Rod Stewart - Every Picture Tells a Story

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 フェイセスのボーカリスト=ロッド。うん。で、この頃のロッドのバックバンド=フェイセス。う~ん。でもそれで成り立っていたんだよな、とシミジミ思った。フェイセスを聴いているとやっぱりロックンロールバンド、これはロッドも含めてそう思えるグルーブなりバンド感なりがあるからだろうね。でもロッドのソロアルバムとなると同じメンツでやっていてもそうは聞こえないっていうのは何でだろ?だからソロアルバムなんだろうけどさ。

Every Picture Tells a Story Unplugged...and Seated

 ってなことでこちらも凄く久々に引っ張り出してきたロッド・スチュワートの初期の代表作の一枚「Every Picture Tells a Story」。ロックンロールな曲と世紀の傑作が一緒に詰め込まれた作品で、紛れもなくロック史に残る一枚、なんだけどロック好き同士の会話ではなかなか挙がらない一枚でもある(笑)。まぁ、ロックンローラーと言うよりもディナーボーカルという印象が強いからなぁ、この人も。嘘臭さがウリ、みたいなさ(笑)。

 軽口はさておき、この「Every Picture Tells a Story」というアルバム、本当に傑作が揃ってる。ロッドのしゃがれた声も居間とは全然違って悲愴感があったり味があったり、そんなにゆとりなんてないぜ、みたいなトコロで歌っているから切実感もあるしさ。何と言っても曲が良い。カバー曲も含めてこの人の場合は全てオリジナリティな曲として再構築してしまうから全部ロッド、なんだよね。あと少ししたらトム・ジョーンズみたいになるんだろうか(笑)。しかし歌上手いなぁ…。

 さて、バックはもちろんフェイセスの連中なので当然バンドらしい音になっているんだけど、粗野な感じがないからソロアルバムっぽいのかな。みんなちゃんと弾けば上手いのにねぇ…。そういえば1992年頃のアンンプラグドのライブ「Unplugged...and Seated」ではロン・ウッドがゲストで参加していたけど、ほとんどの曲が最初期のアルバムから演奏されていてかなり感動したなぁ。そっちもまた聴こう~っと♪

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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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Substitute  

どうもです。
この記事を読んで、久しぶりに通しで聴き始めました。いつもは、「世紀の傑作」だけ聴いて他は飛ばしてるので(汗)。
デジタル時代の副作用ですね。
Rod Stewartのディナーボーカルの印象って、パンク時代にも同じようなニュアンスでコケにされてたような記憶があります。
でも、この頃(≒Faces時代)の彼は紛れも無いロックシンガーだったと思います。
Rod関連のカバーの記事、今からひとつ書こっと。

2007/11/25 (Sun) 21:04 | EDIT | REPLY |   
ezee  

毎度です。この辺のロッドの曲・歌唱・バックサウンドってほんまに惚れ惚れしますね。マーキュリー・コンプリートまで入手しちゃいましたよ。
ところでアンプラグド映像、恥ずかしながら初めて見ました。かなりイイっすね。これ買います!

2007/11/26 (Mon) 01:43 | EDIT | REPLY |   
フレ  
さんくすっ!

>Substituteさん
改めてアルバム聴くと、悪くない、でしたかね?まぁ、ロッドのスタンスも今ではわかるけどとんがってる頃は理解できなかったなぁ。

>ezeeさん
この人の歌声って魅了されるのが天性のモノでしょうね、きっと。アンプラグドは自分もたまたま見た時にえらく感動して探しました。CDでもかなりイケまっせ~♪

2007/11/27 (Tue) 20:18 | EDIT | REPLY |   
Substitute  
通しで聴きましたよ

良かったです。やっぱりRon Woodとのコンビがいいのかな~? SailingしてAtrantic OcianをCrossしたのが、良かったのか、悪かったのか。。。

2007/11/27 (Tue) 21:00 | EDIT | REPLY |   

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