Hawkwind - Space Ritual (1973)

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 モーターヘッドのレミーとして今では有名だが、元々ホークウィンドの肩書きもこれまた割と有名で、モーターヘッドのレミーを期待してホークウィンドを聴いても全く徒労に終わるくらいに別のサウンドをやっているのでどっちのファンも被らないが、それくらいレミーは振り幅の広い二つの大物バンドを動かしていた。メジャーな感じではないからそれなりだろうが、そんなレミーがバンドの気運と共に一大絵巻を作り上げたのが1973年リリースの名盤「Space Ritual」でプログレ畑のマニアからは割と絶賛される事が多く、サイケデリック、アシッド、プログレッシヴな要素がたっぷりと詰め込まれた最強メンバーによる二枚組のライブ盤。昔からジャケットは知っていたけど、なかなか二枚組で値段も高かったので手を出せなかったので随分後になってから聴いたけど、今回また久々に手を伸ばしてみました。

 やはり、トリップしてないと聴けないかも。いや、ホントにひたすら同じビートで延々と効果音もたっぷりとグイグイと迫ってくるドラッグミュージックで、名盤と言うのか、凄いライブで、いわゆる音楽よりはもっと心地良いノイズサウンドに近いヘヴィメタル、コンテンポラリー、サイケです。その中に凄く芯が通っているのがレミーのベースやニック・ターナーのサックスで、レコードクレジットにはストリップダンサー「ステイシア」とまで書かれて、ステージでトップレスで踊っていたらしいが、他にも詩人担当がいたりとトリップしたステージが想像出来るだけに映像があれば面白いだろう。

 しかし、このアルバムは聴いているとクセになるかもしれないが、非常に心地良く溺れられる快楽を持っていて、音楽的に云々と関係なしにヘヴィでサイケデリックに迫ってくるし、しかもフロイドなどの60年代のサイケバンドとは異なっていて、もっと洗練されたレミーのグルーブが肝のもの凄いテンションの高いライブで、特に「Brainstorm」はもうひたすら1コードに近い音の洪水。凄い!以降バンドはまだ現役ではあるけど、音楽的には無茶苦茶になって、どんな音にも手を付けた感じで実態を掴むのが難しいけど、初期の作品は革新的に面白い。





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フレ
Posted byフレ

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