Queen - Queen





1973年、クイーンのデビューアルバム「戦慄の王女」がリリースされた。もっともこの時点ではそれほど人気があったワケでもなく、普通に出てきただけってことらしいけどね。このバンドも結構後になってから評価されたバンドだよなぁ。今じゃもう一般人まで知ってるくらいの有名バンドなんだけど、それでも知られている曲って多くはないと思う。まぁ、このファーストアルバムで知ってる曲ってのはあるのかな?多分ないんじゃないかな…。ま、どっちでも良いが(笑)。
自分的にはそうだね、クイーンって何から聴いたかな…、多分「Queen II」。そこから「オペラ座」聴いて「華麗なるレース」聴いてファーストか三枚目「Sheer Heart Attack」っていう風に聴いた気がする。だからどういうバンドかってのは知っていて聴いたからこのファーストも凄い驚きって言うのではなかったな。ただ、凄い~ってのはあった。どの曲もポップでコーラスあって何か不思議なバンドに遭遇したっていう印象。そうだよな…、「Keep Yourself Alive」でも最初のハードなギターからサビが終わると変なパートになるじゃない?ああいう展開ってのはなかなかさ、馴染まなかったから(笑)。で「Doing Alright」なんて妙なポップバラードソングだしねぇ。英国らしいっちゃぁ英国らしい。うん。そしたら「Great King Rat」のかっちょいいリフだし。いや、こうやって聴いてみると多様性のあるアルバムだね。「Liar」はコーラス炸裂~みたいな感じでさ、いやぁ、最初からこのバンドの場合は何というのか荘厳さがあるっつうか威風堂々とした部分があって、それが音楽的な面にも表れていたのかな、風格があるんだよ。ま、名前からしてクイーンだからそうなんだけど(笑)。最後の「輝ける7つの海」なんて単なるアウトロかと思えば次作ではもの凄い輝きを持った曲に変貌しているし…。
英国オリジナルアルバムのジャケットは些か紫がかった色味だったようで、紙ジャケではそれが再現されてるのかな。日本盤はかなり濃いめの色合いだったような気がしたな。これからを予感させるには見事な雰囲気を出したアートワークは結構好みだね。
う~ん、しかしこの頃のクイーンは確かに美形揃いだな。女の子に人気が出たのがわかる。フレディの長髪もどこか妙な雰囲気があるものの異色のかっこよさだもんね。一番男勝りのロジャーが一番美形っつうのも面白い。う~ん、決してメジャーになるバンドの雰囲気ではないな(笑)。
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