Red Garland - Groovy
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ジャズ界ってのは実に広い。ロックの世界よりも更に広いんじゃないだろうか、って思うことがよくある。それは多分全員がソロイスト的にあちこちのセッションに動いていたりするからだろう。自身がリーダになって作品を作る場合とサポートとして参加する場合…、まぁ、サポートってもしっかりメンバーなのでたまに主役を食うくらいの仕事をしてしまう人もいるのだが。概ねそういった場合は名盤として語られることが多いので悪い話ではないが、主役はたまらんよなぁ。

さて、マイルス・デイヴィスの門下生、というか50年代後期、マイルス・デイヴィスがマラソンレコーディングを行っている時のピアニストでもあったレッド・ガーランドの1957年リリースのソロ作の名盤が「Groovy」だ。自分的にはそんなにこの人の作品を聴いたことがあるワケじゃないので別に多くを語れるほどじゃないが、なんかジャズらしくて良いなぁ~ってことで昔よく聴いてた。アナログの頃ね。ポール・チェンバースのベースやアート・テイラーのドラムっつうのもよく聴く名前だったし、このトリオなら面白いのかな、と子供ながらに楽しんでた。久々に引っ張り出して聴いてみると、う~んジャズ(笑)。
なんつうのかさ、この頃のジャズの作品て音も凄くナマナマしくて良いんだけど、とにかく演奏が絶対にナマじゃない?即ち全てがライブ盤なワケでさ、グルーブ感とかテンションの高さとかってのはその場に持ち込まれるもので、極端に云えば失敗は許されない状況下での録音だからやっぱり名盤がいっぱいあるハズだよね。今でもそういうの多いハズだけど、やっぱ違うんだろうな。そういう空気感がにじみ出ていて、あぁ…酒が飲みたくなる、すごく綺麗なピアノだ。躍動感はもちろん不思議なコードを掻き鳴らす中でもしっかりとベースがグルーブしていて…、やっぱ上手く書けないな、ジャズは。難しい。そして簡単に心地良くなれる。


さて、マイルス・デイヴィスの門下生、というか50年代後期、マイルス・デイヴィスがマラソンレコーディングを行っている時のピアニストでもあったレッド・ガーランドの1957年リリースのソロ作の名盤が「Groovy」だ。自分的にはそんなにこの人の作品を聴いたことがあるワケじゃないので別に多くを語れるほどじゃないが、なんかジャズらしくて良いなぁ~ってことで昔よく聴いてた。アナログの頃ね。ポール・チェンバースのベースやアート・テイラーのドラムっつうのもよく聴く名前だったし、このトリオなら面白いのかな、と子供ながらに楽しんでた。久々に引っ張り出して聴いてみると、う~んジャズ(笑)。
なんつうのかさ、この頃のジャズの作品て音も凄くナマナマしくて良いんだけど、とにかく演奏が絶対にナマじゃない?即ち全てがライブ盤なワケでさ、グルーブ感とかテンションの高さとかってのはその場に持ち込まれるもので、極端に云えば失敗は許されない状況下での録音だからやっぱり名盤がいっぱいあるハズだよね。今でもそういうの多いハズだけど、やっぱ違うんだろうな。そういう空気感がにじみ出ていて、あぁ…酒が飲みたくなる、すごく綺麗なピアノだ。躍動感はもちろん不思議なコードを掻き鳴らす中でもしっかりとベースがグルーブしていて…、やっぱ上手く書けないな、ジャズは。難しい。そして簡単に心地良くなれる。
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