The Pretty Things - Savage Eye

0 Comments
 60年代のブリティッシュビートバンドの行く末はかなり狭き門だったが、当時そんなことに気付いていた人間は誰もおらず、どのバンドが前に出てくるかなんて、またどんな音楽性がウケるかなんてのももちろんわからなかった。しかし変わったことをやっていたバンドは何年か後に再評価されることも多く、そんな再評価によってバンドそのものが復活してしまうケースも少なくない。最近ではポリスだって現役時代の比にならないくらいの再燃ぶりを見せているワケだし。

Savage Eye S.F. Sorrow

 そういう意味では何度も不死鳥の如く音楽性も変えながら、そして姿勢は常にロックで変わらないまま今現在も復活しているプリティ・シングス。1976年にリリースされた「Savage Eye」という作品はツェッペリンの所有するスワンソングレーベルからのリリースと言うことで有名だが、昔からプリティ・シングスのファンだったというジミー・ペイジが解散していた彼等に声を掛けてスワンソングから再度アルバムリリースをしたということらしい。その時のアルバムでかっこよいのがこの「Savage Eye」という作品。

 60年代の彼等は当然ながらR&Bに基づいたビートバンドであり、60年代末には「S.F. Sorrow」という稀代の作品を生み出していたが如何せんメンバーの出入りが激しく、なかなかバンドの音というものが定着しなかった。そのまま70年代を迎えて「Parachute」というサイケに溢れた作品をリリースするけどそこまでで終わり、って感じだった。が、先の理由で再度バンド再編してきたものなのだ。

 その「Savage Eye」というアルバムだがヒプノシスのジャケットが有名かもしれないけど、中身はかなりセンスの良いハードロックに仕上がっているので実は結構な出来映え。バラード曲もいくつか入っていて完全に独立した曲という感もあるけど、それはそれで良し。アルバムのクオリティはかなりのものです。最初の「Under The Volcano」なんてバドカンかと思うようなインパクトがある警戒でキャッチーなハードロックだしね。「Remember That Boy」なんてパープルだぜ、これは。多分ハードロック時代のプリティ・シングス大傑作アルバムだね。

関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply