Hank Mobley - Roll Call (1960):

2 Comments
B00006C77D

 Hank Mobleyの「Roll Call」は1960年作品で、ドラマーはアート・ブレイキーながらもロック好きなガキでも熱いライブ盤で響いたし、この頃のブルーノート系は音も良いし録音のテンションの高さがスリリングで、白熱している演奏が多くて名盤ばかり。だからこそのブルーノート、ジャケットのトーンも含めて芸術作品になるが、ハンク・モブレーはテナーサックスで、フレディ・ハバードがペット、ウィントン・ケリーが鍵盤、ポール・チェンバースがベースとジャズ畑の猛者が揃ってのセッションで冒頭のメロディアスな旋律をテーマから一気にアルバム40分立て続けに聴かせてくれる素晴らしいアルバム。

 この空気感とタバコの煙まみれに汗臭いクラブの雰囲気がとにじみ出ていて音のひとつひとつに魂が込められて、お互いを知り尽くしているジャムセッションで、どの楽器もソロパートでは惜しげもなく腕を披露してくれて、更に全編メロディがキャッチーなムードがあって素晴らしい。ハードバップは好きで、こういうアルバムこそジャズでオススメな一枚です。



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 2

There are no comments yet.
おっさん  

ハンク・モブレーの「Dippin'」がヒットしたので、
60年代後半からのソウルジャズ系ブルーノートの
アルバムは凄く好きです。

2022/11/29 (Tue) 06:15 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>おっさん

「Dippin'」はホント、かっこよくて好きなアルバムですね。
昔のブルーノートはいつの時代に聴いても痺れます♪

2022/12/05 (Mon) 19:29 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply