Donovan - The Hurdy Gurdy Man


1968年リリースのドノヴァンの作品「The Hurdy Gurdy Man」。妙~にサイケデリックな路線やインド音楽、もちろんシタールが中心だったりするんだけど、そんなのがどわぁ~っと押し寄せてくる、もの凄く浮遊漂うアルバムです。自分的には別に趣味ではないのに何であるんだろう?とか思いながら聴いてたワケなんだけど、ジャケット見ながら聴いてて、「あれ?」って思ったのが一発目のドラムの音…、「ん?」って見てみると、ジョン・ボーナムって名前があったり…、更にジョン・ポール・ジョーンズやジミー・ペイジも参加してるのか、これ、この一曲目ってバックツェッペリンかぁ…、で、プロデューサーはミッキー・モスト、なるほどね。しかも3曲目にはアラン・ホールズワースですか?うそぉ~、凄いセッションだぜ、これ。追いかけていくと5曲目にも見たような曲名が「Get Thy Bearings」…、クリムゾンがライブでやってたんじゃないか?初期に。このカバーかぁ…と感心しまくって聴いているのだが、ここで聴けるオリジナルはヘンにジャズっぽい感じで、そして退廃的な歌い方…、う~ん、クリムゾンがカバーするのは不思議だけどおかしくない(笑)。その他はどう聞いてもどれも時代を反映したフラワームーヴメントにピッタリのサイケサウンドなんだよね。まぁ、心地良いっちゃあ心地良いので参加メンバーの豪華さに釣られて入手しても決して音的に悪くない楽しめるCDだね。
…で、何でウチにあったのかはこれで解明。そういえばドノヴァンの「Sunshine Superman」や「The Hurdy Gurdy Man」では結成前夜のツェッペリンが参加していたんだ。それを思い出して納得納得。そんなの他にもいっぱいあるけどあまり面白味がないので書かなかったなぁ、と。忘れて聴いたけどドノヴァンとして聴いても結構面白い位置付けの作品なんじゃないかな。後に色々な人がドノヴァンをカバーしていたことでわかるように英国ではかなり知名度があったようなので…。
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