Moonlight - Floe
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Moonlight「Floe」

ユーロ圏と言うのは実に多国籍なバンドがひしめいていて、当然ながら民族的な個性をロックのサウンドに採り入れながら独自の解釈を見せることで幅を広げる、または独自色を打ち出すのは常套手段。ゴシックメタルの中でもそういった独自性を打ち出すことに成功している例がある。多くのバンドはどちらかと言うとゴシック様式という音楽性を出す事が独自色だと思われている節があるが、その中で更に独自の民族性を入れていくのはなかなか至難の業でもあるし、危険でもあるが、それがまたツボにハマるバンドを発見してしまった。
ポーランドのバンドでポーランド語で歌ってるのでちと英語サウンドとは違う印象を持つ事は当然独自性ともなる。まぁ、それで世界に出てこれるっつう事はやっぱ凄い実力だっただろうし、その個性こそが世界制覇に繋がるんだろう。そんな邪心なしに聴いてみるとこれが驚き。ゴシック様式のメタルサウンドに女性ボーカルという今までの図式に囚われる事なく伝統色をしっかりと打ち出している。冒頭のアカペラから印象的で、トラッドソング聴いてるんだっけ?と錯覚してしまうくらいに民族サウンド。あぁ、こういうのはやはりしっかり出来てて、だからこそ最初に持ってきて国民性出してるのかなぁ、とか…。それが素朴で良くて、途中からいつものゴシック的メタルサウンドになるけど、それ一辺倒ではなく、かなり幅広いサウンドのセンスを持ったバンド。ジャケットのセンスがイマイチなのでメジャーに成り切れないけど、音は凄く聴きやすいし綿密に作られているし、美しいし民族性も聴けてかなりよろしい作品です。彼等の三作目で最高傑作らしい。確かに新境地を開いているように聞こえるからなぁ。
全然ジャンルが違うけど、メロディセンスのどこかがクランベリーズに近い雰囲気あって、多分それは民族性を打ち出すという部分での近似だろう。ポーランドとアイルランドだから全然違うけど、声質が似てるのか。バックの音はもう全然違うけどそんな感じ。YouTubeで見れる映像の曲はこの世界ではかなりの名曲として知れ渡っているみたいなので聴いてみるのをオススメ。うん、日本人、こういうの好きだよ、多分。

ユーロ圏と言うのは実に多国籍なバンドがひしめいていて、当然ながら民族的な個性をロックのサウンドに採り入れながら独自の解釈を見せることで幅を広げる、または独自色を打ち出すのは常套手段。ゴシックメタルの中でもそういった独自性を打ち出すことに成功している例がある。多くのバンドはどちらかと言うとゴシック様式という音楽性を出す事が独自色だと思われている節があるが、その中で更に独自の民族性を入れていくのはなかなか至難の業でもあるし、危険でもあるが、それがまたツボにハマるバンドを発見してしまった。
ポーランドのバンドでポーランド語で歌ってるのでちと英語サウンドとは違う印象を持つ事は当然独自性ともなる。まぁ、それで世界に出てこれるっつう事はやっぱ凄い実力だっただろうし、その個性こそが世界制覇に繋がるんだろう。そんな邪心なしに聴いてみるとこれが驚き。ゴシック様式のメタルサウンドに女性ボーカルという今までの図式に囚われる事なく伝統色をしっかりと打ち出している。冒頭のアカペラから印象的で、トラッドソング聴いてるんだっけ?と錯覚してしまうくらいに民族サウンド。あぁ、こういうのはやはりしっかり出来てて、だからこそ最初に持ってきて国民性出してるのかなぁ、とか…。それが素朴で良くて、途中からいつものゴシック的メタルサウンドになるけど、それ一辺倒ではなく、かなり幅広いサウンドのセンスを持ったバンド。ジャケットのセンスがイマイチなのでメジャーに成り切れないけど、音は凄く聴きやすいし綿密に作られているし、美しいし民族性も聴けてかなりよろしい作品です。彼等の三作目で最高傑作らしい。確かに新境地を開いているように聞こえるからなぁ。
全然ジャンルが違うけど、メロディセンスのどこかがクランベリーズに近い雰囲気あって、多分それは民族性を打ち出すという部分での近似だろう。ポーランドとアイルランドだから全然違うけど、声質が似てるのか。バックの音はもう全然違うけどそんな感じ。YouTubeで見れる映像の曲はこの世界ではかなりの名曲として知れ渡っているみたいなので聴いてみるのをオススメ。うん、日本人、こういうの好きだよ、多分。
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