Rock'n Roll Circus
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そういえば先日はジョン・レノンの命日だったなぁと思って、ブルースとの絡みで何かなかったっけ?と考えてみるとジョン・レノンって人は、さほどブルースに取り憑かれていたワケではないけど作品的には色々あったり、そんなセッションもあったりするので割と事欠かない。もっともクラプトン絡みが多いワケだが、中でも最高に傑作なブルースセッションと言えば個人的には「ロックン・ロール・サーカス」の「Yer Blues」。

時代は1968年12月、ビートルズは終焉を迎えつつある時期、そしてストーンズもブライアンとの確執が始まった時期、だな。何でも本当はトラフィックのスティーヴ・ウィンウッドが出演するはずだったストーンズの特別番組である「ロックン・ロール・サーカス」だったがキャンセルとなり、出演者を捜したところジョン・レノンに電話一本でお願いしたらジョンはクラプトンとミッチ・ミッチェルを連れてきたという一幕からスタート。ベースはその場でも何とかなるだろうってことでビル・ワイマンにお願いしようとしたトコロ、キースが「俺がベース弾いてやるよ」と言ったかどうか知らないが、そんなようなことでキースがベースに決定。そこでプレイされたのがビートルズ「The White Album」に収録された「Yer Blues」。正直言ってとんでもないメンツでプレイされているこのバンドのこの曲、即席だからもたつく場面はいくつもあるけど、やっぱりジョン・レノンの采配の元にうま~く曲が進められていてクラプトンの見事なアドリブが最後を締める。う~ん、ロックの夢物語…。
番組そのものは時代を感じるけどやはり面白い。圧巻なのはやっぱりザ・フーのプレイで、滅茶苦茶ハジけててかっこ良いし、ノリにノッているから凄い。キース・ムーンはやっぱりとんでもないし、バンドもとんでもない。ストーンズが喰われてしまったために映像の発売がお蔵入りになっていた話も分かるくらいの凄い出来映え。そのストーンズだって全然悪くない、どころか相当かっちょ良い。これで出来が悪かったと言うならどれだけプロフェッショナルなんだ?って思ってしまうレベル。ジェスロ・タルだってこの時はまだ無名だったけど、相当ハジけたプレイでタルらしいパフォーマンスしてて面白い。要するに全ロックファンが楽しめる番組を作ったって事だ。カラフルな衣装や番組の煌びやかさも時代を反映しているし、夢があって良い雰囲気。ここにジミヘンが出てたらもっと最高だった。
見てない人は是非映像を見てほしいです。これは。音だけでも良いけどやっぱり映像。YouTubeでもいくつか見られるからその凄さを味わって欲しいです。


時代は1968年12月、ビートルズは終焉を迎えつつある時期、そしてストーンズもブライアンとの確執が始まった時期、だな。何でも本当はトラフィックのスティーヴ・ウィンウッドが出演するはずだったストーンズの特別番組である「ロックン・ロール・サーカス」だったがキャンセルとなり、出演者を捜したところジョン・レノンに電話一本でお願いしたらジョンはクラプトンとミッチ・ミッチェルを連れてきたという一幕からスタート。ベースはその場でも何とかなるだろうってことでビル・ワイマンにお願いしようとしたトコロ、キースが「俺がベース弾いてやるよ」と言ったかどうか知らないが、そんなようなことでキースがベースに決定。そこでプレイされたのがビートルズ「The White Album」に収録された「Yer Blues」。正直言ってとんでもないメンツでプレイされているこのバンドのこの曲、即席だからもたつく場面はいくつもあるけど、やっぱりジョン・レノンの采配の元にうま~く曲が進められていてクラプトンの見事なアドリブが最後を締める。う~ん、ロックの夢物語…。
番組そのものは時代を感じるけどやはり面白い。圧巻なのはやっぱりザ・フーのプレイで、滅茶苦茶ハジけててかっこ良いし、ノリにノッているから凄い。キース・ムーンはやっぱりとんでもないし、バンドもとんでもない。ストーンズが喰われてしまったために映像の発売がお蔵入りになっていた話も分かるくらいの凄い出来映え。そのストーンズだって全然悪くない、どころか相当かっちょ良い。これで出来が悪かったと言うならどれだけプロフェッショナルなんだ?って思ってしまうレベル。ジェスロ・タルだってこの時はまだ無名だったけど、相当ハジけたプレイでタルらしいパフォーマンスしてて面白い。要するに全ロックファンが楽しめる番組を作ったって事だ。カラフルな衣装や番組の煌びやかさも時代を反映しているし、夢があって良い雰囲気。ここにジミヘンが出てたらもっと最高だった。
見てない人は是非映像を見てほしいです。これは。音だけでも良いけどやっぱり映像。YouTubeでもいくつか見られるからその凄さを味わって欲しいです。
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