The Police - Synchronicity

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 暑い暑い夏がようやくちょっと収まりかけてきた…、ことないか?日本の夏って湿気が多いからか、いわゆる南国で聴くような音楽っつうのを暑いからと言って日本で聴いてもなかなかカラダに馴染まなかったりする。まぁ、ハッパと時間があってどよ~んとできるのなら違うのかも知れないが文化的な一員として生きている以上そうもなかなかできないしね。んで、そういう暑い国でのサウンドっつうのは自分が知ってる範囲だとやっぱレゲエとかスカ、ダブサウンドとか、あとは暑い国の土着的な音楽くらいなのかな、と。イメージ的にはフュージョンっつうのもあるけど…、これは昔夏の夜中にテレビでF1とかサマーフェスティバルみたいなのをよく見ていたからだと思う。

Synchronicity シンクロニシティ・コンサート
The Police - Synchronicity Synchronicity
The Police - The Police: Live! The Police: Live!

 そんな中やっぱりロックのエッセンスがないと面白くなかろうってことでレゲエとロックを融合させてパンクの振りしてシーンに出てきたポリスを久々に聴く。再結成して話題を振りまいている今現在だが、日本公演もあるとかないとか…、まぁ、やるんだろうな。80年代当時に聴いていたポリスは別にそんなに目立ったバンドでもなかったし、もちろんヒットチャートに顔を出していたからそういうバンドなのかなと思っていた程度で、ロック的にどうこうっていう範疇には入ってなかった。うん、あくまでも個人的な意見です。そこにアルバム「シンクロニシティー」をリリースしてタイトル曲のPV見たら滅茶苦茶かっこよくってさ。いや、曲が疾走感溢れるサウンドで、「え?」これってあの暗い曲やってたポリス?みたいな。いや、暗いっつっても面白味のない曲って意味だけどさ。んでアルバム入手して聴くとこれがまたへぇ~ってなくらいにかっこよいのがいっぱいあって、そこから見直して色々聴いた。

 で、暑いなぁ~っていう所から始まって久々に聴いたんだけどさ、昔のイメージとはもちろん違うワケで、今時点の感動を書いてみようかな、と。アルバム「シンクロニシティー」の中ではもちろん「シンクロニシティ」のI、II共好きだし「Mother」の訳の分からない怒りみたいな曲も凄くロック的で良い。レコードで言うところのA面はそういういみではかなりストレートの怒りというか思いをぶつけてきたロックサイドという作り方だったんだな。んで、裏返して…、この間がいいんだけどさ(笑)、そこで名曲「The Police - Synchronicity - Every Breath You Take見つめていたい」のあの印象的なイントロ、ギターのミュートで紡ぎ出している音だとはしばらく気付かなかったし、気付いたらひたすらコピーしてた、これ。かっこいいじゃんね、こういうのをサラリとどこかで女の子の前で弾けたらさ(笑)。なんてことを考えてたワケじゃないが…、良い曲だ。時間が経てば経つほど良い曲に聞こえてくる名曲。次の「King of Pain」もシングルになったのかな?これもちょこっと悲愴感があってよろしいね。B面はこういうちょこっと切ない印象の曲を集めているみたいだ。それは「Wrapped Around Your Finger」も当てはまるしもちろん「サハラ砂漠でお茶を」にもだ。このタイトル好きだな。イメージがさ、サハラ砂漠のど真ん中の何もないところでお茶するって感じで不思議(笑)。

 そんでもってこの時彼等のキャリア最高潮で、アメリカ制覇してた。そのツアーの様子を捉えたDVDが出ていて、昔ビデオで出てるときに見たことあったけどスティングがベース弾きながらちゃんとあの変なリズムを歌っていたりっしてさすがだな~と。とにかくエンターティンメントというライブの要素はもちろんあるんだけど、やたらとかっこよい。このライブも好きだね。

 いや、夏の暑い中、レゲエどころか全然レゲエからかけ離れた滅茶苦茶ロックな音だったじゃないか(笑)。

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フレ
Posted byフレ

Comments 5

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オダ  

ポリスはファースト・アルバムの頃からリアルタイムでなんとなく追いかけていったのですが、最後にこんな傑作を残すとは(笑。
ポリスの中でやはり別格の出来のアルバムだと思います。

>名曲
自分が結婚した時に友人たちが祝う会をしてくれて、その時にに流してくれたくれた曲でした。
結婚式とかでも時々使われていたって聞いたことがありますが、どうなんでしょう?

シンクロニシティ・ツアーのライブは今でもLDで持っています。
ゴドレー&クリームが制作しただけあって、さすがと思いました。

2007/08/25 (Sat) 22:10 | EDIT | REPLY |   
リュウ  

The Police!!
リアル・タイム体験から、聴き続けてます♪

この3人の紡ぎだす音にやられっぱなしで。
未だにやられ続けてます!

きっと来日も行くでしょう♪

2007/08/26 (Sun) 01:48 | EDIT | REPLY |   
Shinyan  
毎度!!!!

PCが復帰しました・・・・
久々にコメントして見るぞ!!!
初期はレゲエ色がプンプンって感じだったけど
どんどんその世界は広がって行き
最後には、色んなジャンルの匂いのするアルバムになった・・
そんな感じかな・・・??
なんと言ってもバランス感がタマラナイ!!!
勿論このライブも面白いもんね・・・

2007/08/27 (Mon) 20:58 | EDIT | REPLY |   
千里  

大好きです~、涼しくなったらまた聞こう。

「名曲」は、本当に名曲ですね。こんなこと素敵なアノ人に言われたら嬉しくて気絶しちゃうかも。(ストーカーと紙一重とも言う?)。名曲ではあるけれど他の曲とは少し趣が違いますよね、私的にはここからenglishman~に繋がっていく感じです。

2007/08/28 (Tue) 09:54 | EDIT | REPLY |   
フレ  
コメント感謝~

>オダさん
最初から熱狂的ファンってのはあんまりいなそうなバンドですよね。なんとなく、ってのが自然だと思うけど、最後の傑作ですか、確かに(笑)。結婚式でポリスってのは、ああ、「見つめていたい」は流れますかね。ただちょっとしんみりしちゃうのでどうでしょ?歌詞は害がないんでしょうかね?友人がクィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をリクエストしたら祭場の人に似つかわしくないので…と断られたらしいです(笑)。

>リュウさん
好きだねぇ~(笑)。年と共に好きになるバンドかもしれないね、これ。当時はそんなでもなかったけどだんだんこういうシンプルでストレートなのが難しいってことに気付いてきて痺れる、みたいなさ。

>Shinyan
お、復活?レゲエって感じと音がスカスカって感じで、ロック?ってのあったな。でもホンモノだったんだよなぁ、きっと。耳が若いってのはまだまだわからないことがいっぱいあるってことよ。

>千里さん
そうか…(メモメモ…)。訳詞を見てセリフの練習しよう。どこかで使えるだろう…(笑)。そういうセリフってキャラの問題でさ、そういうシーンで言ってもなかなかギャグにしかならない時ってあるしさ。難しいんだよね。多分それは最初の方ではなくってもう全てを手に入れた段階から言うセリフなんだろうなぁ…とやけに抽象的に書いてみる(笑)。ん?なんか話が変わってる(笑)。

2007/08/28 (Tue) 15:15 | EDIT | REPLY |   

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