David Gilmour - About Face
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ブルースギタリストとして良いのかどうかわからんけど、ピンク・フロイドっていうバンドはプログレバンドの中でも最もテクニックに頼らないバンドなワケで、そこのギタリストだったデヴィッド・ギルモアは雰囲気を醸し出すには最高のギタリスト、という印象が強いのだが…。
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そんなギルモアさんのセカンドソロアルバム「About Face」、時代背景としては正にロジャー在籍のピンク・フロイド最終章「The Final Cut」リリース後の1984年に発表された作品。ゲスト陣も豪華で、バックにジェフ・ポーカロとピノ・パラディーノ。ピート・タウンジェンドも曲作りに参加というメンツで、ギルモアの歌作品という印象かな。この軽やかな爽やかさが彼の良いところで、ピンク・フロイドの暗い面を削ぎ落としたらこうなる、みたいな音なんだけど、それって正にロジャーが抜けた後のフロイドそのものだったりするワケで、故にこのアルバム「About Face」も同じ要素が強い。だから一般的には「鬱」の前身アルバムとも云われるけど、そこまで単純でもないだろうと。このアルバムはねぇ、結構リラックスした雰囲気があるんだよ。大体がバンドのギタリストのソロアルバムってのはリラックスした作品になることが多いはずで、友達集めて気楽にやれるってもんだしさ。だからこのアルバムもかなりリラックス感が漂ってる。
中身の方は…、かなり秀作で、ひとりのソロアーティストとして成熟されたアルバムで、ギターの方はあまり重視されていないかな。もちろんいくつかの曲ではいつものように美しいブルースから泥臭いものが抜けた旋律と音を聴かせてくれます。ヘタするとAORにも聞こえてしまうくらい軽い音、かな。やっぱ基本的に曲を重視する人だからギタリスト的に目立つモンじゃないんだなぁ。

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そんなギルモアさんのセカンドソロアルバム「About Face」、時代背景としては正にロジャー在籍のピンク・フロイド最終章「The Final Cut」リリース後の1984年に発表された作品。ゲスト陣も豪華で、バックにジェフ・ポーカロとピノ・パラディーノ。ピート・タウンジェンドも曲作りに参加というメンツで、ギルモアの歌作品という印象かな。この軽やかな爽やかさが彼の良いところで、ピンク・フロイドの暗い面を削ぎ落としたらこうなる、みたいな音なんだけど、それって正にロジャーが抜けた後のフロイドそのものだったりするワケで、故にこのアルバム「About Face」も同じ要素が強い。だから一般的には「鬱」の前身アルバムとも云われるけど、そこまで単純でもないだろうと。このアルバムはねぇ、結構リラックスした雰囲気があるんだよ。大体がバンドのギタリストのソロアルバムってのはリラックスした作品になることが多いはずで、友達集めて気楽にやれるってもんだしさ。だからこのアルバムもかなりリラックス感が漂ってる。
中身の方は…、かなり秀作で、ひとりのソロアーティストとして成熟されたアルバムで、ギターの方はあまり重視されていないかな。もちろんいくつかの曲ではいつものように美しいブルースから泥臭いものが抜けた旋律と音を聴かせてくれます。ヘタするとAORにも聞こえてしまうくらい軽い音、かな。やっぱ基本的に曲を重視する人だからギタリスト的に目立つモンじゃないんだなぁ。
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