Anglagard - Epilog (1994):

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 スウェーデンのAnglagardの1994年セカンド・アルバム「Epilog」は見事に全編インストのドラマティックで繊細なサウンドとまさにクリムゾンの陰鬱感を出しつつもやや細めで、歌なしに寄せている。1枚目ではあったから、この作品で歌不要と判断したのか、不気味なジャケットながら、アルバムの音楽感を表しているし、極上の音世界が味わえる。遠目に見ると顔が描かれているけど、普通に見ると妙な影ばかり。

 秋の夜にひっそりと聴くとハマれる音で、情景が浮かぶ。ジャケットの幻想が突如暴力的なまでのプログレ的パワーでぶち壊され、湖面にはまた静寂が戻るドラマ感が味わえる。残念なことに90年代にアルバム2枚で終わってたバンドだけど、この世界観だけはキツかったのか、ベースもバキバキでドラムもタイトで音処理の加減は後期クリムゾン狙いでなかなかカッコ良かった。

ChatGPT ver.
『Epilog』(1994年)は、スウェーデンのプログレッシブ・ロックバンド、アングラガード(Anglagard)によるセカンドアルバムであり、彼らの独自で幻想的な音楽性を追求し続けた重要な作品です。このアルバムは、プログレッシブ・ロックのリバイバルにおいて、アングラガードがジャンルに新たな次元をもたらす役割を果たしました。

まず、『Epilog』が際立つのは、その楽曲構造とアレンジの複雑さです。アングラガードは前作『Hybris』(1992年)で確立されたシンフォニックで重厚なスタイルを継承しつつ、より洗練された音楽的アプローチを採用しています。アルバム全体を通して展開される長尺な楽曲は、緻密で変化に富んだサウンドスケープを描き出しており、聴衆に幻想的な音楽の冒険へと誘います。

アルバムの冒頭を飾る「Prolog」は、その名の通り物語の序章のような役割を果たしています。穏やかな鍵盤のイントロが徐々に高まり、聴衆をアングラガードの音楽の世界に引き込みます。続く「Hogtid」では、エレクトリック・ギター、モーグ・シンセサイザー、そしてメロトロンが織りなす壮大な楽曲構造が展開され、聴衆に驚きと感動をもたらします。

特に注目すべきは、アルバムの中心的なトラックである「Sista Somrar」。この曲は全体で26分以上に及ぶ大作であり、プログレッシブ・ロックの長大なスイートに相応しいエピックな内容を備えています。異なる楽器が織りなす密度のあるサウンド、複雑なリズムの変化、そして独自のメロディラインが、アングラガードの音楽の深みを存分に表現しています。

アングラガードの音楽は、シンフォニックでありながらもヘヴィで、メロディックでありながらも複雑な構造を持っています。バンドは伝統的なプログレッシブ・ロックの要素を取り入れつつ、それに新たな視点とエネルギーを注入し、独自のプログレッシブ・ロックスタイルを確立しました。

『Epilog』は、アングラガードがプログレッシブ・ロックのシーンにおいて一石を投じた作品であり、その後のバンドやジャンルに大きな影響を与えました。バンドは独自の道を歩み、独創的で幻想的な音楽で多くのリスナーを引き込みました。その音楽は未だに新鮮であり、『Epilog』はプログレッシブ・ロックの愛好者にとって、時を超えて価値ある作品とされています。





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フレ
Posted byフレ

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photofloyd(風呂井戸)  

 プログレ派としては・・・いかにも寂しい時代になったときに、スウェーデンからのANEKDOTENそしてこのÄnglagàrd と興奮させてもらったものですね。クリムゾン流とは言っても、クリムゾンの多様性から、このÄnglagàrd の方も結構シンフォニックの因子が強かったようにも思いますが・・・たった2枚のアルバムで終わってしまった。Marqueeが頑張ってくれたのが有難かったですね。
 ANEKDOTENは、突如「Until All The Ghosts Are Gone」で蘇って、まだ10年にならないと思いますが、その後どうなりましたかね。
 スウェーデンは目下ヨーロ・ジャズで楽しませて頂いていますが、ノルウェーとともに万歳です。

2024/02/03 (Sat) 21:43 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>photofloyd(風呂井戸) さん

北欧は深いですからジャズも深みありそうですねぇ〜。

2024/02/04 (Sun) 20:32 | EDIT | REPLY |   

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