Iron Butterfly - In-A-Gadda-Da-Vida


1968年リリースのセカンドアルバム。ちなみにファーストは「ヘヴィ」というタイトルで、それもどうかと思うのだが、多分タイトル通りヘヴィなのだろう。何せ時代が時代だからとにかくニューロックだアートロックだっていう風潮で、誰も彼もが新しいオルガンの音、新しいギターの音、そしてサイケデリックな波とフリーセックスの世界を夢見てロックに飛びついた時代…、なんてねぇ、リアルタイムの人が羨ましい。そんな中、確か西海岸から出てきたバンドだったんじゃないかな。
アルバム全曲で6曲、そのうちあの有名な「ガダ・ダ・ヴィダ」で17分。そりゃ正にサイケだわ(笑)。でも結構きちんとプログレっぽくなっていたりするので、やはりサイケとプログレは近いところにあったんだなぁと思えるし、アメリカでもそういう試行錯誤は演奏する側にはきちんとあったことがよくわかる。このバンドこの後ライブ盤がリリースされているんだけど、多分凄くハッパの香りが漂うようなライブなんだろうなぁ…(笑)。
今でもしっかりと聴いたことのないバンドなので大きな事は書けないけれど、多分時代を加味して聴けば相当面白いバンド、であってもらいたい。まぁ、アメリカなので英国の深みとは違うと思うけど。
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