Fantasy - Paint A Picture (1973):
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昔アナログを漁っていた時にどうしても手に入れたかった一枚でアルバムガイドで紹介されて、その時にアルバムジャケットを見て、かなり欲しくなって探したけど見る事なかったし、カウンターフィットではなく一応ダブルジャケットで再発アナログ盤を買ったのが最初だけどそれでも良いと思ってた。
バンド名がこれまたそそられる、Fantasyで1973年リリースのアルバム「ペイント・ア・ピクチャー」が、バンド名とジャケットと英国的な想像を豊かにしてくれて、気に入ってたし、何となくファンタジックで起伏に富んだ壮大なスケールのバンドと思ってたけど、実際に聴くと全然逆で、フォークが中心のメルヘンチックな軽い感じで、マッチしない音と思ってたけど何回も聴いてた。
しばらく聴かない期間があったけど、先日もこの優しさ良いと実感しててFantasy名とアルバムジャケットとアルバム名「ペイント・ア・ピクチャー」がピタリとマッチした。ようやく分かってきた感じもあって今では未発表集のCDが出たり、この「ペイント・ア・ピクチャー」もボーナストラック付きでリリースされてるけど、手に入らない時期に目覚めた自分にはそんな印象。
音だけで言えばどこかBJHみたいな盛り上がりと叙情性を持ったバンドで、ギターはやたらと雰囲気を作るソロが巧いし、フォークギターでも基本楽曲構築を行うので、プログレとフォークと鍵盤を合わせて良い感じの雰囲気が出来た感じだがそれを良質な印象で包んでコーラスを入れた作品で決してメジャーな感性の作品ではないけど好きです。

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