Janis Joplin - Live from the Festival Express Tour



いや、そういう状況下であったもののひとつにジャニス・ジョプリンの「パール/レガシー・エディション」があって、以前「Pearl」については本ブログでも取り上げていたので、それで良いとも思っていたけど、せっかく入手してしかもディスク2のライブ盤がかなり素晴らしかったのでちょこっと書いてみようか、と。ディスク1の本編は以前書いてるのでパスして、ボーナストラックだけど、未発表バージョンの曲が多くて、確かに聴いてみるとなるほど、聴き慣れたモノとは違うというものではあるが大幅に云々ってものでもないのでまぁ、いいか、と。資料的に感動はそれなりにあるけどね。
で、ディスク2のライブ。先にリリースされた発掘映画「フェスティバル・エクスプレス」と同じライブから収録されており、1970年6月のカナダでのライブらしい。映画「ジャニス」にも幾つか収録されていたものだが、こうしてCDでまとめてライブ盤がリリースされるのは有り難い。やはりライブ盤はひとつの会場のひとつのライブが丸ごと入っているのが一番聴きやすいし、迫力がある。このライブ盤もそういう意味では多少編集はあるだろうけど空気感が同じで良い。
うん、やはり好きだなと思うのが「Maybe」や「Summertime」。後半の「Piece Of My Heart」以降はもうそれだけで好きだから、何も言う事ない。迫力と云うか本人普通に全力投球しているだけだろうが、それが凄くて。バックのギターが下手なのは問題だが、それでも迫力は凄い。こういうロックの熱は時代の産物か。途中「That's Rock'n Roll」なんてしゃれたタイトルが付けられた曲があるけど、ジャニスのバンドには珍しくシンプルでスピーディなロックンロールが展開されている。ジャニスは歌ってないのでバックの演奏だけながらも、こういうのにジャニスが絡むとどうなるのかなという興味があったりした。
映画の方もまだ見てないけど、好評を博しているし、ジャニスのこのライブを聴く限りでは相当良い雰囲気で行われたライブだろうから楽しそうだなと思われるのでいずれ、って感じではある。映画「ジャニス」もDVD化されたようだ。
- 関連記事
-
- Janis Joplin - Live At Winterland '68
- Janis Joplin - Live from the Festival Express Tour
- Janis Joplin - Pearl