Cyndi Lauper - She's So Unusual
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80年代を通った人ならば懐かしい!と思うアルバムです(笑)。プリンスが出てきてなんとなく、って思ったので久々に引っ張り出して来てどんなんだっけ?ってか今聴いたらどんだけくだらないって思うか、はたまたその楽曲の出来映えに感動するのか…。オムニバス的なもので断片的に聴くことはあってアルバムまとめて聴くことはなかったのでちょっと試しに、ね。

1983年リリースのファーストアルバム(!)だったんだよね。どっちかっつとシングルヒットありきでアルバムが出たっていう印象があって、知ってるシングルがいくつも入っているお得なレコードっつう…。実際はそんなことないハズなんだが、当時の記憶はそういう感じで、多分日本盤のリリースがシングルヒットの後だったんじゃないだろうか。調べてないからわからんけど、まぁ、多分記憶の中でそうなんだからそうだろう(笑)。
いやぁ、音が古い!鍵盤の音とかドラムの音とかモロに80年代だもん。当たり前だけど、それが良かった時代なんだよね。そしてシンディの声もえらく艶と張りがあってキンキンするなぁ。こんなキンキンしたっけ?歌い手としては凄いとかではないけど思い切りの良さはダントツかも。この頃既に30歳を過ぎていた彼女は遅すぎたポップスターだったワケだが、その分ハジけていてこういう音とファッションに行き着いたんだろう。
最初の「Money Change Everything」かもう記憶が…(笑)。そうそうこれこれ、こんなんだった~ってくらいに良く出来たポップソング。何と言っても極めつけは「The Girls Just Wanna Have Fun」だな。ギターのさりげなく細かい音使いが職人芸を感じさせてくれるねぇ、これ。歌はもちろんあのままなのでいいんだけど、バックの音が色々試してるわ。面白い。それにしてもチープだ(笑)。それとアルバム全般を通して言えるんだけど、何だろ?ブルース・スプリングスティーンの「Born In The USA」とほとんど同じ構成や音使いやエフェクトでプロデューサー一緒じゃないだろうに、不思議だ。時代と言えば時代なのかもしれないけど、パワーステーションサウンド?う~ん、まぁ、気にするほどじゃないけど、えらく似通ってるんだもん。
そして驚くことにマイルス・デイヴィスもカバーした名曲「Time After Time」もが入っていてねぇ、しっとりと聴かせてくれるこの曲も彼女のキャリアを助けている。うん、良い曲だよ、こういうのは。基本的にクサいのは聴かないけど、やっぱり良いね。マイルスのバージョンではこの曲がこれなの?てな感じだけど(笑)。それとアルバム中一番好きな曲「She Bop」。シンセベースの心地良いラインがツボにハマるのです。音を変えてイメージして貰いたいんだけど、これってツェッペリンの「Rock And Roll」をモチーフにしてるんじゃない?って思うもん(笑)。まぁ、サビとかは違うし別にZepだけに限らず一般的なロックンロールソングをもじればこうなるんだろうけど、ブレイクの部分とかね、そんな感じなんだよ。もちろん当時はそんな風に聴かなかったけどさ。
やっぱ良くできたアルバムだったんだな、と。リアルタイムだったからってのはあるが、作品的にもしっかりしているし、このアルバムだけで彼女は今でも食えているだろうし、時代を代表するアルバム、そして面白かった。ただ、飽きる、かもしれん(笑)。


1983年リリースのファーストアルバム(!)だったんだよね。どっちかっつとシングルヒットありきでアルバムが出たっていう印象があって、知ってるシングルがいくつも入っているお得なレコードっつう…。実際はそんなことないハズなんだが、当時の記憶はそういう感じで、多分日本盤のリリースがシングルヒットの後だったんじゃないだろうか。調べてないからわからんけど、まぁ、多分記憶の中でそうなんだからそうだろう(笑)。
いやぁ、音が古い!鍵盤の音とかドラムの音とかモロに80年代だもん。当たり前だけど、それが良かった時代なんだよね。そしてシンディの声もえらく艶と張りがあってキンキンするなぁ。こんなキンキンしたっけ?歌い手としては凄いとかではないけど思い切りの良さはダントツかも。この頃既に30歳を過ぎていた彼女は遅すぎたポップスターだったワケだが、その分ハジけていてこういう音とファッションに行き着いたんだろう。
最初の「Money Change Everything」かもう記憶が…(笑)。そうそうこれこれ、こんなんだった~ってくらいに良く出来たポップソング。何と言っても極めつけは「The Girls Just Wanna Have Fun」だな。ギターのさりげなく細かい音使いが職人芸を感じさせてくれるねぇ、これ。歌はもちろんあのままなのでいいんだけど、バックの音が色々試してるわ。面白い。それにしてもチープだ(笑)。それとアルバム全般を通して言えるんだけど、何だろ?ブルース・スプリングスティーンの「Born In The USA」とほとんど同じ構成や音使いやエフェクトでプロデューサー一緒じゃないだろうに、不思議だ。時代と言えば時代なのかもしれないけど、パワーステーションサウンド?う~ん、まぁ、気にするほどじゃないけど、えらく似通ってるんだもん。
そして驚くことにマイルス・デイヴィスもカバーした名曲「Time After Time」もが入っていてねぇ、しっとりと聴かせてくれるこの曲も彼女のキャリアを助けている。うん、良い曲だよ、こういうのは。基本的にクサいのは聴かないけど、やっぱり良いね。マイルスのバージョンではこの曲がこれなの?てな感じだけど(笑)。それとアルバム中一番好きな曲「She Bop」。シンセベースの心地良いラインがツボにハマるのです。音を変えてイメージして貰いたいんだけど、これってツェッペリンの「Rock And Roll」をモチーフにしてるんじゃない?って思うもん(笑)。まぁ、サビとかは違うし別にZepだけに限らず一般的なロックンロールソングをもじればこうなるんだろうけど、ブレイクの部分とかね、そんな感じなんだよ。もちろん当時はそんな風に聴かなかったけどさ。
やっぱ良くできたアルバムだったんだな、と。リアルタイムだったからってのはあるが、作品的にもしっかりしているし、このアルバムだけで彼女は今でも食えているだろうし、時代を代表するアルバム、そして面白かった。ただ、飽きる、かもしれん(笑)。
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