Red Hot Chili Peppers - Blood Sugar Sex Magik


1991年リリースの彼等の作品群の中では最も充実していた最高傑作との呼び声も高いアルバム「Blood Sugar Sex Magik」。CDを入手した当時には全然ピンと来なくて数回も聴いてなかったのだが、十年以上ぶりに久々にレッチリにトライしてみた。その時の印象しかないのでそれ以来あちこちでレッチリの名を耳にしても別に聞かなかったし聞こうとも思わなかったもんね。なので、ずいぶん久しぶりに彼等の音楽に触れる…っても17年前のサウンドなのでそれが新しい音楽かどうかはちと問題ではあるが(笑)。
結論から書くと…何が面白いかさっぱりわからん(笑)。いやぁ、ベースのうねるラインの凄さとかドラムのキレの良さはもちろんギターも含めてサウンドも凄く斬新で正にミクスチャーなロックでは勢いのあるバンドだしそれでいてしっかりと聴かせるところ、っつうかメロディがポップだったりするので非常に聴きやす感もあるしノリももちろん凄く良いので、どう聴いてもかっこいいハズなんだけど、自分的にはダメ(笑)。まぁ、こだわる気もないんだけど受け付けないんだよなぁ…、理由はわからんが、何かあるんだろう。ファンクならファンク的にもっと面白くできるだろうし、ロックならロックでもっとかっこよくできるだろうし、どうにも音的なトコロが中途半端っつうか、それが受け入れられる時代だから別にいいけど、何だろうなぁ~、多分アメリカ、しかもカリフォルニア出身だっけ?の空気感がよろしくないのかもしれん(笑)。いや、そうとは限らないけど…深みがないっつうかね。そういうトコ。もっともっと何度も何枚もアルバムを聴き込めばもしかしたら気に入るのかもしれないけれど、多分そこまでできないだろうからなぁ…。
ってな辛辣な個人的意見を書いているけれど、アルバムとしての出来映えは音のかっこよさやウケってのはしっかりしているし、良い曲も幾つも入っている…。「Breaking Girl」とか売れた「Give It Away」とか「Under The Bridge」とかさ。なのでやっぱ名盤なんだろう、そして凄く人気があるので自分の感覚が違うだけなんだろう、と思うがロックなんてそんなもんだろ(笑)。まあいいじゃないか。しかしこういうロックってよくわかんないなぁ…。ロックってもっとかっこよくやるもんじゃないかな。
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