Floor Jansen - Paragon (2023)

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After ForeverからReVampを経てNightwishのボーカルに君臨した事でその驚異的な歌唱力を世界に披露し続けている歌姫フロール・ヤンセンのコロナ渦における活動は地元に戻りつつ、歌もの企画番組に出演してオペラ歌手ヘンク・ポートとのデュエットによる「オペラ座の怪人」が爆発的に売れてお茶の間のアイドルにすらなったようだ。その辺の様子はこんな遠くの日本の一介のロックファンの元には容易に届かないので事実がどうなのかはよく分からないがYouTubeで見ている限りでも素晴らしい活躍のようだ。その後には乳がんの発覚もあってのショック、ところが一転して新たな生命を授かっての出産と全く波乱万丈の人生を歩んでいながらも存分に幸せを掴みに行ってる姿は遠くで見ていても分かるようでどこかその生き様を応援したくなる。

 そんなフロール・ヤンセンがそれらの後押しもあってか、ソロ曲がいくつかリリースされていき、いつしかアルバム「Paragon」として纏めてリリースされているので改めて聴いてみたが、つくづく歌の巧さと歌唱力の深さを実感するばかり。決してあのヘヴィメタリックなボーカルではなく、また楽曲でもないので、その筋のリスナーには期待はずれとなるが、素晴らしいボーカリストとして歌を聞かせる作品としては天下一品とも言える素晴らしい声が聞けるので癒やされつつも深みを味わえる。歌詞の内容も人生の断片を反映しているようでフロール・ヤンセンという女性像人間像が伺える。Nightwishの活動では圧倒的なボーカリストとしての存在だけなので、こうして私信的なメッセージが出てくると結構新鮮で面白みもある。

 まさにその時期にしか出てこなかったような歌唱集としての記録だが、ソロライブまでもいくつか行っているのでリラックスしながらの良い息抜きの活動だったかもしれない。

ChatGPTまとめ…
Floor Jansenのソロアルバム「Paragon」は、シンフォニックメタルの巨星がポップな領域で新たな挑戦を試みた印象的な作品です。アルバムは、個人的なメッセージと楽曲の聴きやすさを組み合わせ、Floor Jansenの優れたボーカルに焦点を当てています。これまでのシンフォニックメタルから一線を画すスタイルでありながらも、彼女の音楽的なアイデンティティと柔軟性を際立たせています。

アルバム全体の構造や作曲は、一部で予測可能なものとなっており、それが好みかどうかは個人次第です。一方で、各トラックが共通のポジティブな雰囲気を共有しており、聴き手に元気や希望をもたらす力があります。Jansenの歌唱力は際立っており、感情豊かでパーソナルな歌詞との相性も抜群です。

アルバムのハイライトは、Jansenの声によって引き立てられる曲全体に広がるポストパンデミックの希望やPTSDに向き合う歌詞です。これらのテーマは個人的で深い意味を持っており、Jansenの歌声がその感情を見事に伝えています。

一方で、アルバム全体のスタイルが安全で予測可能なポップロックに固定されているため、時折刺激が足りないと感じることもあります。シンフォニックメタルの要素をもっと取り入れることで、アルバムに新たなダイナミズムと多様性を加えることができたかもしれません。

「Paragon」は、Floor Jansenの音楽的な冒険心と柔軟性を象徴する作品であり、シンフォニックメタルの枠を超えて彼女の才能を堪能できる一枚と言えるでしょう。シンフォニックメタルのファンだけでなく、広範なオーディエンスに向けて制作されたアルバムであり、その幅広さが魅力です。



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フレ
Posted byフレ

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