Elvis Presley - Elvis Live (2006):
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ロックンロールの帝王は昔から変わらないし、普通に世代もあるけど、普遍的なかっこ良さとカリスマ性から帝王と言えばエルビスで、他に思い当たる人はいない。ただ、エルヴィスは自分達もそうだけど単なるアイコンで、レコード聴いたりビデオ見てもピンと来ないかもしれないが、それでもロカビリーはカッコ良いけど、今時はどう映るか。スコッティ・ムーアのギター聴いてカッコ良いから弾いてみようと思うだろうか、もしくはエルビスみたいに踊って歌ってみようと思うだろうか。
2006年にこんなカッコ良いジャケットで寄せ集めのライブ「Elvis Live」が良い音で出ていて、ベストライブ的なモノで面白そうだし、ほんとにジャケットからエルビスでカッコ良いから中身の前にカッコ良さがロック。CD流してみれば、驚くばかりのカッコ良さにビビるし、「CC Rider」から「Johnny B Goode」、「Johnny B Goode」は過去最高に速い演奏と歌のテンションで、エルビスの早口と歌声の良さとギターのフレーズの正確さとカッコ良さ。紐解いてみればこの寄せ集めライブ集は69年頃から70年辺りのライブで全盛期でもないし、もう過去の人になってた頃でこんなに白熱なプレイで、しかもカントリースタイルも健全で実力の程が違う。地力があってこそのスーパースターで歌は上手いしバックも完璧だし、そこにカリスマ性とスター性。
「Elvis Live」は寄せ集めだが、ライブそのもので通じる楽曲構成で序盤はハードに攻め立て、カントリー風味も入り、幾つかのカバーも入ってショウを盛り上げて終盤に突入と、実際にこんなライブを通してやってないけど、聴いてて盛り上がってくる感じで嬉しい。いつも聴いてたら飽きるけど、久々に聴いたらロック大好きだと実感するカッコ良さ。

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