャラガーがいる。この時にはまだテイストというクリームを彷彿させるような、と言うかクリームと時を同じくして同じようなことをアイルランドでやっていただけなので、別に真似していたワケではなく、感性が同じだっただけと見るのが正しい解釈、かな。もっともメンバーの力量に差がありすぎたので、時代を担うバンドにはならなかったんだけどね。それでもロリーのギター中心にバンドが演奏しまくるライブならではの様子をまざまざと記録した「Live At Isle of Wight」
基本的にオールドブルースの焼き直し、ロック的解釈による手法でギタリストが歌うバンドなので、やっぱりギターと歌がシンクロ、もしくは絡み合いが凄くあって、その分ワンマン的に聞こえてしまうのかもしれない…、この辺はジミヘンがバランス良いよね。クリームはクラプトンがメインボーカルじゃないからこういうシンクロはないし。まぁ、ジョニー・ウィンター
この人のスタイルと言えば赤いタータンチェックのシャツにボロボロのストラトって感じでね、「Live At Isle of Wight」
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