Beck, Bogert & Appice - Live In Japan
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ロン・ウッド、ロッド・スチュワートと来たらやっぱりジェフ・ベックかロニー・レインか…ってトコだと思うが、ロニー・レインのスリム・チャンスのレコードは果たしてどこにあるやら…、ってことでまた探すとして、ジェフ・ベックに行こう。普通のじゃ面白くないからロック界の名盤を挙げてしまえ(笑)。

…ってなことで伝説の日本公演がそのまま歴史的名盤になってしまったベック、ボガード&アピスのライブ盤「ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン」です。何故かベックってあまりハマり込んだことがなくて、このアルバムに手を付けるのも結構遅かった気がする。聴いた時にはもっと早く聴いておくべきだったなぁ~と後悔した記憶があるからさ。まぁ、それでも出会えたから良しと言うことにしよう。
云わずと知れた1973年5月の大阪公演の模様が収録されたライブ盤で、初っ端のトーキングモジュレーターによる「迷信」から強烈なインパクトを放つアルバムで、ロックバリバリの頃のベックはやはり凄い。クリームよりも凄いと思うんだけど時代がちょっと遅れてしまったなぁ。やむを得ないことではあるが…、これ以降ベックはロックの世界に戻ってこないのでしょうがない。うん、しかし化高実験的な要素も多くてノイジーに楽しんでみたり、アドリブプレイを延々と楽しんでみたり、もちろんライブだからそれもまた楽しいんだろうけど、聴いていると少々退屈になるシーンもいくつかはある。が、かっこいいのだ。「Jeff's Boogie」なんて正に超人的なフレーズで何曲もの知ったフレーズが飛び出してくるし、「Going Down」というモダンなブルースですらヘヴィーなロックだ。そして「Morning Dew」におけるバンドとしてのポテンシャルの高さが素晴らしい。アメリカ人のリズム隊もさすがに相当テクニシャンで、且つワイルドさがあるところがちと違う。うるさい、って感じなんだよ(笑)。
しかしカーマイン・アピスってドラム叩きながら歌ってるんだよね?凄いなぁ、これだけ叩いてて歌うってのはなかなか出来ないでしょ。ボガートと二人でコーラスしたりね、やっぱり凄い。ベックが歌うのはやはり頂けないからなぁ(笑)。これでちゃんとしたボーカルがいたらかなり凄いバンドになっただろうに、もったいない。しかしベックのギターフレーズは不思議だ。この頃はまだブルースに毛が生えた程度のレベルのハズなのに、最早そんなことは超えて、オリジナリティ溢れるフレーズ展開とオブリソロを展開していて、しかも音色も一曲の間でとことん変化していくし…、研究するにはかなりハードルの高いアルバム…、なので結構無視してたのだろうか?いやいや…、改めて感動の一枚だよ、これは。


…ってなことで伝説の日本公演がそのまま歴史的名盤になってしまったベック、ボガード&アピスのライブ盤「ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン」です。何故かベックってあまりハマり込んだことがなくて、このアルバムに手を付けるのも結構遅かった気がする。聴いた時にはもっと早く聴いておくべきだったなぁ~と後悔した記憶があるからさ。まぁ、それでも出会えたから良しと言うことにしよう。
云わずと知れた1973年5月の大阪公演の模様が収録されたライブ盤で、初っ端のトーキングモジュレーターによる「迷信」から強烈なインパクトを放つアルバムで、ロックバリバリの頃のベックはやはり凄い。クリームよりも凄いと思うんだけど時代がちょっと遅れてしまったなぁ。やむを得ないことではあるが…、これ以降ベックはロックの世界に戻ってこないのでしょうがない。うん、しかし化高実験的な要素も多くてノイジーに楽しんでみたり、アドリブプレイを延々と楽しんでみたり、もちろんライブだからそれもまた楽しいんだろうけど、聴いていると少々退屈になるシーンもいくつかはある。が、かっこいいのだ。「Jeff's Boogie」なんて正に超人的なフレーズで何曲もの知ったフレーズが飛び出してくるし、「Going Down」というモダンなブルースですらヘヴィーなロックだ。そして「Morning Dew」におけるバンドとしてのポテンシャルの高さが素晴らしい。アメリカ人のリズム隊もさすがに相当テクニシャンで、且つワイルドさがあるところがちと違う。うるさい、って感じなんだよ(笑)。
しかしカーマイン・アピスってドラム叩きながら歌ってるんだよね?凄いなぁ、これだけ叩いてて歌うってのはなかなか出来ないでしょ。ボガートと二人でコーラスしたりね、やっぱり凄い。ベックが歌うのはやはり頂けないからなぁ(笑)。これでちゃんとしたボーカルがいたらかなり凄いバンドになっただろうに、もったいない。しかしベックのギターフレーズは不思議だ。この頃はまだブルースに毛が生えた程度のレベルのハズなのに、最早そんなことは超えて、オリジナリティ溢れるフレーズ展開とオブリソロを展開していて、しかも音色も一曲の間でとことん変化していくし…、研究するにはかなりハードルの高いアルバム…、なので結構無視してたのだろうか?いやいや…、改めて感動の一枚だよ、これは。
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