Dweezil Zappa - Zappa Plays Zappa

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 ザッパの息子にドゥイージルっつうのがいて、随分と若い頃にプロギタリストとしてアルバムデビューしていたような気がする。もちろん音楽的な才能とかセンスとか情熱ってのが親父さんから受け継がれるわけでもなく、本人の好きさと努力とセンスに依るところが大きいので凡作でしかあり得なかったみたい。うん、聴いてないもん(笑)。いやぁ、それで親父さんが亡くなって早くも15年近くが経過しようとしている昨今、彼は思い立った活動をしているのだ。

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 「Zappa Plays Zappa」と題して要するに息子が親父の曲をプレイします、というライブツアーで世界を回っているのだ。メンツももちろんザッパが組んでいたメンバーを集めての再演なのでバックミュージシャン的には完璧。気になるのはザッパの奏でていたギターとユーモアのセンス、かな。まぁ、カバー曲でのツアーなのでメンツが揃えば特別にヘマでもしない限り失敗する興行でもないし、ファン的にも納得させられるツアーってもんだ。あんまり詳しく調べてないけど、まだ一年半くらいなんじゃないかな。

 それで、だ、来年の初っ端、つまり一月に日本に来てくれるみたいなんだな。そして商売上手な日本としては是非目玉に何かを据えて成功させなければということも手伝ったに違いないと予想してるんだけど、何とまぁ、ザッパ門下生としては知名度抜群のスティーヴ・ヴァイが助っ人で参加するってことで決定。ということは80年前後のザッパの作品からの選曲が多くなるのかなぁと、そういう楽しみ方もできるわけだ。ちなみにこのところプレイされていた曲は実に多岐に渡っていて、さすがザッパの息子、と言わんばかりにザッパのかなりの曲数をレパートリーとして持っていて、100曲ぐらいはとっかえひっかえ演奏しているみたいだね。セットリストでしか見てないけど。しかも名作迷作は大体やってるしさ、結構聴きたくなるよ、これ。

 そんな欲望のあまり、ちとライブの音源をネットで拾って聴いてみた。おぉ~、やるじゃねぇか、息子!って言うか、上手いところは凄く上手いんだけど下手なところは凄くヘタで、でも歌とかはかなり成り切ってて、悪くない。っつうかザッパの音の楽しみは十二分にできるな、これ。英語の苦手な日本人がライブを見るならば十分に楽しめるライブだ。だが、こういうの聴いているとつい本家本元を聴きたくなるんだよねぇ。もちろんそれが目的でこういうライブセットやってるんだろうけどさ。

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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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gack  

チケットとりました。
Dweezilと名前がつくまでの経緯、それは非常に笑えた。

2007/12/07 (Fri) 00:24 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>gackさん

お?取りましたか。楽しみっすね。Dweezilの名前の由来ですか?ギャグ、でしょう(笑)。

2007/12/08 (Sat) 19:57 | EDIT | REPLY |   
Bove  
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2007/12/24 (Mon) 23:59 | EDIT | REPLY |   

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