After Forever - After Forever
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う~む、いくつもこんなの聴いてると当たりが出た時の嬉しさってのはなかなかいいね。実際聴いてみるまで自分が好むのかどうかが分からないので、あっちこっちと手を出さざるを得ない状況で、ようやく好みの音が分かってきた。多分構成的には平坦じゃなくて多少ドタバタしてる方が良くて、壮大なオーケストレーションやコーラスが正にゴシック調に入っていて、展開も派手で凝ってるのが良いらしい。だからNightwishとかWithin Temptationは好きなのだろう。そんな中、ジャケがイマイチ気を惹かなかったと云うだけで後回しにしていたバンドがありました。After Foreverですね。いやぁ、なかなかよろしいじゃないですか。
After Forever「アフター・フォーエヴァー」
こないだ出たばかりの最新作がかなり好評な傑作らしい。過去作品から聴いている人のレビューを見ててもこの最新作が一番っつうから、多分そうなんだろう。もちろんバンド名がタイトルになっているってのはそれなりの自信がある証明だから良いのだろう。ってことで聴いてみたら、かなりツボに入った。やはりお転婆な歌を歌う女性ボーカルの方がこういうバックの音にはハマってるし、鬼気迫る迫力も出てくるからいいね。Nightwishは巧いからそういう所があまりなくて、巧いなぁ~って感じだけど、After Foreverはそこまでの上手さじゃないから鬼気迫る迫力になってくるのが良い。曲構成も複雑な展開でなかなか好みだし、豪勢で壮大なアレンジも好み。しかも速い曲ですらしっかりと個性が出されているので聴いていてかなり心地良い。さすがに名前があちこちで挙がっていただけの事はある。ジャケットにもう少し気を遣って荘厳さを出しておいてくれればなぁ。
書き忘れたけど、こちらもオランダ産のバンドで2000年にデビュー、この作品は5作目らしい。三枚目の「インヴィジブル・サークルズ」もかなりウケが良くて名盤と言われているようだが、多分どれ聴いてもかっこ良いのだろうと期待しているバンド。今から過去を漁っていくけど、こういう楽しみもなかなかよろしい。昔はこうやって色々なの漁ってたなぁ。ただ、その時はこんなにどれもこれも似たような音ではなかったから、そういう意味では真に個性的なバンドってのはやはり今の時代は難しいのだろう。
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