Van Halen - Fair Warning
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今でも真の意味のギターヒーローと云える人は数少ないだろうし、それが30年も言われ続けるっていう人になるともっと少なくなるだろうね。でも、笑顔の絶えないこの人エディ・ヴァン・ヘイレンは誰もが認めるテクニックとヒーロー性を持った人で、最近再結成ツアーを行っていることで話題。それでまた何となくヴァン・ヘイレン熱が再燃してきたのでちと聴き直してみました♪

1981年リリースの4枚目「戒厳令」。エディのギターで彩られたアルバムとして知られている作品で、この作品の反動があったために次の「Diver Down」はデイヴ色の強いアルバムになったとか…。それはともかく、やっぱりこの「戒厳令」はギタリスト的には面白いアルバムだ。冒頭からしてなんじゃこりゃ?ってな感じで始まるギターの音色と奏法。アルカトラズのセカンド「ディスタービング・ザ・ピース」でスティーヴ・ヴァイが似たようなことしてるけどこれのパクリかねぇ。そんなのが全編聴けるんだけど、やっぱりエディらしいって思うのはそんなギター小僧なのに、ギターを何本も重ねるというような事はほとんどしていなくてせいぜい二本まで。それもソロのバックのギターを入れている程度で、ライブで叩き上げてきたからなのか、ライブを意識してあまり重ねていないのか、その辺のシンプルさもヴァン・ヘイレンらしいとこだね。
楽曲の方はいつもながら名曲、っていう感じのものではなくて、結構キャッチーで口ずさみやすい曲がいくつも入っているし、コーラスワークも健在なので取っ付きやすいのは取っ付きやすい。ただギター小僧が聴くとどうしてもギターにしか耳が行かないので、そのポップさやデイヴがどうの、ってのは全然後回し。ここにこんなフレーズで入るか~!とかおぉ~、こんな音色でギターって鳴るのか?なんてのが気になってしまうので、まともにアルバムとして聴いていられない…。
単なるライトハンド奏法から更に進化したエディのギターテクが聴けるし、ギターそのものの面白さも聴ける大変ギタリスト的なアルバムで、30分強しかないのも聴きやすい。そしてマイケル・アンソニーもシンプルに良いベース弾いてる。十年以上ぶりに聴くこのアルバム、割と色々なサウンドが詰め込まれていたんだ、と改めて気付いた。ギター一辺倒な聴き方だけではいけませんね、はい。


1981年リリースの4枚目「戒厳令」。エディのギターで彩られたアルバムとして知られている作品で、この作品の反動があったために次の「Diver Down」はデイヴ色の強いアルバムになったとか…。それはともかく、やっぱりこの「戒厳令」はギタリスト的には面白いアルバムだ。冒頭からしてなんじゃこりゃ?ってな感じで始まるギターの音色と奏法。アルカトラズのセカンド「ディスタービング・ザ・ピース」でスティーヴ・ヴァイが似たようなことしてるけどこれのパクリかねぇ。そんなのが全編聴けるんだけど、やっぱりエディらしいって思うのはそんなギター小僧なのに、ギターを何本も重ねるというような事はほとんどしていなくてせいぜい二本まで。それもソロのバックのギターを入れている程度で、ライブで叩き上げてきたからなのか、ライブを意識してあまり重ねていないのか、その辺のシンプルさもヴァン・ヘイレンらしいとこだね。
楽曲の方はいつもながら名曲、っていう感じのものではなくて、結構キャッチーで口ずさみやすい曲がいくつも入っているし、コーラスワークも健在なので取っ付きやすいのは取っ付きやすい。ただギター小僧が聴くとどうしてもギターにしか耳が行かないので、そのポップさやデイヴがどうの、ってのは全然後回し。ここにこんなフレーズで入るか~!とかおぉ~、こんな音色でギターって鳴るのか?なんてのが気になってしまうので、まともにアルバムとして聴いていられない…。
単なるライトハンド奏法から更に進化したエディのギターテクが聴けるし、ギターそのものの面白さも聴ける大変ギタリスト的なアルバムで、30分強しかないのも聴きやすい。そしてマイケル・アンソニーもシンプルに良いベース弾いてる。十年以上ぶりに聴くこのアルバム、割と色々なサウンドが詰め込まれていたんだ、と改めて気付いた。ギター一辺倒な聴き方だけではいけませんね、はい。
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