Sweet - Desolation Boulevard

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 何となく前髪のインパクトで衝撃的だったバンドって他にもあってさ、スレイドとかスイートとか強烈だったよなぁと思い出したので…、スイートで進めようかな、と。っても名盤「Give Us a Wink」は過去に既に書いているので、彼等の中でかなり好きな曲に位置する「Fox On The Run」が入ってるアルバム「Desolation Boulevard」。

Desolation Boulevard Give Us a Wink

 1974年リリースのアルバム。この頃のスイートって一番脂が載ってた時期で、このアルバムとこの後の「Give Us a Wink」が一番ポップでキャッチーでロックでインパクトの強い時代。「Action」なんかもこのちょっと後だしね。当時本気でこのバンドを好きだった人ってどれくらいいたのかわかんないけど、凄いセンスしてると思う。ある種アイドル的に好きだった人ってのもいるとは思うけど、ロックバンド的にはどうだったんだろうねぇ。今聴き直して見ると狙ってたんだろうなぁと思えるくらいに的確にキャッチーに作っていたって感じはするからわかるんだけど、それにしても面白い。こういう商法があったか、っていう最初の頃のバンドなんじゃないかな。

 とは云え、結構苦労していたバンドで、その辺の来歴は前にも書いたので割愛するけどロジャー・グローバー絡みの流れにあるバンドで活動歴も結構長い。その果てにこのサウンドになって一気に火がついたってとこなのでよかったんじゃないかな、と。しかしこの「Desolation Boulevard」っつうアルバムも改めて聴き直すと名曲揃ってるなぁ。初っ端「The Six Teens」から何とも軽快なこと。アルバム全体の短さも改めて感じだけど(笑)、今はボーナスがいっぱい入っていてかなりお得なんだね。

 昔、初期の頃のベスト盤買ってあまり良い印象なかったので手を出すのが結構遅かったバンドではあるんだけど、こんな流れで聞くと妙にロックだから面白い。軽くてキャッチーで冗談みたいなバンド、たまには良いのだ。

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フレ
Posted byフレ

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