The Joe Perry Project - Let The Music Do The Talking
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同じようなことで全然評価されないというか確かにそれほど面白くはないのであまり価値観を見出されないギタリストのソロアルバムとしてはエアロスミスの花形ギタリストであるジョー・ペリーにも当て嵌まるのではないだろうか?エアロスミスのアルバム「ナイト・イン・ザ・ラッツ」を最後にドラッグまみれとなったスティーヴン・タイラーに我慢できなくなったジョー・ペリーはエアロスミスを捨てた。その後何するかと思いきや、情熱的で熱いロックンロールアルバムをソロプロジェクトとして作ることになったのだ。「Let the Music Do the Talking」。ジャケットの意味はあまりよく分からないが、まぁタイトル通りの意味合いなんだろう、と勝手に解釈。アメリカのバンドのジャケットにはあまり意味を見出さないというクセが付いているが(笑)。いや、それにしても往年のバンドエアロスミスから飛び出てまでやりたかったことってのはどんなんだろ?っていう興味が強かった。手に入れた時はもう再結成エアロスミスにジョー・ペリーが戻ってきていた頃だから後追いになるけど、それでも興味深かった。
エアロスミスの「Done with Mirrors」の初っ端で既にスティーヴン・タイラーの声で思い切りオリジナルエアロスミスが当たり前のようにアルバム一発目で「Let the Music Do the Talking」を演奏しているから、しかもそれがもの凄くエアロスミスらしいナンバーでハマってるので全く完璧って曲だったもん。なのに、だ、実はジョー・ペリー・プロジェクトで実は先に作ってやってたんです、ってのがこのアルバムだったっていう逆の聴き方だったんだよね。んで、へぇ~ってな感じ。
うん、ダサいアルバム。ジョー・ペリーはかっこ良い、が、バンドの音にはなってないし、どこかダサい音で、折角のソロアルバムだから気合い入れて良いミュージシャン集めりゃいいのに。しかし、曲は凄くかっこ良いのが粒揃いで、演奏がダサいから曲が死んでるけど、骨格としてはやっぱりジョー・ペリーはロックンロール好きな人なんだなぁと。どれもこれもエアロの面子でやったら結構良いぜ、っていう骨組みを持ってる曲が多い。だから勿体ないけど、まぁ、それも味か。そんなので結局短期間の間に三枚もアルバムを出している、このソロプロジェクト。作曲意欲はエアロスミスにいようがいなかろうが旺盛だったって事で、結構真面目なミュージシャンな人だったんだな。
…が、まぁ、アルバム三枚買う必要があるかと言われると特にそこまでは…と言ってしまうくらい。
…が、まぁ、アルバム三枚買う必要があるかと言われると特にそこまでは…と言ってしまうくらい(笑)。ま、ベスト盤が出てるからそれでいいんじゃない?ってなもんだ。
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