Iron Maiden - Live In Yokohama 2008
「15日メイデン行くぞ!」。
は?
「チケットあんの?」
「あるっ!」
は?なぜ?
「わかった。」
ってなことで15日にアイアン・メイデンの横浜公演に参加してきました。14日はポリスのライブに東京ドームに行ってきたばかりなのだが連日ライブ参加でなかなか充実した日々。ちなみに12日は武道館でWWE参戦だったので非常に忙しい一週間だったのだ(笑)。


いくつかヘヴィメタバンドのライブを見てるし、別に驚くことでもないんだろうけど、やっぱり年季の入ったメタルバンドのファンは凄い。正に80年代ヘヴィメタを代表する「あ、うん」の呼吸で拳を振り上げて大合唱、これぞロック!と言わんばかりの盛り上がりを見せていて、前日のポリスのロック度とは全く異なるやはりヘヴィメタルの世界で自分的に心地良かったなぁ~。
何と言ってもここのところ定番となっていたライブのオープニングにUFOの「Doctor Doctor」が丸ごと流れるのだが、それがもう既に全員滅茶苦茶盛り上がっていてライブ中一番の盛り上がりだったんじゃないだろうか(笑)?いや、マジに。前座のローレン・ハリスのバンドは学園祭みたいなアマチュアバンドでどうでもよかったし、おかげでその前に飲んでたアルコールも消えつつあり、眠気を誘う…。もっと飲んでおけばよかった(笑)。
ま、それでも「Doctor Doctor」で滅茶苦茶盛り上がって大合唱、おぉ~、久々に大声で叫びまくったぜ、これ。そんでもって「Live After Death」と同じ進行のイントロが始まって…、ドッカ~ン!と大好きな「撃墜王の孤独」なワケだ。とにかく凄い盛り上がりで、年の頃40代のメタル好き達が歌い叫び拳を振り上げてエアードラムやらエアーギターならのポーズをキメる…、凄いパワーだぜ、全く。
セットリストやら何やらはあちこちで探せると思うので適当にしてもらって、とにかくアイアン・メイデンってこんなにキャッチーだったか?と思う部分も多かったし、やっぱり複雑な曲が多いんだなぁとも思ったが、それらの全てについていくファンの姿が素晴らしい。「Fear of the Dark」のコーラスって結構音程とか難しいんじゃないか?なんて思ったが見事に大合唱で、往年のファンのキャリアを物語ってるな。ステージ上はアンプの姿が全く見当たらず全てステージセット=「Powerslave」のスフィンクスを始めとする絵柄に覆われているし、バックではカーテンが入れ替わったりしてかなり凝ったショウセットなのもプロフェッショナル。
いやぁ、やっぱり「Rime Of The Ancient Mariner」は圧巻です。そしてスティーブ・ハリスのかっこよいことったらありゃしない。我が物顔でステージを走り回るのも凄いがやっぱりダントツに目立つ。フレーズもステージアクションも素晴らしいし、ルックスも良いしねぇ、圧倒的な存在感。後はデイヴ・マーレイのギターの巧さ。綺麗なフレーズをこれでもかと紡ぎ出すし、完璧なギタープレイでメイデンに華麗さを添えているが、見事にステージでも変わらず、サラリとこなしていたのもさすが。
ん~、書いてるとキリがないんだけど、やっぱロックってのはこうあるべきだ!って感じで凄かった!
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