Nektar - Down To Earth

2 Comments
 英国のバンドって時に英国よりもドイツで売れることが多かったり、ドイツで修行するとかいうのもあるよね。まぁ、それは言わずもがなのビートルズだったりするんだけど、どこかドイツと通じるモノがあるのかな。スティームハマーなんてのもドイツで人気のあったバンドだと聞くし、スティースミルに至ってはドイツでしかアルバムがリリースされなかったとか…、このバンドも面白いハードロックだったのでそのうち、ね(笑)。知りたい方はIron Roseryへどうぞ~(姉さんよろしくっ!)

Down to Earth リサイクルド

 さてさて、同じようにドイツでは結構成功していた英国人バンドとして有名なモノにはこのネクターっつうのも入ってくるでしょう。1971年から77~78年くらいまで活動していたのかな、思い切り70年代のど真ん中をドイツで築き上げていた英国のバンド。変わった視点を持っていたのかもしれんなぁ…。音的にはなんだろ、基本的にハードロックなんだがやっぱりプログレッシヴな展開があったり、軽めの組曲があったりと割と器用貧乏というか、何でもできるみたいな所があるバンド。言い換えればその場その場で変化に対応していったバンドとも言うべきか。

 で、アルバム的には何が有名かと言うと、非常に困る。多分「リサイクルド」っつう5枚目のアルバムなんじゃないかと思うのだが、これは多分プログレッシヴ的展開が好まれて話題になる場合で、バンドの本質かどうかはわからん…。好きだけど(笑)。で、その前に出ていた全く同じバンドとは思えない程異なった音を出している「Down to Earth」という駄作と呼ばれている作品があるのだが、これが実は自分的に最初に聴いて面白いなと思ったアルバムだったりするのでちょこっと書いてみようかと。ここからあちこち聴いたから他のアルバムがカラフルじゃなくて意外だったんだよね。

 サイケとは言わないけど、アルバムコンセプトがサーカス集団なのでそういうカラフルさがあった。曲にしても賑やかで楽しくするホーンやコーラスなんてのもいっぱい入ってたり、そもそも曲自体が明るくてとてもドイツ人には受けないだろうっつうくらいのものだ。だから故にアメリカ志向と言われるのだろうが…、うん、それくらいポップで賑やか。でも決して聴きやすいっつうのではないのが面白いね。他のアルバムではやはりジャーマン的音楽という側面は持っているバンドなんだけど、このアルバムはそれが薄いからね。そんなバンド。音的にはハードロックっつうのでもないしプログレっつうのでもないが…、かと言って英国的っつうとやっぱりドイツも入ってるし、みたいな(笑)。アテにならんレビューだなこれ。マジに書きにくいバンドです。

貴重なライブ映像のYouTubeはこちら
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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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evergreen  
呼ばれて即登場・・・だが・・・?

ほんとね・・・このバンドの位置が困る。
私は1枚目はサイケデリックど真中で大好きなんだけど・・・だんだんつまんなくなって・・・一番有名なそうそうリサイクルドはもう様式だけのマンネリプログレかいな?って風なんだけど・・・いや~そこが良い!
ドイツで武者修行したんだね・・・皆さん。
ドイツがお金持ちだったのかな・・・な~んていい加減です・・・あてにならない私。
年寄り組の誰かフォロー頼みますよ~ん!
ネクターはCD屋さんでドイツに入ってることあるんで
皆さん、注意しましょう~(爆)

2007/08/29 (Wed) 22:49 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>エヴァ姉さん

うん、位置の困るバンド(笑)。ま、あまりメジャーではないだろうなぁ…。

2007/09/01 (Sat) 17:12 | EDIT | REPLY |   

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