Humble Pie - In Concert 1973

4 Comments
 棚の中からの発掘音源シリーズ(?)と題するべきか…、立て続けに出てくる出てくる気になる音源♪ 1970年代の英国ロックが最も熱くて楽しい時代だったことはロックファンならば当然周知の事実ではあるが、埋もれているバンドや後に発掘音源としてリリースされたものには当時リリースされたアルバム以上に凄いものってのがあるのだ。だから今は結構良い時代かもしれないね。もちろんリアルタイムでアルバム聴けた方が絶対良いんだけどさ。

King Biscuit Flower Hour: In Concert Performance: Rockin' the Fillmore

 ハンブル・パイの傑作と言えば誰に聴いても多分「Performance: Rockin' the Fillmore」というライブ盤だと思う。このライブは本当に英国のロックバンドか、これ?と思うくらいに激しくかっこよくそしてパワーと自信に溢れている作品で以前このブログにも登場しているんだけど、1996年になってこのライブアルバムを凌ぐほどのハンブル・パイの全盛期のライブがリリースされたのだ。先の「Performance: Rockin' the Fillmore」のライブはギタリストがピーター・フランプトン時代で1971年のフィルモアのライブを収録しているんだけど、この「King Biscuit Flower Hour: In Concert」はギターがクレム・クリムソンに変わって、1973年5月6日のサンフランシスコでのライブを収めている。うん、キング・ビスケット・フラワー・アワーというアメリカのラジオ番組で放送されたものがこうしてCDになったんだけど、これがもう凄い迫力なんだよ。ちなみに来日公演直前のライブだったので当時を知っている人は思いっ切り記憶が甦ること間違いナシの発掘ライブ音源でしょ。

 うん、とにかく凄い迫力で音圧で攻めてくるライブで、これぞハードロックバンドだよ。マリオットのソウルフルな歌声はもちろんギターもマイルドなトーンで凄く良い音してるし、これはクレム・クリムソンの音がそうなんだろうな…、やっぱレスポールの音は素晴らしい!絶対にアメリカを制覇できたバンドだし、世界をも制覇できるパワーを持つライブのエネルギーがしっかりパックされているので、今更って気もするけど絶対オススメ♪

 ハンブル・パイって初期から追いかけているとなかなか不思議なバンドで…、サイケデリックから始まってヘンなロック行って、そしたら思い切りハードロックで…、うん、そういうところは凄く英国らしいかな(笑)。しかし思い切りブルージィなギター弾いてる中にザクザクと切り込んでくる音ってのもロックだ…。これこそロックの正しい音です。

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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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evergreen  
なつかしいです

これは持っていますが、確か来日した時の曲目と全く同じでした。
めっちゃ凄い演奏でしたし、マリオット氏のしゃべくりも同じ感じでした。

2008/01/20 (Sun) 18:30 | EDIT | REPLY |   
ezee  

ハンブル・パイのこんなライブ存在したんですね。
画像も単純にカッコえ~と思えるラウドな演奏。
しかしマリオットの声は高いっすね。一緒に歌えません。

2008/01/20 (Sun) 22:13 | EDIT | REPLY |   
まるやん  
はじめまして

「サン・ハウス」で検索しててここに辿り着きました(笑)。

これ、持ってますけど曲間に挟まれるS・マリオットの唄うようなMC。
かなり好きです。

2008/01/21 (Mon) 19:41 | EDIT | REPLY |   
フレ  
ども♪

>エヴァ姉さん
あ、やっぱそう?熱い熱い日本公演だったとか…。そりゃそうだろうなぁ、このライブ聴いてても凄いもんなぁ。

>ezeeさん
うん、最近は色々な人の昔のライブが出てるから結構チェックすると面白いっす。しかも生々しかったりするので、編集無しで楽しめます♪

>まるやん
サン・ハウス、ってことはブルースですね♪結構ブルースもありますので楽しんでください♪ マリオットもブルースっす♪

2008/01/21 (Mon) 23:05 | EDIT | REPLY |   

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