The Cranberries - No Need To Argue

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 ようやくメタル色からは抜け出したものの女性歌モンからは相変わらず抜けられなくて、こないだMoonlightというバンドを聴いていてどこかクランベリーズ…と思って聴き直してしまったのでついでに書いておこうかな~って(笑)。どのアルバムがいいかな~なんて思いながら選んでいる楽しみってのはなかなか楽しいものがある。もうそんなこと何年もやってるのに今でもそういう作業が楽しいってのは凄いな、ほんと。まぁ、その分最近CD屋さんとか行って一生懸命何かを探すっていう行為が減ってるんだけどさ。自宅でそれに近いことができるのはなかなか趣味を満喫できるモノだ。

ノー・ニード・トゥ・アーギュ To the Faithful Departed

 The Cranberries 「ノー・ニード・トゥ・アーギュ

 1994年リリースのセカンドアルバム。ジャケットを見る限りまだまだ全然垢抜けないアイルランドのポップバンドと言った様相なんだが、これがまた音楽的にはかなりキュートで胸キュンとしたサウンド、っつうかほとんどがボーカルのドロレス嬢の個性的な声質によるものが大きいね。もちろん音楽の方もそれを生かすように決して激しいサウンドではなく、しっかりとメロディを重視したもので…と書きつつも、このアルバム最大のヒットソングは4曲目の「Zombies」だったりして、聴くとえらく派手に歪んだギターをバックに軽やかなリフレインのサビが心地良い曲だったりするんだけどさ。この一曲に引っ張られがちなんだが、全体的にクランベリーズらしいサウンドを打ち出したアルバムなんじゃないかな。この後の「To the Faithful Departed」なんかはそのおかげか凄く売れたアルバムになったしね。

 1990年代って結構アイルランドから色々なバンドが出てきて、多分U2の援助も大きく手伝っているんだと思うけど面白い音楽だなぁってのが世間的に聴けるレベルになった頃。うん、良いことだよね。お国柄を気にして音楽を聴く人ってのは全般的に見たらまだまだ少ないと思うけど、そういうのも意識しなくて耳に入ってくるようになるのは悪くない。やっぱ英語で歌われると日本人的にはそれが何処の国の人ってのも気にしないしさ。ここの所ヨーロッパ各国のモン聴いてたけど、ほとんど皆英語で歌ってるもんね。そういうのが当たり前、みたいにさ。その辺の意識の違いがメジャーなところなんだろうけどさ。

 話逸れたけど、既に解散してしまったクランベリーズ、今聴き直してみてやっぱり悪くない、結構好みの声だなぁと納得。久々に聴き直すと発見が多くていいね。ちなみに中古で見かければ300円以下で買えると思う(笑)。

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フレ
Posted byフレ

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  •  クランベリーズ「NO NEED TO ARGUE」
  • 最近はドロレスのソロ・アルバムばっかり聴いてる私ですけども、そこで改めてドロレス・オリオーダンという人の素晴らしさを確認したわけであります。それほど夢中にさせるほど良いソロ・アルバムですよ、マジで。という事でクランベリーズ時代のアルバムを聴きかえしたりも
  • 2007.08.04 (Sat) 21:10 | ROCK ANTHOLOGY BLOG
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  • The Cranberriesの2ndアルバム『No Need to Argue(ノー・ニード・トゥ・アーギュ)』。1994年発表。良くも悪しくも優等生的なアルバムという印象です。サウンドは1stよりも緻密になったと感じますが、そのかわりに初々しさは薄れています(2ndだから当然か)。Vo.ドロレ...
  • 2007.08.06 (Mon) 10:29 | ROCK野郎のロックなブログ