Keith Richards - Talk Is Cheap
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この人でもソロアルバムを出す必要性があったのか?と思われていたキース・リチャーズ。ストーンズで十分に好きなことをやっているからという理由でソロアルバムにはとんと興味がなかったと思われていたが、1988年に初のソロアルバムをリリース。その頃のミックとの確執云々は十分に語られているので割愛するとして、この「トーク・イズ・チープ」というアルバム、滅茶苦茶良い。

アルバムに針を落とした瞬間から、という言い方は今はしないのが残念だが、自分的にはこの作品もしっかりとアナログで買ってたので、今でもそのままだけど、とにかく最初の一発目から驚きの一言。なんじゃこりゃ?一体誰がベース弾いてるんだ?ブーツィー・コリンズ?サックスは?メイシオ・パーカー?その頃はまだどことなく名前は聞いた事あるような気もするけど凄いな、これは、なんて感想だったが、そうなんだよ。P-funk軍団のサポートによるこのバンド、ドラムはご存じスティーヴ・ジョーダンで、一曲目「Big Enough」のとんでもないサウンドこそがキースのやりたい音だったのか?ロックを超えてるぞ?いや、究極のロックンロールだ、なんて色々と思われたけど、何でも良いや、かっこ良い。シングルヒットになった「Take It So Hard」もモロにストーンズのキースらしい曲で素晴らしいが、そんなのが全編に渡って繰り広げられている。もちろん曲毎にお遊び的なテーマがあって、モロにストーンズ風なのもあったり「Make No Mistake」みたいにモダンでゴージャスなポップス風なのもあったりと、これはミック・ジャガーへの当てつけだろう。その前の「I Could Have Stood You Up」ももう趣味丸出しのオールディーズな雰囲気でやってる。
他にも「How I Wish」や「Whip It Up」はもうストーンズ、と言うかキースお得意のロックンロールが炸裂していて流石の逸品。これだけ質の高い作品がソロアルバムで作れるのだからストーンズはやはり凄いハズだ。本作以来キースもソロアルバムのお遊び的感覚を楽しんでいるようで、もう一枚「メイン・オフェンダー」をリリースしている。でも、その後ミックとの仲を復活させてからはストーンズ一辺倒。その辺分かりやすいと言うか、ミックも同じかもしれないけど、またどこかでこんなかっちょ良いアルバム作ってほしい。
それなりに楽しく作った作品ではあるようだが、やはりチャーリー・ワッツの微妙なリズム感とのバランスの方がキースにしっくり合っている感じがするから、その辺が息の長いバンド感なところだろう。


アルバムに針を落とした瞬間から、という言い方は今はしないのが残念だが、自分的にはこの作品もしっかりとアナログで買ってたので、今でもそのままだけど、とにかく最初の一発目から驚きの一言。なんじゃこりゃ?一体誰がベース弾いてるんだ?ブーツィー・コリンズ?サックスは?メイシオ・パーカー?その頃はまだどことなく名前は聞いた事あるような気もするけど凄いな、これは、なんて感想だったが、そうなんだよ。P-funk軍団のサポートによるこのバンド、ドラムはご存じスティーヴ・ジョーダンで、一曲目「Big Enough」のとんでもないサウンドこそがキースのやりたい音だったのか?ロックを超えてるぞ?いや、究極のロックンロールだ、なんて色々と思われたけど、何でも良いや、かっこ良い。シングルヒットになった「Take It So Hard」もモロにストーンズのキースらしい曲で素晴らしいが、そんなのが全編に渡って繰り広げられている。もちろん曲毎にお遊び的なテーマがあって、モロにストーンズ風なのもあったり「Make No Mistake」みたいにモダンでゴージャスなポップス風なのもあったりと、これはミック・ジャガーへの当てつけだろう。その前の「I Could Have Stood You Up」ももう趣味丸出しのオールディーズな雰囲気でやってる。
他にも「How I Wish」や「Whip It Up」はもうストーンズ、と言うかキースお得意のロックンロールが炸裂していて流石の逸品。これだけ質の高い作品がソロアルバムで作れるのだからストーンズはやはり凄いハズだ。本作以来キースもソロアルバムのお遊び的感覚を楽しんでいるようで、もう一枚「メイン・オフェンダー」をリリースしている。でも、その後ミックとの仲を復活させてからはストーンズ一辺倒。その辺分かりやすいと言うか、ミックも同じかもしれないけど、またどこかでこんなかっちょ良いアルバム作ってほしい。
それなりに楽しく作った作品ではあるようだが、やはりチャーリー・ワッツの微妙なリズム感とのバランスの方がキースにしっくり合っている感じがするから、その辺が息の長いバンド感なところだろう。
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