Sonny Criss - Go Man! (1956):
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50年代末期のジャズ界と云えば60年代末期から70年代にかけてのロック界と同じく、多種多様のアーティストがこぞって作品を世に出してしのぎを削り合っていた熱い時代で、その分名作名盤、そして名レーベルなど多数生まれているが、中でもブルーノートは独特の文化が創られており今でも数多くのファンが存在する。他にも幾つかあったが、今回は超マイナーなインペリアルレーベルの傑作をリリースしたソニー・クリスを取り上げてみよう。
「ゴー・マン!」
色っぽいオンナを後ろにスクーターで走るジャケットが良い。そして中の音楽はいやらしさたっぷりの男の色気が情熱的にアルトサックスでプレイされていて、どの曲も色気が漂っているし、初っ端の「サマータイム」が有名なため焦点が集まりがちだけど、アルバム単位で聴いているのでおかまいなしでジャケットを裏切らない色気を持った作品でスタンダード的なモダン的な曲が多く入っているので聴きやすく、ピアノにソニー・クラークを配している傑作。
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