Rammstein - Mutter
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衝撃的なバンド登場、というキャッチコピーを付けられたバンドはいくつもあるけど、結局大したことなかったり単なるイロモノだったりしてなかなか定着しない。ところがラムシュタインはマジに衝撃的で、今でも見る度に凄いと思う。しかもしっかりとその見せ方が進化しているところがプロフェッショナル。そしてサウンドの方もどんどんとヨーロッパ大陸的なサウンドに変化して、最初期のヘヴィメタル、インダストリアルメタルっつう枠からは大きく逸脱してる。最近ではもうヨーロッパ的サウンドを代表するバンドみたいなトコロもあるし。
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さてさてそんなラムシュタインだけど、今回は彼等の三枚目となった「ムター」を挙げてみよう。まずジャケットからしてドイツ本国では物議を醸し出したらしい…。赤ん坊の死体がホルマリンに漬けられたものがジャケットなワケで、そりゃまぁ文句も来るだろうけどね。とは言えども別にジャケット変更になったワケでもなく今でもそのまま発売しているから話題だけだったのかもしれないな。しかし不気味っつうことに変わりはない。そんでもってアルバムなんだけどね、セカンドまでの攻撃的なだけのメタリックサウンドからちょこっと変わってきたのがこのアルバムからで、もうちょっと重みが備わってきた。もちろんそれなりにコンセプトもあったみたいなので一辺倒な曲だけではなくって多様性を持ったサウンドに幅が広がっていったのもあるかな。キラーチューンとしてはねぇ、最初の「Mein Herz Brennt」。こいつがまた見事に様式美というか重さも兼ね添えていて思い切りアタマ振りたくなるくらいの丁度良いノリのリズムでねぇ。その後にこれまた「Links 234」なんて言う行進曲に相応しいリズムで、ノリノリ♪ 今度はヨーロッパ的な雰囲気になった「Sonnne」…、こういうのが出てくるところがバンドが変化してってるトコだね。なかなかよろしい。で、初めてラムシュタインを聴いた時に衝撃を受けた曲「Ich Will」。ヘヴィメタリックサウンドにデジタル鍵盤が鳴っていて見事な融合だと思ったもんなぁ。冷酷だけどず~っとノッていける曲でPVも面白いけど楽曲が素晴らしい。更に続いて「Feuer Frei!」。もう激しくアタマ振るしかないっつうくらい燃えるベストチューンだね。気合い入れる時は今でもよくコイツを流してから出掛けるもんな(笑)。正に炎にくるまれる~って感じの曲で最高にかっちょよい♪
「Mutter」は「母さ~ん!」と叫ぶ曲でそう思うと笑えるけど、実際の歌詞はそうではなくって我が母なる地球に、みたいな意味合いだね。曲もそういう感じで珍しくも哀愁ある感じ。「Spieluhr」は正にドイツ語の発音による堅苦しそうなMCから始まるモロメタルな曲でこれも激しく良い。「Zwitter」にしてもそれはあるけど、こっちはデジタルとの融合が上手くできたさすがだなぁ~と唸るねぇ。メタルの重さに変わりはない。「Rein Raus」はもうモロにインダストリアルっつう感じの思い音だな。「Adios」はタイトル通りにしばらく会えないのかと思うようなべースのイントロから一気に激しいメタルサウンドで展開される曲でう~ん、相当面白い曲だよな。「Nebel」はオマケ的要素が強く出何故かこの人達が好きなジョイ・ディヴィジョンの要素たっぷりの音。
う~ん、やっぱり重いし上手いし個性豊かな集団でしかもコンセプトサウンドでのアルバム展開…、面白いなぁ。聴いていて心地良いっつうのは凄く重要だね。

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さてさてそんなラムシュタインだけど、今回は彼等の三枚目となった「ムター」を挙げてみよう。まずジャケットからしてドイツ本国では物議を醸し出したらしい…。赤ん坊の死体がホルマリンに漬けられたものがジャケットなワケで、そりゃまぁ文句も来るだろうけどね。とは言えども別にジャケット変更になったワケでもなく今でもそのまま発売しているから話題だけだったのかもしれないな。しかし不気味っつうことに変わりはない。そんでもってアルバムなんだけどね、セカンドまでの攻撃的なだけのメタリックサウンドからちょこっと変わってきたのがこのアルバムからで、もうちょっと重みが備わってきた。もちろんそれなりにコンセプトもあったみたいなので一辺倒な曲だけではなくって多様性を持ったサウンドに幅が広がっていったのもあるかな。キラーチューンとしてはねぇ、最初の「Mein Herz Brennt」。こいつがまた見事に様式美というか重さも兼ね添えていて思い切りアタマ振りたくなるくらいの丁度良いノリのリズムでねぇ。その後にこれまた「Links 234」なんて言う行進曲に相応しいリズムで、ノリノリ♪ 今度はヨーロッパ的な雰囲気になった「Sonnne」…、こういうのが出てくるところがバンドが変化してってるトコだね。なかなかよろしい。で、初めてラムシュタインを聴いた時に衝撃を受けた曲「Ich Will」。ヘヴィメタリックサウンドにデジタル鍵盤が鳴っていて見事な融合だと思ったもんなぁ。冷酷だけどず~っとノッていける曲でPVも面白いけど楽曲が素晴らしい。更に続いて「Feuer Frei!」。もう激しくアタマ振るしかないっつうくらい燃えるベストチューンだね。気合い入れる時は今でもよくコイツを流してから出掛けるもんな(笑)。正に炎にくるまれる~って感じの曲で最高にかっちょよい♪
「Mutter」は「母さ~ん!」と叫ぶ曲でそう思うと笑えるけど、実際の歌詞はそうではなくって我が母なる地球に、みたいな意味合いだね。曲もそういう感じで珍しくも哀愁ある感じ。「Spieluhr」は正にドイツ語の発音による堅苦しそうなMCから始まるモロメタルな曲でこれも激しく良い。「Zwitter」にしてもそれはあるけど、こっちはデジタルとの融合が上手くできたさすがだなぁ~と唸るねぇ。メタルの重さに変わりはない。「Rein Raus」はもうモロにインダストリアルっつう感じの思い音だな。「Adios」はタイトル通りにしばらく会えないのかと思うようなべースのイントロから一気に激しいメタルサウンドで展開される曲でう~ん、相当面白い曲だよな。「Nebel」はオマケ的要素が強く出何故かこの人達が好きなジョイ・ディヴィジョンの要素たっぷりの音。
う~ん、やっぱり重いし上手いし個性豊かな集団でしかもコンセプトサウンドでのアルバム展開…、面白いなぁ。聴いていて心地良いっつうのは凄く重要だね。
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