Bryan Ferry - Let's Stick Together

2 Comments
 いやぁ、色々なものが出てくる出てくる(笑)。こんなのなんであるの?ってのがあったりしてせっかくなので聴いてみたりするのだが、結構面白い。さっさと処分してしまえば良かったものを、何が哀しくて置いてあったのだろうか?まぁ、そのおかげで予想しなかったものが再度聴けたりするので良いのだが。

 さてさて今回は中でも全く記憶から消え去っていた人のレコード発見♪ 多分どういう音を一人でやってるのか興味あったんだと思う。もちろん好みかと言われるとそういう領域に入ってくる以前の問題でして…。

Let's Stick Together Another Time, Another Place

 ブライアン・フェリー1976年ソロ作三枚目のアルバム「Let's Stick Together」。ブライアン・フェリーと言えばもちろんロキシー・ミュージックのフロントマンとして有名で、しかも「ダンディ」の異名を取るくらいオシャレで正に英国紳士らしいおじさん。いや、おじさんではないのだが(笑)。そして時代はまだまだ70年代中盤、パンク登場前夜で、プログレがちょっと下火になった時期なので、何が起きたかと言うと…、この売れそうな人のソロのバックメンバーには蒼々たるメンツが揃ってしまったってことだ。

 ギターにクリス・スペディング、ベースのジョン・ウェットン、ドラムにポール・トンプソン、サックスにメル・コリンズ、バイオリンにエディ・ジョブソン、ゲスト陣にはショパンのアン・オデル嬢?ストリングアレンジでクレジットあるけど、ホントか?それと恒例フィル・マンザネラさん。

 凄くないか?これ?それで出てくる音は、妙な面はあるがポップス…とロックンロール、なのだ。まぁ、半分くらいがカバー曲なのでそうなっているのだろうけどさ。そういう意味ではロキシーの初期作品の代表でもある「Re-Make / Re-Model」も垢抜けた感じでカバーしているね。

 悪くない、悪くないが何が特徴的なんだ?う~ん、特にない…、と思う。でも、この人のキャリアの中では結構な作品として君臨しているらしい。わからんもんだなぁ。…と言うことは他の作品って多分あんまり聴かなくて良いんじゃないかと思うのだが、それは言い過ぎ?いやぁ、ま、ともかく、だ、メンツに驚いて再度聴き直したが、それでも全員ポップス畑が嫌いな人達ではないもんね。そう考えればこのアルバムも不思議はない。そして音的なプロフェッショナル加減で言えば、完璧に出来上がった作品で、しっかりとフェリーの魅力的な歌声もクローズアップされているし、曲の持つ雰囲気もしっかりと体現できているので良いよ。ただ、ロック的要素が自分的にはよくわからないだけだったりね(笑)。

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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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Shinyan  
確かに・・・

ROCKとは言い難いよね
やっぱり、『ROCKは汗!!!!』だもんね!!!
このお方にはROCK的な“汗”は似合わない気がするもんね・・
まあ、あんまり嫌いな方じゃあ無いけど・・・
(どっちかって、言うと好きな方かな??)
アダルトPOPとでも言いましょうか???駄目かしら??
チョット安易かな??
まあ、ロキシーもソロも聞くんだけどね・・

2008/01/22 (Tue) 22:37 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>Shinyan

汗とは無縁っぽい感じだよねぇ、この人。アダルトポップって感じでおしゃれ…、なんだよね~。

2008/01/26 (Sat) 12:35 | EDIT | REPLY |   

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